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サンの社会貢献活動

2008年のSun Worldwide Volunteer Weekは、去年に引き続き、生活困窮者に食料を提供しているNPOセカンドハーベストジャパンの活動支援、べークセール、ユニセフ募金、児童擁護施設の東京育成園の子供達とのリクリエーションの4本のボランティア活動が実施されました。

WWVWべークセール
サン社員手作りのお菓子を販売した売り上げを東京育成園に寄付しました。
WWVW東京育成園
児童福祉施設・東京育成園の子供達とサン社員とのふれあいの場がもたれました。

今回のセカンドハーベストジャパン・プログラム(生活困窮者への食料提供プログラム)への参加は日本のサンとしては昨年に引き続き2回目となりました。今回の参加者は社員5名と元サンの社員の方2名の計7名でした。活動は、午前、お昼から午後にかけて、午後、の3シフトに大きく分かれており、午前は提供する食料の準備、お昼時は食料の配給、そして最後は後片づけです。

今回用意された食料は、パン、炊いたご飯、シリアル、ポテトサラダ、枝豆、五色豆、お漬け物、卵焼き、煮物、スープ、ドライフルーツ、といったところ。

浅草橋にある事務所前の路上で準備が繰り広げられますが、冷凍された豆類やドライフルーツを小袋に仕分けする、パンや卵焼きを切る、サラダやスープを調理する、といった行為で、どれも非常に単純な作業なのですが、さばく食品の量が半端ではないので、みんなあれこれ工夫を凝らしながら制限時間ぎりぎりまでを使って必死に作業を進めます。

・・・といっても、他の企業や学校から参加されている人たちと、おしゃべりしながら単純作業をこなしてゆくのは、それなりに楽しい経験です。事務所の壁にここでの活動におけるルールが貼りだされていて、”落とした食べ物は拾うな、ゴミは分別して”といったことが書かれていたと思いますが、”なにより、楽しむこと!”と書かれていたことが印象的で、これはとても大切なことだと思います。

準備が終わると、食料は企業から寄付された運搬車に載せられて上野公園まで運ばれます。ここでは驚くほど多くの方たちがすでにきれいに整列して配給が始まるのを今や遅しと待っています。テーブルを広げ、食料を並べ終わったら、配給のスタートです。配給されたもののうち、ご飯やスープなど暖かい食料は、すぐに公園の各所に座ってその場で平らげ、ドライフルーツやパンなど日持ちするものはそれぞれ後のお楽しみ、のために持って帰られるようです。

1日分の食事はこれでなんとか満足させられるのではないか、と思われる程度の量の食料がひとりづつに渡されます。2週間に一度、たった一日でも安全な食料の配給が受けられるのは、厳しい困窮生活においては、ホットできる瞬間ではないでしょうか。つくづく食料は大切に有効利用したいものだと思いますが、ここの活動への寄付行為は、大きな食品会社やスーパーから放出される食糧だけでなく、企業や学校などの単位で、それぞれの家庭で余った食料(飲みきれなくて余っているお茶類、缶詰、瓶詰めなど)を一定期間に回収して、セカンド・ハーベストのしくみを通して、生活困窮者のみならず、各施設、シェルター等へ配給を行ってもらう、フード・ドライブという活動も可能です。

500食強の配給が無事終わり、後は事務所に戻り、お鍋やお釜の後かたづけです。生憎途中から雨に降られ、このシフトに参加した方たちは、本当にご苦労さまでした。

1年前と比べてセカンド・ハーベストの活動は、規模もやり方も、少しづつ進化していることを感じました。一方、活動範囲が広がると同時に当初の和気藹々としたムードがなくなり、”なにより楽しむこと!”という標語が忘れられていくようではつまりません。この辺りは、一日の活動全体をまとめるフード・コーディネータの腕の見せ所かもしれません。また、ここの活動への参加者は、いろいろな国の方がいておもしろいのですが、”日本人がもっと参加しなきゃ!”という声もよく聞きました。

私自身は何人が参加してもかまわないと思いますが、外国人、外資系企業の社員、帰国子女、といった方々ばかりでなく、もっと幅広い人材が集まって智恵を出し合えば、食料の扱いや作業の効率化が図られ、よりすばらしい活動になるのでは、などと考えながら、山手線の電車の中、一日の快い疲れでウトウトしながら、帰途につきました。

(サン・ボランティアチーム 中山靖子)

セカンドハーベスト ジャパン
Second Harvest Japanは、生活に困っている人々と彼らの支援団体を食を通じてサポートしている特定非営利活動法人(NPO)です。