
3. データセンターのグリーン化地球環境に配慮したデータセンターによるエネルギー消費量の削減 サンのデータセンターは、ほかの多くの大企業のデータセンターと同様に、敷地内でかなりの部分を占有しており、そこで消費されるエネルギー量も全体のうちの大きな割合を占めます。一般に、データセンターでは多数のサーバを近接して設置するため、大量の熱が放出され、今度はその熱を特別な装置を使用して冷却する必要があります。したがって、エネルギー消費はさらに多くなります。 サンは自社のデータセンターを「グリーン化」、つまりデータセンターをコンパクトにして、エネルギー効率を高めることで、データセンターから排出される二酸化炭素を減らし、コストを削減する取り組みを行っています。サンの目標は、処理能力やセキュリティを犠牲にすることなく、グリーン化を実現することです。データセンターのエネルギー消費量とCO2排出量の削減に対する取り組みについては一般に公開していきます。 ケーススタディ ~サン・コロラド・データセンターの場合~ サンでは、コロラド州ブルームフィールドにデータセンターが1つあります。この施設では、データセンター内で大きなスペースを占有していた、使用開始から3年が経過しているサーバを、それより大幅に小さい、新しいSun Fire T2000サーバに置き換えました。これらの新しいサーバは、サイズが小さいだけでなく、処理能力が旧式モデルの2倍なので、半分の台数で同じ処理量をこなすことができます。 サンのブルームフィールドデータセンターでは、かつて22台のサーバが必要でしたが(11本のラックに収納)、現在は11台のSun Fire T2000サーバで(1本のラックに収納)同じ処理能力を実現しています。 以前のサーバは各ラックに2台ずつ設置され、サーバ1台あたり3,200ワットの電力を消費していました。また、データセンター内には相応量の熱が放出されるので、それを冷却する必要がありました。より小型のSun Fire T2000サーバを設置することで、消費電力が400ワットで済み、熱の放出量が減るので、設置スペースだけでなく、エネルギー消費量も削減できました。617,000キロワット(kW)時の電力削減は、電気料金に換算すると40,000ドルの節約になり、冷却にかかるエネルギーも削減されるので、追加で40,000~60,000ドルの節約になります。データセンター全体で消費される電力の量が少なくなると、電気損失のリスクも緩和されます。
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