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トップ・インタビュー:VMWare社が語る『仮想化』
~メリット満載の仮想化技術、導入した企業が結局得する~

仮想化とは何でしょうか?また、仮想化は、企業の最終的な収益にどのような影響をもたらすのでしょう。
カリフォルニア州パロアルトを拠点とするVMware社は、ここ10年間で、コンピューティングの効率化を促進する仮想化技術によって急成長を遂げました。
仮想化がもたらすビジネス上の利益について、VMwareで製品及びソリューション・マーケティング担当バイス・プレジデントを務めるRaghu Raghuram(ラグー・ラグラム)氏にお話を伺いました。
仮想化とは?どんなメリットがある?
| A: |
仮想化とは、サーバのリソースを分割する(または切り分ける)ソフトウェアのレイヤで、複数のオペレーティング・システムが同時に、しかも安全に、リソースにアクセスできるようにします。これは、いわゆる仮想マシンを作り出します。仮想マシンとは、実際のサーバのように機能するソフトウェアです。仮想化によって、より少ない数のサーバで、より多くのアプリケーションとオペレーティング・システムを実行できるようになります。
この技術を使用して、サーバ全体のリソースを集約することもできます。これにより、需要とは関係なく一箇所への集中を回避する、コンピューティング・リソースのプールを作成できます。仮想マシンに障害が発生した場合も、ビジネス・アプリケーションを別の仮想環境に移行でき、業務に影響を与えることはありません。 |
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| Q: |
これがどのようにして運用コストの削減につながるのですか。 |
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| A: |
仮想化により、ハードウェア購入コストを大幅に削減することができます。増加し続けるハードウェアの格納場所について心配する必要もありません。さらに、業務上の重要なアプリケーションを複数のサーバに分散する必要がなくなり、アプリケーション及びオペレーティング・システム管理のコスト効率が改善されます。 |
| A: |
多くの公共事業がそう判断して、仮想化プログラムを採用する企業に奨励金やインセンティブを提供しています。当社の調査によると、仮想化技術を使用することで、サーバ1台あたりの平均の電力コストと冷却コストは年間約560ドル削減されるということです。つまりこういうことです。平均的なアプリケーションは、通常、サーバ電力の10%〜15%しか使用しません。しかしサーバは、少数のアプリケーションを実行する場合も、多数のアプリケーションを実行する場合と同等の電力を必要とします。このため、通常10%の使用率で稼動しているサーバの使用率を50%に引き上げることができれば、電力効率は5倍に跳ね上がります。 |
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| Q: |
仮想化が最終的な収益にもたらす影響として、この他にどのようなものがありますか。 |
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| A: |
仮想化技術は、市場情勢の変化に対する、より迅速な対応の実現に大いに貢献します。こうした利点は、技術が成熟するにつれて増大していきます。例えば、かつては、多くのサーバを購入、テスト、実装することが、顧客の需要の増大に応えるための方法でした。これまでは市場の変化に対応するのに数週間から数ヶ月もかかっていましたが、仮想化により、企業は既存のサーバのコンピューティング能力を最大限に活用することが可能になり、ほんの数日、あるいは数分で、需要への対応を実現できます。 |

【その1】 ハードウエアの購入コストを節約できる! |
【その2】 システムの管理効率が改善できる! |
【その3】 電力消費量が削減できる!(=地球に優しい) |
【その4】 短時間で、コンピューティング能力の増強が可能! |
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仮想化は大企業だけがやるものなのか?
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| Q: |
仮想化はサーバに限定されますか、それともデスクトップ・コンピュータでもできますか。 |
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| A: |
仮想化は確実にデスクトップでも活用可能です。特に、管理性とセキュリティの向上に役立ちます。例えば、請負業者や遠隔地の従業員が使用するデスクトップ・システムの管理やセキュリティの確保は必ずしも容易ではありません。仮想化を利用すれば、ITマネージャはこれらのマシンのエリアを分割し、アプリケーションの通信を、認可されたネットワーク接続に限定することができます。 |
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| Q: |
仮想化を採用する上で、企業の規模は問題となりますか。 |
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| A: |
あまり問題になりません。当社の仮想化技術は、従業員数が50人以下の小規模企業から、フォーチュン100にランクインしている大企業まで、幅広い規模の顧客企業に採用されています。仮想化技術の活用レベルは企業によって異なります。所有するサーバの数や、ハードウェアの仮想化に対してどれほど積極的かに依存するところもあります。 |
| A: |
今のところ、仮想化の限界は、1つのアプリケーションが必要とするサーバ・コンピューティング能力に関連しています。少数(市場の10%程度)のビジネス・アプリケーションは、単一サーバによる専用ホスティングを必要とします。しかし、残りの90%の業務上の重要なアプリケーションについては、仮想化はきわめて良好に機能します。 |

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今後、仮想化はどのような方向へ行くのか?
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| Q: |
この5年間で仮想化産業はどのように変化しましたか。 |
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| A: |
あまり多くの人には知られていませんが、仮想化技術は(少なくともメインフレーム・コンピュータでは)1960年代から存在しました。しかし、当社が標準的なx86サーバの仮想化に取り組み始め、この技術がもたらす利益を企業全体で享受するようになったのは、1990年代の後半になってからです。今や仮想化は、ハイテク産業全体の製品ロードマップにおける重要な一要素となっています。プロセッサ・メーカは、より多くの仮想化機能を実現できるよう、自社のアーキテクチャを変更しています。また、ハードウェア・メーカでは、仮想化を最大限まで発揮するよう構成されたサーバを販売しています。 |
| A: |
次なる大きな波は、ビジネス継続性(Business Continuity)です。Sun SPARCサーバなどのUNIXベースのマシンを使用している企業のほとんどは、IT投資を災害から保護するビジネス継続性機能への投資を既に行っています。しかし、多くのIntelベースのサーバでは、環境の複雑さにより、こうした対策の実施が困難になっています。
仮想化によって、複数のアプリケーションやオペレーティング・システムにわたってビジネス継続性機能をスムースかつ低コストでインストールすることが可能になります。仮想化がコンピューティングの効率性を向上させるとは、このことです。企業は機敏性を向上しつつ、最終的なコストの節減を実現できます。
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Raghu Raghuram(ラグー・ラグラム)氏について
ラグー・ラグラム氏は、VMware, Inc.の製品及びソリューション・マーケティング担当バイス・プレジデントとして、同社のインフラストラクチャ・ビジネスにおける国際製品マーケティング、ソリューション・マーケティング、事業計画を統括しています。ラグラム氏は、2003年にVMwareに入社する以前は、Netscape、AOL、Bang Networksで製品管理及びマーケティングに関する職務を歴任しました。
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