Innovating@Sun コミュニティ ご購入について (0120-33-9096) マイ・アカウント 日本 [Change] 日本語

Feed Feed RSS 1.0 Feed RSS 2.0 Feed ATOM 1.0
やっぱりまだ特別なんだろう編 Web StackでApacheとMySQLがクリッとな
目次

再ログインしてもういちど「アプリケーション」メニューの「Developer Tools」を開く。そこからあの「Initialize」メニューは消え、代わりに「Web Stack Admin」というメニューができている。

図6:「Web Stack Admin」というメニューができていた
図6:「Web Stack Admin」というメニューができていた

さらにこの下に、Apache2やMySQLサーバを起動したり終了したりさせるメニューが鈴なりにぶら下がっている。
加えて、これらのサーバの使用をやめたいとか、図4のスクショをとりはぐれたのでもう一度イニシャライズからやり直したい、というときは「Uninitialize」を選ぶこともできる。

図7:Apache2やMySQLをマウスひとつで起動・終了させるメニュー
図7:Apache2やMySQLをマウスひとつで起動・終了させるメニュー

ではApache2/MySQLサーバを起動してしまってみよう。図7のメニューから「Start Apache2/MySQL Servers」を選ぶ。
端末が開いて、「svc:/network/http:apache22を有効にしています」などのメッセージが現れるが、これはやがて消えてしまう。

本当に起動したのか。それを調べるにはApacheの場合Webブラウザからアクセスしてみるのが手っ取り早い。
Firefoxを立ち上げて「http://localhost」にアクセスする。

図8:動くぞ
図8:動くぞ

動いたようだ。

MySQLのほうはどうか。これは端末からアクセスしてみるとよいだろう。
端末から、MySQLを対話型で操作できる「mysql」を実行しようとする。
しかし端末の答えはつれなかった。

「mysql」「そんなコマンドはありません」
「/usr/bin/mysql」「そんなコマンドはありません」
「which mysql」「知りません」

なにイィィーッ。

端末からのmysqlコマンドの入力がことごとく失敗したワタシ。どうやらmysqlの実行ファイルは別の場所にあるらしい。

うろたえない。これまでも何度か端末から説明文が出ていたように、今、Solaris系のApacheやMySQLは「SMF」というサービス管理システムの下にある。
「SMF」には、サービスを調べたり操作したりするためのコマンドがある。
それらは「svc」で始まる。「SMF」のコマンドなのに「smf」じゃなかったり、英語の構文(Sは主語、Vは動詞...)みたいだったりするが、「Service」を縮めたものなのだと思われる。

まず、「svcs」というコマンド。サービスの状態に関する情報を得ることができる。
「svcs」とだけ打つと、登録されているサービスのうち走っているものが全部出る。実行例1のように打つと、mysqlに絞って、走っているか止まっているかを確認できる。調べるだけなので、rootでなくとも実行できる。

実行例1:mysqlについてのみ、走っているか止まっているかを調べる
svcs mysql
 
 
図9:実行例1の応答
図9:実行例1の応答

応答が出る。図9のように「online」とあるのは、サーバのほうはちゃんと走っていることを示すものだ。それはヨシ。

ではmysql関係の実行ファイルが入っているフォルダはどこか。それは、このサービスの設定情報として得られる。
読み出すのはsvccfgコマンドだ。svccfgにはいろんなオプションがあって、新しく設定したり変更したりというコマンドはrootでしかできないが、「export」つまり表示させるオプションであれば、rootでなくてもよい。

実行例2:「export」オプションでsvccfgコマンド
svccfg export mysql

XML形式の内容がズラズラと表示される。これは、実は「/var/svc/manifest」というフォルダの中にある、各サービスの設定ファイルの内容だ。設定ファイルはさらにその役割ごとにフォルダに分類されていて、MySQLの設定ファイルmysql.xmlは「application/database/」フォルダの中にある。だから、設定情報を見るにはこれを直接開けちゃってもいい。

図10:MySQLの設定ファイル「mysql.xml」
図10:MySQLの設定ファイル「mysql.xml」
図11:実行例2では、mysql.xmlの中身が表示される
図11:実行例2では、mysql.xmlの中身が表示される

図11から、MySQLの実行ファイルが集まっているファイルは、/usr/mysql/5.0/binというところだとわかった。
実は、このあとなんとなくファイルブラウザを開いていたら/usr/mysql/binにもシンボリックリンクが張ってあって使えることがわかったのだが、svcコマンドの使い方を練習できたんだからいーのッ。

そこで、実行例3により、MySQLの対話型操作ツール「mysql」を起動する。

実行例3:対話型操作ツールmysqlの起動
/usr/mysql/5.0/bin/mysql -uroot

実行例3は、コマンド自体は一般ユーザでいいが、コマンドの最後に「-uroot」とつける。これは、「MySQLのrootユーザでデータベースサーバに接続するヨ、ということだ。

図12:見事にMySQLサーバに接続できた
図12:見事にMySQLサーバに接続できた

こうしていとも簡単にセットアップ、起動できたApache2、MySQL、それからWeb用プログラミング言語のPHPは、設定もグラフィカルで一括だ。

「アプリケーションメニュー」の「Web Stack Admin」で、Apache2やMySQLを起動、終了する項目と一緒に「Options」というのがある。

あるいは、サーバが起動している状態だとデスクトップの上端にサーバのアイコンが現れる。これをダブルクリックすると、「通知アイコンを表示するスペースです」というのがベッタリくっついてぴくりとも動かずタイヘンジャマなのだが、やはりメニューが出るのでここから選んでもヨイ。

図14:サーバが起動しているときのタスクアイコン。すでに「通」に邪魔されている
図14:サーバが起動しているときのタスクアイコン。
すでに「通」に邪魔されている
図15:「通知アイコンを表示するスペース」ですってわかったヨーッ
図15:「通知アイコンを表示するスペース」
ですってわかったヨーッ

図16は、「Opsions」ウィンドウズのApache2画面だ。これで、ファイルhttpd.confを間接的に書き換えることができる。「えいぴてぃちーぴーちーてぃーでぃーこんふ?」と舌を噛んだりする事態が著しく減ることになる。

図16:Apache2、MySQL、PHPを一括設定
図16:Apache2、MySQL、PHPを一括設定
≫クリックで拡大

だがここまでGUIを揃えていながら図12のコンソールはなんだーッ。

と思われた方、ご心配なく。「/usr/mysql/5.0/bin」などと打っている図12は、ただMySQLが動いているかどうかちょっと調べてみただけのことです。MySQLのデータベースをグラフィカルに操作するには、えーと...

そこでワタシの頭に閃いたものがあった。Apapche、MySQLは試したがPHPを試していない。Apache上で動作してMySQLに接続するPHPアプリケーションといえば、笑っちゃうほどまんまなものがあるではないか。

phpMyAdminだーッ

そこで次回はSolarisのWeb Stackに対してphpMyAdminを導入し完璧な「ウェブスタグイ環境」の実現に挑む



   縮めたもの:「source」を縮めて「src」という名前にしたフォルダがよくあり、「サークフォルダ」と言うと他に通じない。
   svcs:英語の構文にはない(主語が二つになってまう)
   -uroot:「-u」と「root」の間には空白入れない。
   挑む:てちゃんとできたけど長くなっちゃうから次回に回したってだけだから安心してネ。

本記事は、サンのユーザ様自らの体験をお寄せいただいたものであり、サン・マイクロシステムズ社としての公式情報ではありません。

ご意見・ご感想をお聞かせください
この記事は参考になりましたか?
     

コメントがございましたらご記入ください


ページ先頭へ

Sun Fun Times