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| Japan Worldwide |
ちょっとだけ行動と表情を 会場の東京国際フォーラムの周辺のお楽しみスポットなどは、いつも東京駅から地下通路をひたすら歩いてたどりつくワタシにはブタシン(※2)というもの。そして誰のどんなセッションがイイとかどのハンズオンがスゴイとかはいまさらワタシなどがなにか言ってもシャカセツ(※3)というもの。 でもオフィスを離れて同じ目的の人たちがひとつに集まるイベントのキモはもうひとつある。それは交流。 でも日本人はもともと派手にしゃべったり握手したりというのは国民性に合わない。黙っててもいっしょけんめ聞いて、得た情報をJavaやSolarisの開発や利用に還元することこそ日本流の歓迎のしかた!...と、それはそうなんだけど、それにしても、ちょっとでいいのヨ。せっかく真っ昼間有楽町まで足運ぶんだから、日頃と違ったちょっとの行動や表情をプラスしてみようじゃありませんか、それでスバラシイ機会や楽しい雰囲気が生まれる。具体的に言うと「元気でなくていいから、あいさつしましょう」! 日本人の美徳それは「礼」
だいたい「日本人の国民性」と書いたけど、大変すばらしい「ちょっとした交流術」が日本人には古来からあるじゃありませんか。 それは「礼」!英語でも「bow」と呼ばれ、逆に外国の人の間で、「日本人に対してはそれがグッマナー」という認識が広まってきているほどだ。 シャイな人でも、何もしゃべらなくても、ちょっとアタマ下げ合えばそれで交流成立。その短い時間に相手の名札を素早く確認、「あっコレはあの企業の人じゃないか、よしあのことをきいて見よう」というチャンスにもなる。 もしつれない相手にシカトされた場合にも、そのまま靴のヒモを直す動作に入れば、バツも悪くないッ。 「お疲れ」と「おめでとう」 サンの人はあのいなせなロゴをシャツなり名札なりにぶら下げてるだろうからすぐわかる。十中八九何か世話役をしてるはずだから、見つけたらとにかく「お疲れッす」を声をかけてあげよう(※4)。 「ハローアンドラン」
外国っていうか英語しゃべる人が相手?それこそ大丈夫、だってもともとオープンな人たちだから。 自慢じゃあないがワタシは前回のJava One Tokyoで、あの「Java EEの父」マークハプナーさんと行き会った!大変ムズカシイことを大変静かに話す人だ!ガチで会話したら1%の勝機もあるまい、だがワタシは勇気をもって声をかけた。 「ハロー、JavaEEイズ、ベリーナイス!」 ハプナーさんはわりと驚いたようだが、すぐに「オオ、サンキュー」と言ってくれた。そこですかさず、「バーイ!」と脱兎のごとくバッくれた!ダイジョブ、あとは群衆の中に紛れ込んでしまえば再び見つかることはあるまい、て何か食い逃げかなんかみたいだが、いーのッ!要は「無視しないこと」!「愛の反対語は無関心」とマザーテレサも言っていた、と、かのサブカル太郎さんもたしかどこかで言っていたじゃないか。ワタシ流に言うと、「無視の反対語、それが歓迎」。 イカスグッヅはあいさつのきっかけ 公共の場所で、高性能モバイルとかレアなノートとか最新のケータイとか、イカスデバイスを出しているアナタ。実はそれひそかに自慢したいんですね? 否定することはありません。むしろ、それは大事な気持ち。それが技術の未来を拓く(※5)のです。どんどん自慢してください。魚心あれば水心(違うヨ)、大いに注目しようじゃありませんか。ワタシの近くでそれやってくれたら、必ず「おッ何ですかそれ」と声かけさしていただきますヨ。 デバイスじゃなくても、三角野郎(※6)とか企業とかコミュニティのロゴ入りグッズとか、見たら「おッ、いいですねそれ」と声をかけ、「ちなみにワタシもこんなモノを」とこの際バンバン見せ合いっこしようじゃありませんか。
2005年の挫折をのに越えろ 上記のようなハナシはもっと早く発表したかったのだが、それにはどうしても乗り越えなければならないハードルがワタシにはあった。 それは指笛。 前回2005年のJavaOne Tokyoにワタシは「公式ブロガ」に採用された。そこで、「講演で指笛を吹こう」と提案したのだった。 だがワタシ自身指笛は吹けない。そこでやり方を調べ(※7)、練習した。でもそのJavaOneには間に合わなかった(※8)。 練習は裏切らない。3年続けて今ではチルドレンオブボドム(※10)とかもそれなりに(ソロはムリだけど)弾けるようになったギターの経験が、指笛に対しても再挑戦の勇気を与えてくれた。 高度な指笛のメカニズム
指笛というのは立派な、なんて言うと失礼なくらい地位が確立された楽器だ。プロの演奏者がいるし、教室もある。 「接点」とは舌を押さえる点のことだ。舌を横二カ所均等に押さえて奥ていうか下にくぼませ、下唇との間に空間を作る。その空間に空気を送り込んで、下唇(あるいはその上にかぶさる指)と前歯・上唇の間の隙間から送り出し振動させるというしくみである。 だから正確には指笛ではなく指下唇舌前歯上唇笛なのだ。複数の器官の相互作用により構築される高度な音声発生体系なのである。 なおワタシは以前から人差し指一本を曲げる方法を採用している。これだと片手ですむし、たしかくのいち女優のユミかおるさんも劇中でその方式をとっていたはずだ。 ビンを使ってのイメージトレーニング 調べたところ、さらに指笛のしくみは、ビンを吹いて音を鳴らすのと同じ(※11)であると書いてあった。まずそれで空気の振動する感じをつかむとヨイという。 ちょうどいいものがワタシの作業机の上にあった。この前近所のお父さんとロック談義をしたときに盛り上がりすぎていい年こいて久しぶりに飲み過ぎ、翌日二日酔いで使い物にならなかったこんな使えないワタシに、ダソナが買ってきてくれたスポドリ。 そのペットボトルを洗って感謝と自戒のために机の上の見えるところにいつも置いておくことにしてあったのだ。ガラスと違って樹脂はちょい振動の吸収が高いかも知れないが感じはつかめるだろう。 ということでまずは昼間パソコンのディスプレイに向かって、手を休めて閲覧や考案を行うときには必ずペトボを手にそこに息を吹き込む練習を行った。端から見るとなんのまじないかと思われただろう。 確かに最初はフシューフシューとしか言わなかったのが、ビンの底深くまで空気を押し入れ、かつ上唇と舌とビンの口の間の空間から逃がすようにイメージして吹いていくと、ピーという音とともにペトボのボデーの振動が手に伝わるようになった。 なるほどこういうことか。かくしてこのペトボは感謝と自戒のみならず、新しい技術の習得への練習器具ともなったのだ。宝物である。
いよいよ指での練習 これで指笛に戻った。今度は、指と下唇と舌の空間に息を押し入れ指と前歯・上唇の隙間から逃がすことをイメージしながら吹く。 頬がヒクつく、つまりちょい入ってすぐ抜ける程度だ。ブンとふくらむくらいに空気を入れてしまうと、空気の流れがそっちへショートカットしてしまい、隙間から逃げるときの速度が落ちて振動が得られない。 実はもうひとつ大事な要素があった。姿勢である。前に傾いで腹が押さえられるような悪い姿勢では、音はたちどころに出なくなる。腹式で息を出すように、背筋はのばーすッ。指笛は折り目正しい演奏法でもあるのだ。 好敵手現る
台所で夕食の支度をしながらこれを練習するうちに、ワタシは好敵手の存在に気づいた。それは笛吹ヤカン。 「貴様ァ、いい音出すじゃあないか...」 そこでヤカンとの死闘が始まった。つまり、ヤカンを火にかけお湯が沸くまでに、ヤカンを超える音量が出せれば勝利、先に音を出されれば敗北!もちろん敗北につぐ敗北だ! 口腔内がすぐに乾くので、沸かして冷ましたお茶がすぐになくなり、再びヤカンの挑戦を受けることになる、これはすさまじい練習サイクルだ。 ゴズさまにこの音を! そんなのに子は今年は違うゼ。理論とイメージの確立によるシステマティックな練習で、最近はダソナにも「うるせぇな」と言われるほどの音が出てきた。現在の進捗状況はこうだッ。
短い?いーのッ。いーとこだけ編集(※12)したのッ。 問題は、これがいきなり出ないことだ。指下唇舌前歯上唇の配置を変えつつ何度かフシューフシュー情けない音を出してからようやく出るようになる。 だからこのままでは「ここぞのタイミング」をハズすことが懸念されるばかりか、事前練習にかまけて講演がロクに聴けないというか周囲の大迷惑である。 今回はマジだ。ここまでマジなって限られた期間にある成果を出す必要に迫られたのは学位論文以来である。だが今年は特にあのゴズ(※13)様こと ジェームズゴスリングさんが基調講演においでになるというし、ゼヒ盛大なる「ピー」でお迎えしたい。 みなさんもこの機会に指笛を練習してみませんか?これからのイベントでもコンサートでも、あと何かのときに(何のときだヨ)仲間を呼ぶにも大いに役に立ちますヨ。デハ有楽町で会いましょう。
本記事は、サンのユーザ様自らの体験をお寄せいただいたものであり、サン・マイクロシステムズ社としての公式情報ではありません。
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