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2004 年 11 月 30 日
600 を超える新機能と AMD64 への完全対応を実現した オペレーティングシステムの新版「 Solaris 10 」を発表
--- ユーティリティ・コンピューティングを視野に 安定性/管理性/セキュリティ/性能を大幅に強化、 商用目的でも無償提供に ---
サン・マイクロシステムズ株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:ダン・ミラー、以下サン)は、「 Solaris(TM) 10 オペレーティングシス
テム(以下 Solaris 10 OS )」を発表します。
「 Solaris 10 OS 」は、システムの自己修復機能、性能低下の原因を容易に解明するダイナミック・トレース機能、 8,000 以上の論理区画を設定し各々独
立したアプリケーションを実行することができる Solaris コンテナ、事実上無限大のファイルシステムを構築できるZFS機能、強化された不正アクセス防止
機能など、 600 以上の新規機能を装備したオペレーティングシステムの最新版です。また「 Solaris 10 OS 」においては、 Linux 対応アプリケーションをその
まま実行することも可能になります。
「 Solaris 10 OS 」は特定のハードウェアに依存することなく、 SPARC(R) 、 x86 、 AMD64 、 EM64T をベースにした 270 種類以上のハードウェアで動作するマル
チベンダー対応の OS です。ライセンス料は商用、研究開発など使用目的に関わらず無償です。 2005 年 1 月 31 日から無償ダウンロード提供を開始する予定で
す。メディアキット(有料)の販売は 2005 年 2 月となります。
「 Solaris 10 OS 」に対するサポート・サービスは別途、定額制のサブスクリプションモデルにて提供します。利用するシステム構成と用途に応じたサポ
ート内容によって、ベーシック・サービス、スタンダード・サービス、プレミアム・サービスの3種類のサービスを提供します。サービス料金は、導入する
システムに搭載される CPU あたりの年額制です。標準価格は、ベーシック・サービスが 1 万 4,400 円、スタンダード・サービスが 2 万 8,800 円、プレミアム・サ
ービスが 4 万 3,200 円の予定です(全て税別の価格)。
サンでは、コンピュータの利用形態が、現代の電話、電気、水道のように使いたいときに利用し、使った分だけ料金を支払う「ユーティリティ・コンピュ
ーティング」へと進化する大きな流れを加速したいと考えています。「 Solaris 10 OS 」では、米国本社での開発において年間延べ 3,000 人のエンジ
ニアの投入、 5 億ドル以上の研究開発投資を行い、「ユーティリティ・コンピューティング」を支える基盤として不可欠となる機能と性能を大幅に強化し
ています。
「 Solaris 10 OS 」の代表的な新機能とサポート・サービスの概要は以下の通りです。
■ 予測的セルフヒーリング( Predictive Self Healing )
アプリケーションとサービスを含むシステム全体の可用性を大幅に向上させる新機能です。システム状態の監視および情報収集による問題検出と問題点の
解析、切り離し、プロセスの再起動などこれまで人手によって対応されてきた一連の運用管理や問題修復に関わる作業を、システム自身によって自動対応さ
せることが可能になる自己修復機能です。これにより、システム管理者が不在となる夜間、休日におけるシステムおよびサービスの連続運用の稼働率を一層
向上させることができます。
■ ダイナミックトレース( Dtrace )
システム性能の低下の原因解明を容易にする新機能です。運用中の Solaris 10 OS のカーネル内の 4 万におよぶトレース対象検査ポイントのデータを動的に
取得し、問題の所在を自動的に明らかにします。特にオンサイトでの運用中の問題解決では、これまで一般に数日から数週間かかっていた性能のボトルネッ
クを数分から数時間で解決します。
■ Solaris コンテナ( Solaris Containers )
ソフトウェア・パーティショニング(論理区画)によって OS の仮想化を可能にする新機能です。一つの筐体内の一つの OS 上で複数の仮想 OS を構築できます。
8,000 以上のパーティションを設定できます。セキュリティ、障害面において完全に独立した複数の環境を一台のマシンに構築可能です。これにより、筐体
内に搭載されている CPU 、メモリーなどのシステム資源を効率よく利用できるようになります。通常のオープン系システムで一般的にいわれている 15% 程度
の利用率を 60 〜 80% まで高めることが可能になり、投資効率を 4 倍程度まで向上させることができます。
■ プロセス権限管理( Process Rights Management )
運用中のシステムのデータ破壊や改ざん、およびシステムそのものを停止に追い込むコンピュータウイルスなどの脅威に対し、悪意のあるユーザーとプロ
セスの不正アクセス防止機能が強化されています。最大の権限を持つ root ユーザー権限を必要に応じたアクセス権限に分割/運用する機能、個別の実行プ
ロセスに対する権限を適切に制限し、システム停止やデータ破壊につながる越権活動を制御するプロセス権限管理機能を標準で装備しています。この機能に
より、外部から侵入するコンピュータウイルスに特権を持たせることをほぼ完全に防ぐことができます。
■ Solaris ZFS( Zetta Bytes File System )
128 ビット・アドレッシングによる実質無限大ともいえるサイズのファイルシステムを構築できます。 UNIX(R) 誕生以来の歴史を持つ UFS ( Unix File
System )とは大きく異なり、運用管理の容易性、柔軟性、データの完全性といった現在のストレージに求められる様々な観点から新たに設計された全く新し
いタイプのファイルシステムです。ストレージプールの概念によるファイルシステムの柔軟な構築と運用が可能になります。ブロック単位の入出力における
厳密な検証機能により、 99.99999999999999999% ( 9 が 19 個並ぶ精度)の信頼性を保ち、データ不整合をほぼ完全に防ぎます。(今後のアップデートリリース
(更新版)にて実装予定)
■ Linux アプリケーション環境(コード名: Project Janus )
すでに市場に多数存在する Linux アプリケーションを「 Solaris 10 OS 」を搭載した AMD Opteron および Intel EM64T ベースのハードウェアにおいて、ネイテ
ィブ Linux と同等かそれ以上の性能で実行するための最新技術です。これまでの Linux カーネルまたはライブラリの機能マッピングによる仮想化技術とは異
なり、 Linux が持つそれらの環境を直に Solaris のカーネルに実装することで、 Linux アプリケーションに一切の変更を加えることなく実行できます。(今後
のアップデートリリース(更新版)にて実装予定)
■ AMD Opteron/AMD64 対応 64 ビットオペレーティングシステム
最新の「 Solaris 10 OS 」では、これまでの 64 ビットの SPARC アーキテクチャ、 IA32 アーキテクチャ対応に加え、 AMD Opteron/AMD64 アーキテクチャに
対応します。これにより市場に現存する大部分の CPU アーキテクチャにおいて Solaris を動作させることが可能になります。
■ Sun Java Desktop System の標準搭載
Linux 上でのみ利用できていた統合デスクトップ環境「 Sun Java(TM) Desktop System 」が標準搭載されます。直感的で操作のやさしいデスクトップ
環境を利用できます。「 Sun Java Desktop System 」に装備されている StarSuite(TM) オフィスツール、 Mozilla ブラウザ、 Evolution メール・カレン
ダクライアントなどを利用できるライセンスが付属しています。
■ サポート・サービス
年額制のサブスクリプション・サービスとして、ベーシック・サービス、スタンダード・サービス、プレミアム・サービスの3種類を提供します。
ベーシック・サービスでは、 OS アップデート/アップグレード/問題点修正モジュール(修正パッチ)の利用(注) 、90 日間の導入/設定サポートなどが
利用できます。
スタンダード・サービスでは、ベーシック・サービスの内容に加え、週 5 日・ 1 日 12 時間の電話サポート、 Web での教育コース 1 講座などが利用できます。
プレミアム・サービスでは、スタンダード・サービスの内容に加え、週 7 日・ 1 日 24 時間の電話サポート、その他の先進的な技術サービスや教育サービスが利用
できます。
(注)重要なセキュリティ問題を解決するためのセキュリティ修正モジュールに関しては、
年額制サブスクリプション・サービスを購入しないお客様も含め全ての Solaris 10 OS の
お客様が無償で利用できます。
● Sun 、 Sun Microsystems 、サンのロゴマーク、 Java 、 Solaris は、米国 Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標で
す。●すべての SPARC 商標は、米国 SPARC International, Inc. の ライセンスを受けて使用している同社の米国およびその他の国における商標または登録商標
です。 SPARC 商標が付いた製品は米国 Sun Microsystems, Inc. が開発したアーキテクチャに基づくものです。 ● UNIX は、 X/Open Company Ltd. が独占的にラ
イセンスしている米国および他の国における登録商標です。
■本件に関する一般のお客様よりのお問い合わせ先:
サン・マイクロシステムズ株式会社
カスタマー・ネットワーキング・センター(CNC)
Tel.(03)5717-5033
■本件に関する報道機関よりのお問い合わせ先:
サン・マイクロシステムズ株式会社
広報
Tel.(03)5717-5717
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「 Solaris 10 OS 」

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