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プレスリリース
2006年
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2006年 5月 25日
[ご参考資料] 米国カリフォルニア州サンタクララ 5月15日(現地時間)発表

サンが東京工業大学にアジア最速のスーパーコンピュータを設置


--- Sun Fire x64サーバがLinpackベンチマークで新記録を達成 ---

 米国サン・マイクロシステムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO:ジョナサン・シュワルツ、以下サン)は、米国外では世界最高 速のスーパーコンピュータを東京工業大学に設置したことを発表しました。同大学のシンボルにちなんでTSUBAMEと命名されたこのスーパーコンピュータは、 デュアルコアAMD Opteronプロセッサ搭載のSun Fire(TM) x64(x86、64ビット)サーバで構成されています。サンにとって過去最大のハイパフォーマンス・コン ピューティング(HPC)案件となったこのスーパーコンピュータは、導入とベンチマーク・テストを順調に終え、6月に発表される今年の世界スーパーコン ピュータのトップ500ランキングでも( http://www.top500.org/ )10位以内に入ると予想されています。

 TSUBAMEは2006年5月時点におけるLinpackベンチマークの持続パフォーマンスで米国外では最速を記録しています。また、スーパーコンピュータとしての規模 も米国外では最大で、メモリ容量は21テラバイト以上、ハードディスク容量は1.1ペタバイトとなっています。システム本体にはAMD Opteronプロセッサコアを 10,480個搭載したSun Fire x64サーバとサンのストレージ装置を使用しています。NECのシステム・インテグレーション技術とノウハウ、およびサンのN1(TM) System Manager(N1SM)やN1 Grid Engine(N1GE)を含むSolaris(TM) 10オペレーティング・システム対応のN1管理ソフトウェアを採用したことで、システム 導入は短期間で済んでいます。Sun N1SMとN1GEを採用した結果、システムはSolaris 10とLinuxのどちらのOSにも対応可能です。

 東京工業大学が行った暫定的なテストで、サンのスーパーコンピュータは業界標準Linpackベンチマークの持続パフォーマンスで米国外最速の実力を持つこと が示されました。Linpackベンチマークは線形方程式(科学技術アプリケーションで多用されるタスク)を解くスピードを測定するもので、超並列コンピュー ティングのテストに用いられます。東京工業大学では、38.18テラフロップス(毎秒38兆1,800億回の浮動小数点計算を実行)の持続パフォーマンスを達成し ています。Linpackではベンチマーク対象のマシンに最大負荷をかけ、TSUBAME規模のシステムの場合はこれを最長で1日継続することが要求されるため、システ ムの信頼性がきわめて高くなければテストを正しく終えることはできません。同等規模の他のスーパーコンピュータでは、Linpackテストの完了に必要な安定性 を得るまでに1年以上かかるケースもよくあります。

 東京工業大学 学術国際情報センターで研究インフラストラクチャを担当する松岡聡教授は、次のように述べています。「わずか3週間でTSUBAMEの設置作業を 終え、稼働開始からまだ1カ月しか経っていない段階でこの好成績を達成したことは、前例のない快挙です。しかし、TSUBAMEはまだ実力のごく一部を垣間見せ たに過ぎません。今後はアクセラレータの使用でさらに性能が向上するでしょう。大容量メモリ、ファットノード共有メモリアーキテクチャと高速インターコ ネクト、超高速・高信頼性ストレージ、そして特に重要性の高いx86デスクトップ環境との互換性など、多くの優れた特長も活用していきます」

 サンのジョン・ファウラー(Executive Vice President, Network Systems Group)は次のように語っています。「東京工業大学の画期的なスーパーコン ピュータにサンが深く関与できたことを喜んでいます。Galaxyのコード名で知られる業界標準のSun Fire x64サーバにパートナー各社の製品を組み合わせること で、米国を除けば世界トップの処理速度と演算能力を発揮するHPCソリューションが誕生しました。この成果は東京工業大学に限らず、迅速な市場投入と優れた パフォーマンスを低リスクで実現したいと望むあらゆる企業にとっても意義深いものです」

 サンとパートナーを組むAMDとNECも、アジア最大のスーパーコンピュータの開発で重要な役割を果たしています。AMDは高性能x64プロセッサと業界トップクラ スのマルチコア技術を提供しています。NECは超大型HPCシステムの構築・管理で培った幅広い経験を生かし、主システムインテグレーターとしてインフラ設計を 主導しながら、システムで用いる各種アプリケーションの統合も手がけています。このほか、東京工業大学のシステムにはClearSpeed Technology Inc.、 ClusterFS、Voltaireの各社のテクノロジーも組み込まれます。システムにインストールされているClearSpeed Advance Boardsは、一般的な科学計算アルゴリ ズムの高速化に用いられます。ClusterFS社のLustre並列ファイルシステムは、サーバとストレージの並列通信を可能にし、増え続ける科学技術データへのアク セスを加速します。Voltaire社は、サーバとストレージの接続に用いる高速マルチプロトコルInfinibandスイッチとホストカードアダプタを供給します。

 本資料は、米国にて5月15日(現地時間)に発表されたプレスリリースの抄訳です。原文は以下のURLでご覧いただけます。

http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/2006-05/sunflash.20060515.4.xml

 

●Sun、Sun Microsystems、サンのロゴマーク、Sun Fire、N1、Solarisは、米国Sun Microsystems, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標で す。●AMD、AMD Arrowロゴ、AMD Opteron、ならびにその組み合わせはAdvanced Micro Devices, Inc.の商標です。

 ■本件に関する報道機関よりのお問い合わせ先: 
  サン・マイクロシステムズ株式会社 
  広報 
  TEL:(03)5717-5717
  FAX:(03)5717-2584
  sun-pr@sun.co.jp

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