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Sun & Users最終特別企画:『サンさんよ、この際だから言わせてもらうよ!』 ~NSUG幹事団、サンについて語る~
司会:

最近、サンの製品で気になる製品、注目している製品、あるいは欲しいなと思っている製品だとか、サンの製品がさらにこうなったらいいな、といった希望があったら教えて下さい。

B氏:

ちゃんとしたNiagara(※UltraSPARC T1)のサーバが欲しいな。

司会:

のっけから手厳しいご要望ですね。(笑)「ちゃんとした」、ってどういうのですか?

B氏:

Niagaraのチップのコンセプトは当然悪くないんだよね。CPUが速くて困ることはないですから、そこはもっと頑張ってほしいね。あとは、Niagaraのバリエーションがもっとあるといいと思う。Sun FireのOpteronシリーズみたいな豊富なバリエーションがね。

司会:

例えばどういうバリエーションですか?

A氏:

デスクトップ!

B氏:

そう、デスクトップも欲しいし、あとサーバ系も、もうちょっとSun Fire X4500とかあの辺のほかのOpteron系にあるのと同じように、Niagaraのチップをラインナップしてほしい。

D氏:

Niagaraが2つ入ってるやつとか?

B氏:

Niagaraチップを1,024個載せたStar Fireの新しいのとかがあっても面白いと思うし。

D氏:

Niagaraは、ああいう特徴だって知っていて使っているとすごくいいのよ。

司会:

Niagaraは、どんなところがいいんでしょう?

D氏:

CPUは本当は32個あるっていうことなので、僕がいつも使っているやつは、ロードアベレージが9ぐらいいっているんです。でも、CPUの稼働率から見ると九十何パーセントがアイドルなんです。だからCPUをがんがん回していると、本当に遊んでいる・・・

C氏:

何だかんだ言ってみんなNiagaraは結構好きなんですよ。

D氏:

特性さえ理解して使えばね。
それに、あれだけCPUがあるのとやっぱり遊びがいがあるんですよ。

E氏:

そう、だから、結局、遊ぶために速さが欲しいんだよね。コア数がいっぱいあるっていうのを手に入れちゃったから・・・。

B氏:

だからもうシングルコアで速いっていったって、しょせんもう3ギガあたりでサチッた(satulateした)というのはみんな分かっていたわけじゃない。ということは、その先は、スレッドをいっぱい分けなきゃいけないよね。もう2個、4個でスレッドを分けたって、「はあ?」っていうだけだから、16個、32個ってあって初めて何かいろいろできるんだよね。

C氏:

俺、ディスクがフロントに縦で7~8個入るやつがいいなー。

D氏:

そうだよね。ちょっとディスクが欲しいときにないから、すぐ外付けになっちゃうと、結構これまた値段がお高くなっちまうから。

B氏:

だから、X4600のNiagara CPU版とかを作ってくれると、いろいろなことができるんだけどな。

A氏:

T1000のほうは、もうちょっと、拡張スロットが多いか、ディスクがもうちょっと入るやつが欲しいな。

D氏:

それは2Uを買わないのが悪いんです。(笑)

A氏:

えーっ。

D氏:

T2000(Sun Fire T2000)買えば拡張スロットは一杯付いてますって。

E氏:

それって何に使っているんですか?

D氏:

ユーザのログイン用と、あとそれからマネジメント。Niagaraはパワーありますよ。

B氏:

ログインするのは、みんな同じOSを使っているの?

D氏:

そう。Solaris 10だよ、みんな。

B氏:

そんなら、もう一人一人に全部ゾーン(Zone)をあげればいい。ホームディレクトリーがどうこうとかくだらないこと言わないで、1人に1ゾーンにしたら?

C氏:

ところで、最近、ストレージとかはどう?

E氏:

デスクトップ・ストレージっていうカテゴリーに、昔はマルチパックとか、あれはちょっと欲しいですよね。

A氏:

そう、それは欲しい!

C氏:

あれで、あと安くていいからハードRAIDを入れてくれると、すごく楽になるんですが。

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司会:

ストレージの話が出たんですけど、サンは最近、ストレージテックと一緒になったので、ストレージテックの製品については、どう思っていらっしゃいますか。

A氏:

いつ買収されて?でもずいぶん前?

司会:

2005年の9月なんです。

C氏:

もうそんなになるんだ。

A氏:

ストレージテックってロボットアームがついたストレージの会社だと思ってました・・・。

C氏:

いや、だから、違うってば・・・(全員爆笑)

B氏:

いや、まず大前提として、ストレージテックを買ってサンの製品になったということはたぶん分かってない人はいっぱいいますよ。もっと言うと、おじさん世代は、「ストレージテック?うーん、ストリームテープの会社だよね」とか、テープ装置の会社だと思っている人も多いですから。

司会:

うーん、耳が痛いです。それはサンとしては大きな反省点と今後の課題ですね。
もっとサン・ブランドとしてのストレージテック製品の認知度向上に努めなくてはいけませんね。
忌憚ないご意見、ありがとうございます。

B氏:

サンって、いわゆるファイルシステムを含めたソフトウエアRAIDの辺がよくできているので、ハードウエアのストレージ製品を買うのか、いっぱいディスクを差して、ソフトウエアRAIDでDisk Suiteでぐるぐるっとやっていいのかっていうところで悩む。

C氏:

確かにね。

A氏:

サンのサーバのパッケージングは徐々によくはなってきたと思うんですよ。今のXシリーズ(Sun Fire Xシリーズ)とかはいいですね。

C氏:

俺はやっぱりフロントにいっぱい差せるディスクだな。それで、ちゃんとフロントで、壊れている部位が分かるようなやつがいい。ソフトウエアじゃなくて、ハードウエアのね。というのは、最近は素人衆に使わせるんで、「このところのこれが光っています」とか、じゃ「あ、何ていう文字が光っていますか」とか、そういう感じで、エンジニアが直行する前に、ファンとかディスクとかCPUとか、素人でも壊れたところの状況がわかるとうれしい。

A氏:

そうそう、そういうの欲しい。

司会:

Niagaraといえば、エコ・プロセッサ。エコといえば、サンは最近チーム-6%に参加したりして、地球環境保全と温暖化防止のために頑張ってるんですが、皆さんはサンの取り組みについてどう思いますか?

C氏:

それはとっても必要。データセンター、電気代ハンパじゃないもん。

司会:

現場でそう思われますか。

B氏:

うちもそうだけど、去年の春から某団体のサーバを何台か預かるようになったんです。Pentium何やらとか、Xeon何やらの3ギガとかいうのが5台来ただけで、電気代が倍になった。

A氏:

だって1個100、200、300ワットぐらいか。

C氏:

電気代ばかにならないって。

B氏:

もう今、本当にインテル系のラックマウントサーバをラックにフル実装しちゃうと、電気が飛んでしまうんです。

A氏:

そう、無理ですよ。ラインが取れないですよね。

D氏:

うちは、ラック1本200ボルト/30アンペアに設定してる。

B氏:

でも、200ボルト30アンペアだって、それこそ2UのXeon、4コアとか入れると、10台載らないですよ。いや、本当に電気代の話で、やりたいことができないってことが、もう本当に起こってる。

C氏:

電気代、膨大。それに日本のデータセンターは空調がたいてい下からでしょう。でも、ケーブルがぐちゃぐちゃしているから、全然、冷えていない。だから、後ろのところでものすごく熱いもん。温度を測ると30度近いもん。

D氏:

違う違う、50度。

C氏:

データセンターの中のラックを開けたら28度ってすごくないですか。(笑)

B氏:

いや、でも、ラック内温度を測ると38度を超えていますよ。

司会:

電気容量とか空調の問題がそんなに深刻なんですか。
データセンターを管理している人にとっては、大変な死活問題ですね。

B氏:

もう本当に、データセンターにはこれ以上、サーバ載らないんですよ。

D氏:

そう、本当に大変!だからすごくNiagaraっていいの。本当にいいの。だからNiagara搭載のサーバが出たときに、もうすごく買いだったんだもん。だからうちは、5台持っているわけ。しかも初期ロット。32CPUで。でも、悲しいかな、エンドユーザはよさが分からないの。

B氏:

Niagaraのコンセプトはたぶんみんな理解していると思います。でもエンドユーザはほとんどそんなこと気にしてないから。自分でサーバを持ちたくない会社ってすごく増えていて、データセンターに全部突っ込むっていうことがどんどん進んでいるんですよ。

C氏:

俺もそうだな。

B氏:

だから余計、てめえでサーバを管理しないもんだからどうでもよくなって、お金を払っていれば、後はそれも何とかしてよと。もうスパム対策なんかしたくないから、メールサーバを自分のところに置きたくないという会社が本当に多いですからね。

D氏:

ファイルサーバもデータセンターを置いて、ほかのところでお任せ。もうメールサーバもほとんどそうだしね。

B氏:

いや、でも本当にスコットが言っていたように、IP(インターネット・プロバイダー)はコモディティー化して電話みたいな使用形態になるかもしれない・・・。

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司会:

今度はx86系の話題に移るんですけど、現在、サンはAMD Opteronをサポートしていますが、最近は、インテルと提携したという話があります。皆さんはサンがどういう方向に行こうとしているという印象がありますか。

B氏:

逆に聞きたいんですけど、オプテロンはやめるの?

司会:

それはないですよ。お客様の選択肢が増えるのです。(笑)

A氏:

両方あるのが、普通のハードウエアメーカーとして当たり前なんじゃないですか。

司会:

確かに、同じx86マシンでも、ユーザはインテル派とAMD派に分かれますしね。

A氏:

私はソフトウエア会社にいるんですけども、やっぱり例えばインテルのCPUにしかない命令セットを使っているプログラムって、実装上、私の仕事だとあるんです。ビデオのエンコーダー、デコーダーとアセンブラーで書いているので、そういうのはあるんですよ。

インテルは、表面上の命令セットと動きが全然オプテロンと違うんです。なので、マシンのチョイスが増えるのは正しい。

インテルのマザーボードって、メーカーによって速度が全然違うので、ぜひ速いものを作って欲しいですね。

B氏:

インテルのチップセットって、そこへ接続するバス速度って、チップの設計でいろいろ内部的にコントロールできるんですよ。それで、ウエートが入る、入らないっていうのは、ハードウエアで決まってきちゃうので、そのボードを作ったときの設計で決まっちゃうんだよ。

A氏:

じゃないのかな。x86のサーバでも、メーカーによってやっぱり全然特性が違う。

司会:

サンが作るとまた他メーカーと一味違うものができてくる可能性があるってことですね?

B氏:

要はアンディー(アンディ・ベクトルシャイム)が頑張ってくれるかどうかで決まってくるということですね。

D氏:

インテルを持ってきたときに、僕はどれだけメモリーを積んだマシンを安く出せるかっていうのが気になるんです。

うちはメモリーがあればあるだけ積みたいっていうオペレーションなので、CPUがいくら速かろうが、メモリーをたくさん積めなきゃいけないんです。

だって1CPU当たり8ギガは最低必要なんだもん。

C氏:

え、最低で?

D氏:

そう。最低で8ギガ。

A氏:

半導体の会社さんだからそうでしょうね。

B氏:

いや、半導体だけでなくてビジネス系でも今はそうですよ。例えば証券系のDBなんて、あれはオンコアが全部、8ギガ、16ギガのDBに伸ばす時代になっているじゃないですか。メモリーをいっぱい欲しいという話はよくあるんです。スワップしたら負けだよって。

A氏:

スワップに落ちた段階で終わってますね。負けですね。

D氏:

いや、負けじゃなくて、そのまま死ぬんです。スワップに落ちると死ぬという世界が待っている。

B氏:

何で死んじゃうの。遅くなるわけじゃなくて?

D氏:

それは、SolarisじゃなくてLinuxの場合ね。オーバーコミット問題がもろに出ちゃう・・・。

A氏:

おお、きつい。それはそれだけメモリーがあるからか。

B氏:

Linuxがそういうことをやるからいけないんだよ。

A氏:

そこはLinux、そのあたりはやはり気を付けて使わないね。

本記事は、サンのユーザ様自らの体験をお寄せいただいたものであり、サン・マイクロシステムズ社としての公式情報ではありません。
※日本サン・ユーザ・グループは2007年6月をもって休会しております。

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