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手軽にネットワーク接続を切り替えるツールを入れる 前回までのダイヤルアップでは毎回コマンドを入力して接続しなければなりません。また複数の場所でノートPCを使用する場合は、その度にネットワーク設定を切替えなければなりませんでした。Windowsではこの様な簡単なツールがフリーウエアで用意されていますが、SolarisではSolaris自身のコミュニティ(OpenSolarisコミュニティ)で便利なツールとして、ネットワーク接続を簡単に出来るツールinetmenuが公開されています。これを使えばダイヤルアップの際に簡単にネットワーク環境を切替えられる様になります。OpenSolarisコミュニティで作られているので、今後はSolaris 10に吸収され標準のツールになるかもしれませんが、まずはそれの先取りをしてみましょう。 パッケージの入手 以下のページからパッケージをダウンロードします。
ダウンロードしたパッケージを解凍し、インストールします。inetmenuはパッケージ形式でも提供されていますので、インストールもとても簡単です。また、最低限利用出来る設定とサンプル設定もインストールされますので、初心者でもあまり迷うことなくインストール及び利用が出来ます。
inetmenuを使う前の事前準備 inetmenuは便利なツールなのですが、既にネットワークインターフェースの設定がされていた場合、正しく動作させることが出来ません。ですので、EthernetやWirelessデバイスのネットワーク設定、具体的には/etc/hostname.インターフェース名のファイルを削除しておきます。 inetmenuのメニューアイテムを作成する inetmenuで表示される最初のメニューは、Dialup・Ethernet・Wireless等があります。これらは使用しているノートPCに実装されているネットワークインターフェースに応じて/etc/inetmenu内にあるETHERNET-INTERFACES、WIRELESS-INTERFACESから選ばれます。Dialupについては/etc/ppp/peers/にファイルがあれば表示され、なければDialup自体が表示されません。 また、Ethernet・Wirelessについては、選択すべきネットワーク設定は/etc/inetmenu内に記述しますが、Dialupについては/etc/ppp/peersのファイルを引っ張ってきますので、既にダイヤルアップ設定が完了している場合は特にここでファイルを作成する必要がありません。 またEthernet・Wirelessの場合でDHCPのネットワークの場合、特にメニューのファイルを作成することなく標準で用意されているDHCP、DHCP-NoNISを使用することが出来ます。しかし、固定IPアドレスを使用している場合、用意されているstaticを使用するとIPアドレスとネットマスクしか設定出来ません。DNSやデフォルトルート等が設定されない為、ネットワーク通信が正しく出来ない場合も出て来ますので、固定IPアドレスを使用している場合は、以下のファイルを作成しましょう。 尚、作成したファイル名がリストに表示されますので、ファイル名はわかりやすいものを設定しておくことをお勧めします。
inetmenuの実行 ではinetmenuを使用して、WillcomのAirH"でダイヤルアップをしてみましょう。
inetmenuはグラフィカルなメニューです。ですので、いつも使う場合にはデスクトップ上にランチャーを作成しておくと便利でしょう。 ![]() ダイヤルアップ接続の終了方法は、pppdコマンドを使用した時と同じです。
inetmenuを使用すれば、今まで複数のコマンドを使用して切替えていたネットワーク設定が簡単に出来る様になり、より一層Solarisでモバイルしやすくなります。皆さんもぜひ利用してみて下さい。 Let's報告 今回はOpenSolarisコミュニティのパッケージを使用しましたが、動作の可否はOpenSolarisコミュニティに報告をしましょう。これからのドライバ等の改善に役立つことでしょう。 本記事は、サンのユーザ様自らの体験をお寄せ頂いたものであり、サン・マイクロシステムズ社としての公式情報ではありません。
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