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ホームディレクトリのアイコンがなーいッ
さて、Solaris Expressのデスクトップをいろいろ突っつき回し、ハメられたかと思った雷鳥の不始末(前回参照)も見事に解決した今日このごろだが、ひとつ、イラつくことがあった。 「ホームディレクトリ」と言えば、とにかくそのユーザが作業するために必要な設定ファイルやフォルダ(ディレクトリ)が揃っている場所だ。それらの編集はもちろん、自分でフォルダやファイルを新規に作るなどの書き込み作業が無条件で許されている唯一の場所。 自分だけで使うアプリケーションだって置いて動かすことができる。GUIだと「ディレクトリ」を「フォルダ」ということが多いけれど、「ホーム」といえばやっぱり「ディレクトリ」と言いたくなってしまうくらい、ユーザにとっては全ての基点、心のふるさと、終の棲家とさえ言える場所なのだ。 ところが、デスクトップ上でその「ホーム」へ行こうと思うと、まず「ドキュメント」をダブルクリックして開いてから、その上のディレクトリに戻るか、「コンピュータ」を開いてから「ファイルシステム」「export」「home」「noniko」と降りて来なければならない。まことにめんどくさい。 「初心者などは、ホームの環境設定ファイルをいじったり、アプリケーションを導入などすることはあり得ない。むしろ、ヘンにいじられないように隠しておいて、代わりに書類やら絵やらを保存する場所さえ与えておけば十分」 とでも言わんばかりだ。てやんでェ!世の中には「環境とかいろいろいじりたいけどコマンドはちょっとめんどくさ」っていう、初心者に毛が生えたようなヤツだっているんだゾ!我々起毛初心者を無視するな!ホームおォデスクトップからすぐに開けられるようにィ、アイコンを寄こせ(オー)寄こせ(オー) て、自分で作れ。 ハイ。では作りましょう。なお、本原稿作成時にはすでに我がnonikoデスクトップはカスタマイズされまくって余計なモノもたくさんあるので、以下のスクリーンショットの多くは新しいユーザ「noniki」を作成して、そのデスクトップで行った作業です。 ホームディレクトリを表示させるには、「シンボリックリンク」を作ってもいいが、ワタシは「アプリケーション」の「ランチャ」にしたい(※1)。デスクトップを右クリックして「ランチャの生成」を選ぼう。 これは前回Thunderbirdを新規導入して、「起動メニュー」に登録したときとかなり同じだ。
さて、アイコンは?...図3で、「なし」と書かれているのは、「アイコンがない」ってことで、これ自身はボタンだ。これをクリックすると、ウィンドウが開いて「/usr/share/pixmaps」フォルダに集められているアイコン集を見ることができる。 たのしっしょ、ねッ!この中からいかにもホームっぽいアイコンを探せばいいのだろう、例えばこんな...
が...デスクトップを極めたいワタシにはひとつ不満があった。 あのアイコンでなきゃイヤなのーッ
実は、「ファイルブラウザ(nautilus)」で地道にホームディレクトリを探すと、最初からこんなアイコンがついている。 かっわいいぃー。 図5のじゃダメってわけじゃないけど、デスクトップを極めたいワタシとしては、その隅々までもが自分の思うようにならないと気がすまないッ。なんだこの辛気くせェアイコンは、こんなものをランチャのアイコンに使えるかガチャーン。 ファイル検索ツールで燻り出せ!
図6のカワイイアイコンはどこにあるのか?それを突き止めるにはファイル検索だ。起動メニューから、「Find Files...」を選ぶ。 ファイル検索のための設定ウィンドウが立ち上がる。 「対象となる名前」は、「home」という語を含む「.png」ファイルに違いないッ。そこで、「*home*.png」とする。 何だその自信無げな返答はッ!貴様それでも検索ツールかッ!ていうかこれはむしろこちらが、ヒラユーザのくせにそのデスクトップ風情から恐れ多くも「ファイル・システム」をあまねくさらったので、ヒラにはその存在を知らせることすら許されないやんごとなきフォルダやファイル(※5)までも覗こうとしたことへのお咎めを受けているのである。 だがこちとら用があるのは酔狂な画像ファイルにすぎないので、ハイハイわかりましたとメッセージを閉じる(※6)。 アクセスエラーがあっても検索がチャラになるわけじゃないので、見つかりゃいーんだ見つかりゃ。というわけで結果を見るとホラ、203個も見つかったらしいhome関係の画像ファイルの中のそこだーッ! 同じアイコンは違うファイル名で他にもいくつか見つかったが、全部「/usr/share/icons/nimbus」のように、「nimbus」という名前がファイルパスについている。 「nimbus」って何だ? 調べてみたら(※7)、なんとJavaのSwingで動作するデスクトップテーマで、サンと ≫ SwingLabs Java Desktop Technology(英語)
なーるほど!どうもLinuxとかで採用しているGnomeデスクトップに比べて、フォルダアイコンの形がやけに正方形だと思った!これは言ってみればSolaris Expressならではのルックアンドフィールだったというわけだ。他のOSじゃあちっと見られませんゼ、ゲヘ、ゲヘヘ。 ウーム勉強になった!「ホームアイコンなんて、屋根ついてりゃいいや」とおさまっていたら、こんなことにも気づかなかったかも知れない。 で、何すんだっけ えーとそうだ!図4、もうスクロールホイールブン回しでさかのぼらないと何の図だったか覚えちゃいねぇような以前出したアレの参照欄に、このカワイイホームのアイコンが入っているフォルダを指定するんだった。 「参照」ボタンをクリックして探してもいいし、もうチョクで打ち込んでもそれほどの手間ではない。 図10で「user-home.png」をクリックすれば、ランチャのアイコンに決定だ。
これで、デスクトップからホームディレクトリを開くことができるようになった。 そして図11のランチャのアイコンをそのまま下部パネルにドラッグドロップすればッ。ほぉーらパネルにもランチャができるので、デスクトップがウィンドウなどで一杯になった状態でも大丈夫、すぐにホームを開くことができるんデス。 ブックマークを貼りまくれ でもまだ足りないッ!とにかくホームディレクトリであるから、ヒアゼアアンドエブリホエアー(※8)、どこからでも開けたい!
例えば、起動メニューに「場所」というのがあるが、なんだか行き詰まった感じの「場所」ばっかりだ。 ここにも「ホーム」、あるいは「ドキュメント」とかよく開けるフォルダを表示できるようにしたい。 それには「ファイルブラウザ」で「ブックマーク」を作ればいいのだ。 「ブックマーク」そう、日本では同じ機能について「お気に入り」などと、暢気っていうか忙しいときには大いに神経をサカナデ(※9)する呼び方が出回っているゆえに利用する気を激減させるが、Gnome for OpenSolarisの場合コレは使わにゃソンソンだ。 ホームディレクトリを「ブックマーク」に追加するには、ファイルブラウザでえっちらおっちらホームまで行ってから、プルダウンメニューから「ブックマーク」を選べばすぐにわかる。 一度ログアウトしてからログインし直してみよう。今度は「場所」を開くとホームディレクトリの「noniki」が現れた(※10)!
ブックマークとファイルブラウザの華麗な連携 この「ブックマーク」を華麗に利用するには、「ファイルブラウザ」との連携が欠かせない。 かつ、その「サイドフレーム」として「場所」を表示するようにしておく。 ちなみに「情報」を表示するようにすると、その巨大なアイコンと、無駄なスペースの使用感に呆然とする。
とにかく図17のようにしておけば、ファイルブラウザでどこに迷い込もうとも、いつでもホームディレクトリが開ける。 ブックマークとアプリケーションのナイスな連携
今作業中のフォルダについてガンガンブックマークをつけよう。 変更はすぐに反映される。 「solexp3_img」という名前にしたとする。 例えば、The GIMPを起動して画像を作成する。 「画像を保存」の設定画面で「フォルダの中に保存」を突っついてみよう。 ブックマークしたフォルダが全部リストアップされるから、マウスをチクチクして階層を降りていかなくても一足飛びに指定できる(※11)。 かくして(元)少女ノニは、どこからでも我が家へ このようにして、デスクトップのいろんな場所からホームへ行けるだけでなく、作業中のフォルダなどいろんな場所へ行けるようになった。 「GUIはいちいちマウスをチクチクやらなきゃいけないからかえって面倒だ」と言われたとき、「フハハハハ、そう思うのが素人のアハアサアサカササ」と噛みながら反論もできようと言うものだ。 だがこれはSolaris Expressのデスクトップを活用するためのほんの下準備。お楽しみはまだまだこれからヨーッ。 ※音楽ファイル再生には、マクロメディア社が配布しているFlash Playerが必要です (無償)。
本記事は、サンのユーザ様自らの体験をお寄せいただいたものであり、サン・マイクロシステムズ社としての公式情報ではありません。
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