
2006年11月13日、サン・マイクロシステムズは、プログラミング言語Javaのオープンソース化について記者会見を行ったが、この最後に驚きの発表があった。Javaのお馴染みマスコットキャラクターDuke(デューク)との“契約”を解除し、今後は誰でも自由に契約を結べると発表したのだ。 |
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運命の日
 IT業界では、 最も有名なキャラクターの一人Duke |
アメリカでは、漫画映画に登場するネズミのキャラクタのために著作権の有効期限を延長するなど、権利の強化に動いている中で、これは驚くような決定だと言える。
マイケル・ジャクソンからヒラリー・クリントンまでマナ板に載せるハリウッドのゴシップ雀も、これには開いたクチがふさがらなかったのか、スーパースターの新たな門出に誰も触れることはなかった。しかし、ファンの多くは拍手喝采していたようだ。
実を言えば、完全にDukeとサンの契約がなくなってしまった訳ではない。Dukeは、新BSDライセンスという利用条件の下で、これからも仕事を続けるという。
新たな活躍の場は「Duke Project」
新たなチャレンジを控え、くつろぐDuke |
そこで記者は、Dukeの新しい活躍の場である彼の専用オフィス「Duke Project」を訪れてみた。
ここでは、これまでDukeが活躍した画像やアニメーション、それから3D-CGデータを公開している。ボーリングのピンのような形のペンギンデータもあるが、これはエキストラくらいしか使い道がないかも知れない。
3D-CGのデータは、LightWave 3Dという定番3D-CGツールので構築されたものだ。3D-CGファイルは、LightWave 3D形式のほかに、DXFやOBJ形式でも公開されている。このような技術に詳しい日本のCGギークであれば苦もなくレンダリングできるだろう。
Dukeの生い立ち
Joe Palrangによるコンセプトデザイン |
Dukeは、もともとJoe Palrangにより創造された。当初は、サンの「Green Project」の仲介者キャラクターとなる予定だった。
しかし、彼の生来の魅力は、このような小さなプロジェクトでは納まることはなかった。Javaをお披露目したとき、マスコットキャラクターとしてデビューしたのだ。
以来10年間、彼はアイコンやTシャツの上で、常に人々の注目を集めてきた。
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Dukeと仕事をしたい!
Duke Projectでは、Dukeについての良くある質問を次のように掲載している。彼と仕事をしたいという人は、目を通しておくといいだろう。
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サンは、私たちが「Duke」と呼ぶキャラクターのイメージを構成するいくつかのファイルをライセンスします。 |
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サンは、Dukeの名前について、いかなる権利も主張しません。私たちは、Dukeという名前を非公式に使ってきました。私たちは、イメージだけをライセンスし、名前はライセンスしません。 |
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はい。あなたは、ライセンス条項にしたがって、これらのファイルやあなたの修正版をあなたのコードに含めたり、あなたが商用販売するオープンソースのJavaテクノロジーとソフトウェアの配布物に、あなたの修正版を含めることができます。
例えば、あなたは、これらのファイルをスプラッシュスクリーンやメニュー、そのほかユーザインターフェースのパーツとして使用できます。 |
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はい。 |
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私は、イメージを私のウェブサイトに使ってもいいですか? |
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はい。あなたのウェブサイトでの使用は許可されています。 |
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はい。もしも、これらのイメージが、あなたのニーズに合わなければ、トンボ返りさせたり、スキーさせたり、ベースジャンピング(Wikipedia)などさせればいいでしょう。ここには、あなたの作業の基盤となるIllustratorやLightwaveのファイルがあります。
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もしも私のウェブサイトでDukeのイメージを公開したら、BSDライセンスのテキストを含める必要がありますか。 |
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いいえ。 |
なお、Duke Projectでは『建設的な批判を歓迎しますが、Java技術やJava共同体をこきおろすために、これらのイメージを使用しないようお願いします』と述べている。
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プレゼン用クリップアートを作成してみた
そこで、記者もDukeのクリップアートを作成してみた。
これは、プレゼンテーションで利用できるファイル形式になっている。OpenDocument(OpenOffice.orgまたはStarSuiteで利用できる)、SVG形式、そしてPowerPointファイルだ。
誰でも自由に利用できるよう、Duke Projectと同じライセンスとする。修正したり、他の画像と組み合わせてもいい。
Javaについてプレゼンテーションする際には、ぜひ利用して欲しい。
では、我らがDukeに与えられた、新しい自由を楽しもうではないか。彼も、喜んで、得意の側転を披露してくれるだろう!
※著者のタイトル、所属等は、執筆当時のものであり、現在と異なる場合があります。
また、日本サン・ユーザ・グループは2007年6月をもって休会しております。
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