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Scott McNealyとLarry Ellison氏が共同でタウン・ホール・ミーティングを行い、20年以上にわたるサンとオラクルの提携関係に続く新たな時代の幕を開けました。特に注目すべき話題のひとつとなったのが、オラクルのJavaテクノロジに対する従来にも増して熱心な取り組みです。オラクルは同社のすべてのアプリケーションにJavaテクノロジを採用する計画です。

2006年2月 -- サン・マイクロシステムズとオラクルは1月10日にサンのCEO、Scott McNealyとオラクルのCEO、Larry Ellison氏の共催により両社の社員を集めた会合を開き、20年以上におよぶ両社の提携関係に続く新たな時代の幕を開けました。

McNealyとEllison氏は、次の3点に力を入れていくと述べています。

  • Java技術におけるコラボレーション。オラクルは今後10年間も引き続きJavaテクノロジに取り組んでいくことを約束。
  • NetBeans IDEに対するオラクルの取り組み。これにより、オープンソース・ソフトウェアとコミュニティベースの開発を通じた技術革新を促進。
  • サンの最新のx64プロセッサ搭載サーバ、マルチコアのUltraSPARCプロセッサ搭載サーバ、およびストレージ・システム上で、現実世界で優れたパフォーマンスを発揮するオラクルデータベースおよびビジネス・アプリケーションを提供。

サンとオラクルの関係を発展させてきた要因はいくつかあります。たとえば、400万件以上の登録ライセンス数を誇るSolaris 10オペレーティングシステム (Solaris 10 OS) はきわめて大きな推進力となってきました。また、x64 AMD Opteronプロセッサベースのサーバや最近発表されたCoolThreadsテクノロジによるマルチコアのSun Fire T1000およびSun Fire T2000サーバなど、一新されたサンのサーバ製品ラインも推進力のひとつです。オラクルは、エンタープライズ・アプリケーションおよびデータベース分野における強みや、マルチコア・システム向けの新しい価格モデルをもたらしました。

これらの強みが生み出す相乗効果により、サンとオラクルはそれぞれの技術を普及させ、利益を創出する新たな機会がもたらされると期待しています。

20年におよぶリーダーシップの軌跡

Javaテクノロジは2005年に誕生から10周年を迎え、その成功が世界中で新しい機会を多数生み出しています。Javaテクノロジに対応するデバイスが25億台を超え、Javaプラットフォーム上で開発を行う開発者が世界中で450万人にのぼるまでに浸透したJavaテクノロジが、未来に力をもたらします。

今週、オラクルは今後10年間も引き続きJavaテクノロジに力を入れていくことを約束し、Javaテクノロジの主導的な地位の拡大を図り、その安定と発展を支援していくことを表明しました。その一環として、オラクルの新しいアプリケーションすべてにJavaテクノロジが採用される予定です。

サンはまた、開発者コミュニティのニーズにも対応し、Solaris Enterprise Systemの一部である多くの開発者向けツールのソース・コード公開に取り組んでいます。そのようなソフトウェア提供の一環として、サンはNetBeans IDEのオープンなソース・コードを配布しています。前述のとおり、オラクルはこのNetBeans IDEのサポートを表明し、あらゆるプラットフォームに対応するJavaテクノロジの開発促進に努めることを約束しています。

サンとオラクルは、今後もオープンなプラットフォームが成功し、発展を続けていくと確信しています。昨年、サンはSolaris 10 OSのソース・コードを公開しました。オラクルはこれを同社の64ビット・エンタープライズ・アプリケーションの開発および展開プラットフォームとして選択しました。

オラクルはサンの取り組みに対し、自社も参加してグローバルな拡大を目指すなどの支援をしています。また、Sun Tech Daysにも参加しています。Sun Tech Daysは、サンが技術的な専門知識やトレーニングを提供するために世界各地で開催している国際的なカンファレンスであり、2006年初めにはバンコク、シンガポール、インドのチェンナイなどで開催が予定されています。

サンとオラクルは、これまで以上に多彩な技術革新、選択肢、および価値を顧客に提供し、顧客にとってこれまで以上に展開が容易なソリューションを提供するために、次のことに取り組んでいきます。

  • オラクル/サンアップグレード・プログラムにより、顧客に最新のプラットフォームとアプリケーションを提供し、新機能の活用、容易なアップグレード、投資保護、さらにはシステムおよびグリッドの驚異的なパフォーマンスを実現します。

  • ビジネス・インテリジェンス/データ・ウェアハウジングおよび情報ライフサイクル管理:サンとオラクルが共同開発するソリューションにより、データ要素のマイニング、意思決定支援システムの展開、データ資産の作成から削除までの保護を支援します。

  • Sun Customer Ready Systemsプログラムは、工場であらかじめ統合および検証済みの、再現可能な構成を利用するものであり、システムの容易で迅速かつセキュアな入手を可能にします。サンは、開発および認定プログラムにより、サンのストレージ・システムをオラクルデータベースおよびアプリケーション向けに最適化する計画です。

  • サンとオラクルは、顧客にオープンなAPIおよびオープンな標準に基づくソフトウェアを提供し、現実世界の環境における統合をサポートします。現在は、オラクルのプラグ可能なFusionとSolaris Enterprise Systemとの統合が可能になっています。

サンは、過去6ヵ月間に2つの新しい業界標準サーバ・ファミリを発表しました。x64 AMD Opteronプロセッサベースのサーバと、CoolThreadsテクノロジを採用したマルチコアのSun Fireサーバです。これらのシステムはパフォーマンスで世界記録を達成しました。(こちらおよびこちらをご覧ください。)

オラクルアプリケーションのベースとしてのJavaと、サンのマルチスレッドOSであるSolaris、およびきわめて高速な性能を備えたサーバ製品の組み合わせにより、顧客は低価格で省スペース・省エネルギー設計のシステム上でオラクルアプリケーションの驚異的なパフォーマンスを実感できます。特に、金融サービス、通信、政府機関などの顧客に大きなメリットをもたらします。

サンとオラクルの提携は、いわばワンストップ・ショッピングのような環境を実現しています。サンはサーバからストレージまで、あらゆる技術にわたる総合的なシステムを提供し、アプリケーションからデータベースまでオラクルのすべてのソフトウェア製品の機能を補完します。サンは顧客にとって、革新的な技術、価格、パフォーマンスを兼ね備えたエンド・ツー・エンドのシステムを単独で提供できる有力な選択肢となります。このようなサンとの提携により、オラクルはビジネス・インテリジェンス/データ・ウェアハウジング、情報ライフサイクル管理、法令遵守、グリッド・コンピューティングなどさまざまな要件に対応できる効率的なシステム構成を顧客に提案することが可能になります。

サンとオラクルにとって、20年の提携はほんの始まりにすぎません。

メモ
  • オラクルデータベースにおけるシェアNo.1
  • オラクルのEビジネス・アプリケーションにおけるシェアNo.1
  • SiebelおよびPeopleSoftのプラットフォームとして第3位
  • Solarisはオラクル用OSプラットフォームとしてNo.1
  • Java/J2SEのパートナーとしてNo.1

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