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Webアプリケーションを実現するためのプラットフォーム 2007年1月 -- 技術革新によりインターネットは進化し続けており、現代の企業にとって不可欠なWebベースのアプリケーションやサービスのために、より充実した環境が生み出されています。しかし、重要性が高まりつつあるアプリケーションとサービスをサポートするインフラを作り出すには、ミッションクリティカルなセキュリティ、スケーラビリティ、信頼性を提供するオペレーティング・システムが必要となります。 サンは今回発表した一連のアップデートにより、企業にとっての最適な選択として長年認められてきたSolaris OSが、新興のWebアプリケーションおよびサービスにとっても戦略的な選択肢であることを示しました。 セキュリティ、仮想化、パフォーマンスの新たな基準を設定 今回発表されたアップデートは、Solaris OSの効率性、安全性、信頼性を高め、データ管理とビジネスの継続性にとって大きなメリットを提供します。Solaris 10は、Webベースのアプリケーションとサービスのために企業が求める、企業レベルのセキュリティ、信頼性、サポート、コンプライアンスを提供できる唯一のオペレーティング・システムです。また、市販のどのOSよりもコストが低く、より多くのx64/x86プラットフォームに対応します。対応プラットフォームの数は735種類で、この数はなお増え続けています。
優れたスケーラビリティと高い可用性 Solaris OSは、幅広く利用可能な業界標準のx86サーバから高いスケーラビリティと可用性を誇る企業クラスのサーバまで、拡張性が実証されている唯一のオペレーティング・システムであり、Web階層インフラを活用してサービスとソリューションを提供することを目指す企業にとって、選択に値する戦略的なプラットフォームとなっています。 Solaris OSの今回の新バージョンは、Webベースのアプリケーションやサービスの実行に最適化されています。無償のオープンソース・ソフトウェアであるSolaris OSは、Apache、Samba、Tomcatなど180種類を超える最新のサードパーティ製オープンソース・パッケージが同梱されており、即実行できるようプレコンパイルされています。他のオープンソース・ソフトウェアとは異なり、Solaris OSをご利用のお客様にとって、そのOSの運用とそれを利用するシステムの開発はサンによってしっかりと補償されるため、第三者から受けるかもしれない訴訟などの問題をあらかじめ回避できます。 Red Hatの半分のコストで実装可能
サンのSolaris担当副社長Tom Goguenは次のように述べています。 Solarisの新機能 今回リリースされたアップデートは、Solaris OSの持つ高度なセキュリティ、仮想化、高可用性技術を継続的に改善するいくつかの新機能を提供します。これらの新機能には、次のものが含まれます。
地球上で最も安全なOS 人気の高い市販のオープンソース・システムは、機能的には優れているかもしれませんが、企業クラスのセキュリティが確保されているとは限りません。Solaris OSは、カーネルからアプリケーション・レイヤに至るまで、企業の安全性を確保するための優れたセキュリティ機能を提供しています。 Solaris OSの最新アップデートは、新たに統合されたSolaris Trusted Extensionsにより、最高レベルのセキュリティをオープンソースの持つメリットに融合します。そのため、各国の法規制や業界のコンプライアンス要件にも自信を持って対応できます。Trusted Extensionsではラベルによるセキュリティ制御によって、データの機密性や所有権に基づき、厳格なアクセス制御を実現できます。 消費者のクレジットカード情報などの個々のデータや、ユーザ、ドキュメント、端末など、OS内のすべてのオブジェクトにセキュリティポリシーを指定できます。たとえばSolaris OSでは、「共用文書のみ」と分類されたプリンタで「機密」と分類されたドキュメントを印刷したり、「共用」ドライブまたはディスク(リムーバブルメディア)に「内部使用のみ」のファイルをコピーしたりすることはできません。 このほかの新機能には、重要ではないネットワーク・サービスを無効化するためのデフォルトの動作を設定するSecure by Default Networkingがあります。この機能を実行すると、インターネットに曝されるリスクを低減できますが、通常のアウトバウンド通信機能 (Web閲覧や電子メールの使用など) を損ねることはありません。 共通基準による認証 Solaris OSは既に最も安全なOSですが、先日、サンは、Solaris 10 3/05が米国政府系組織のセキュリティ評価・認定基準のひとつである「Common Criteria Certification」において、市販される汎用オペレーティング・システムとしては最高レベルの評価に値する「EAL4+」を取得したことを発表しました。つまり、Solaris 10 OSが商用OSとして最高レベルのセキュリティを提供することが証明されたのです。 また、Solaris 10は、日本における情報基盤強化税制の対象OSとなりました。これにより、最新のSolaris 10 11/06を含むSolaris 10 3/05以降のSolaris 10オペレーティング・システムを導入した企業や事業者は、基準取得価格 (取得価格の70%) に対する10%の税額控除または50%の特別償却などの税制上の措置を受けられることになります。(プレスリリース:Solaris 10 が情報基盤強化税制の対象に) Web階層に最適 Solaris OSはまた、新たに統合されたSolaris Clusterを通じて、卓越した可用性、ビジネスの継続性、障害回復機能を提供します。Solaris Clusterは、サーバ、ストレージ、ネットワーク、相互接続、OS、アプリケーションの潜在的な障害発生箇所を解消することで、ソフトウェアサービスの可用性を改善するとともに、ダウンタイムからソフトウェア・サービスを保護します。 最新バージョンには、Live UpgradeおよびSingle-Step Upgradeのサポートが含まれ、クラスタ・アップグレード時のダウンタイムを解消します。また新しい設定ウィザードは、クラスタ・ソフトウェアの実装を容易にし、システム設定エラーを解消します。
サンのストラテジー開発マーケティング担当Peder Ulanderは次のように述べています。 改善された仮想化機能 OpenSolarisと最新のアップデートが搭載されたSolaris OSは、業界で最も包括的なシステム仮想化機能セットを提供します。 Solaris Containerは、Solaris OSに組み込まれた仮想化技術で、Webサーバまたはアプリケーション・サーバなどのアプリケーションを1台のマシン上に統合できます。コンテナを使用すると、サーバ稼動率を80%まで安全に高めることができます。 Solaris OSの最新のアップデートに含まれる新機能を使用することで、システムのコンテナの複製、移行、名前の変更を行えるようになります。たとえば、完全に構成したWebサーバの「マスターコピー」を作成し、同じマシンに同一の複製を作成することも、業務上の必要に応じて、別のマシンに複製を移行することもできます。さらに、コンテナごとにセキュリティ権限を設定できる新機能も加わりました。これにより、特定のアプリケーションや環境の状態に応じて、コンテナのセキュリティレベルを低くしたり強化したりできます。
Goguenは次のように述べています。 このリリースには、この他の仮想化技術である「論理ドメイン」も含まれています。これにより、ダイナミックなプロビジョニングが可能になり、各UltraSPARC T1ベースシステムで最大32個のOSインスタンスを実行できるようになります。論理ドメインとコンテナとは互いにシームレスに機能するため、各論理ドメイン内でSolaris Containerを実行できるようになります。この2つの機能を組み合わせることにより、各アプリケーションで、最も効果的な仮想化技術を利用できるのです。 サンは今後も、画期的な仮想化技術をSolaris OSに追加していきます。たとえば、仮想マシンにソフトウェア・インタフェースを提供する疑似仮想化技術、オープンソースXen Hypervisorなどがあります。Open Solaris OSはXen Hypervisorに対応済みで、Solaris OSでは将来利用可能になります。 その他の機能拡張 今回新たにリリースされたSolaris OSは、ZFSファイルシステム、Solaris予測的セルフヒーリング、およびNetwork Layer 7 Cacheの機能も拡張し、Webアプリケーションの実行を高速化するとともに、信頼性をかつてないほど向上します。また、Sun Java System Application Server Platform Edition 8.2およびSun Java System Message Queue Platform Edition 3.7の最新バージョンも含まれます。 ZFSの改良により、ストレージ管理およびファイルシステム管理が容易になり、データの保護レベルも向上します。Solaris予測的セルフヒーリングは、Sun Fire X4500のSATAディスク・ドライブと統合され、ディスク障害を事前に警告し、障害を軽減する機能を提供しています。Network Layer 7 Cacheは、WebサイトのためにHTTPキャッシュを実行し、Webサーバの応答時間を高速化します。 OpenSolaris:技術革新に対してオープン OpenSolarisは、サンが支援するオープンソース・プロジェクトであり、Solaris OSのソース・コードに基づいています。2年前に誕生したOpenSolarisコミュニティは、コラボレーション、議論、イベント、ソースのダウンロード、開発者用ツールなどを一箇所に集結しており、未来のSolaris OSのバージョンの礎となっています。実際にSolarisの「キッチン」で「何が料理されているか」を見てみたい開発者は、OpenSolarisをダウンロードし、OpenSolarisを使用するだけで、エキサイティングで革新的な製品を作り出すことができます。さらに開発者には、コードへの貢献が奨励されています。OpenSolarisの目玉は、Solaris OSで提供される重要な技術革新 (DTrace、コンテナ、予測的セルフヒーリング、ZFSなど) です。またOpenSolarisには、18,000人ものコミュニティ・メンバーが参加し、41ものユーザグループがあり、Nexentaなど複数のディストリビューションが存在します。OpenSolarisはまた、栄誉あるCodie賞の最優秀オープンソース・ソリューション部門で受賞するという栄誉に輝きました。 「Hats Off to Solaris」で容易な移行を実現 エンタープライズ・アプリケーションおよび新しいアプリケーションのオペレーティング・システムを選択するにあたって、Solaris OSは、お客様の事業内容やお客様が稼動中のWebアプリケーションおよびサービスの種類を問わず、最も安全で戦略的な選択肢となります。Hats Off to SolarisやWeb Tier Advantage Programなどの新たなプログラムでは、ツール、マニュアル、サービスをご用意し、Solarisへの移行をできる限り簡単にしました。これにより、移行の負担が軽減され、サンに対する安心感を長期的に保証します。 詳細については、Solaris OSの製品ページをご覧ください。 (*) 本記事掲載日(2007年1月31日)時点において日本国内では未発表・未提供の製品やサービスも含まれます。 この記事は、米国Sunのホームページ (http://www.sun.com/) にて、掲載されたFeatured Articleの抄訳です。原文は以下のURLでご覧いただけます。 |
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