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革新的設計を誇るサンの新しい業界標準x64サーバ  【1/2】


業界標準64ビット・サーバのラインナップを一新したというサンの発表は、サーバ・パフォーマンスの新しい業界ベンチマークとなったばかりでなく(※1)、サンにとって重要な転換点となりました。

新しいx64サーバは、広く浸透したx86アーキテクチャで稼動する事実上全てのオペレーティング・システムをサポートするだけではなく、パフォーマンスの向上、消費電力の節減、管理の向上も実現されています。サンの誇る精鋭たちが一堂に会し、新しいx64サーバ・ファミリの詳細について語ります。

Q: 全般的に、新しいx64サーバに対するサンの目標は何ですか。また、具体的には、x64サーバはどのような市場に向けて取り組んだものですか。

製品戦略担当ディレクター、David Lawler(DV): エントリ・レベルのSun Fire X2100サーバは価格94,000円からで、アプリケーション・レイヤーの冗長性を提供するエンタープライズ・ソリューション向けです。Sun Fire X4100Sun Fire X4200サーバは、ハードウェア・レイヤーでSun RAS(Reliability, Availability, Serviceability: 信頼性、可用性、保守性)を備えた高度な冗長システムを提供します。全てのSun Fire x64サーバは企業顧客向けです。もちろん、その他のお客様でもお求めいただけます。

Q: Sun Fire V20z及びV40zサーバと比較して、新しいSun Fire x64製品の位置付けを教えてください。

DV: 新しいx64サーバはサンの製品ラインを補足するものです。Sun Fire X2100サーバは、サンが提供する初めての1ソケットのデュアル・コア製品です。価格は94,000円からで、V20zよりも購入しやすい価格で提供しています。X4100とX4200サーバは、2ソケットの製品にエンタープライズ機能一式が追加されており、完全な冗長機能と最新の管理機能が含まれています。

Q: サンでは、エンタープライズ・サーバ市場にもx64アーキテクチャを拡大する予定ですか。

DV: もちろんです。x64ファミリを16-wayサーバにまで拡大する取り組みをすでに始めています。エンタープライズ・クラスのエンジニアリング及びサービスに関する専門技術をx64コンピューティングに取り入れることには大きなチャンスがあると思っています。1ソケットから技術的に可能な限界まで取り組みます。

Q: AMD Opteronプロセッサを使用するという決断は、多種多様なサーバ市場に対応するサンの能力にどのような影響をもたらしていますか。

DV: AMD Opteronプロセッサ搭載のSun x64サーバは、High Performance Computingからネットワーク接続のアプリケーションやローエンド・データベース処理まで、あらゆるレベルのワークロードに完全に対応できます。

Q: サンは、IntelとAMDそれぞれの64ビット・プロセッサの違いを把握するために、自らでテストを行ったのですか。

x64エンジニアリング担当シニア・ディレクター、Ali Alasti(AA): はい。ひと言で言えば、パフォーマンス・ベンチマーク、価格、出力効率、及びこれら基本的な数値に関連する全ての評価で、AMD 64ビット・プロセッサがトップでした。HP、IBM、Dell、Intelの1U及び2Uサーバのいずれと比べても、Sun x64ファミリは全ての数値が群を抜いていました。

Q: 戦略的な観点からすると、パフォーマンスの飛躍的な向上を目指すより、他のサーバ・ベンダーのように少しずつアップグレードを行う道をたどるほうがサンとしては利益をあげられると思うのですが。

社長兼COO、Jonathan Schwartz(JS): IntelはItaniumで段階的なステップを取りましたが、つまずきました。シングルスレッドのパフォーマンスを徐々に上げようとして失敗したのです。実のところ、Intelが当社に追いついてAMDの優れた競争相手となってくれることを我々は期待しているのです。残念ながら、今のところIntelは段階的戦略のせいではなはだ遅れを取っているわけですが。

Q: サンでは、新しいx64サーバ・ファミリで56パーセントのエネルギー効率向上を実現したと主張していますが、この数字はどのように算出したのでしょうか。

DV: 簡単です。Sun x64ファミリの電源ユニット(PSU)定格をXeonサーバのPSU定格と比べたところ、x64のエネルギー効率が56パーセント優れていたのです。他の標準ではどれも公正な評価が難しく、ワークロードによって結果が大きく異なってきます。

Q: HPとIBMでもAMD Opteronプロセッサ・サーバを提供しています。顧客がSun x64サーバを選択するよう、アピールできる点はありますか。

JS: HPとIBMでは、サンが提供する領域、パワー、そしてパフォーマンスに太刀打ちできません。また、IBMはAMDから離れてIntelを選択しようとしているようですが、パフォーマンスの点ではAMDのほうが勝っていることを考えると、これは分かりにくい選択です。いずれにしろ、競争相手がいるのは喜ばしいことです。顧客に選択肢が与えられるということですから。ここで認識すべき重要なことは、HP-UXとAIXを実行している顧客はx64ユーザーとして見捨てられる一方、Solarisを実行しているサンの顧客はサンのプラットフォームを選択できることはもちろん、HPやIBMの業界標準サーバも使用することが可能である、という点です。

Q: 数年前にItaniumではなくOpteronを選んだのは、どれくらい難しい選択だったのでしょうか。

DV: 少しも難しいことではありませんでした。それぞれの市場シェアを確認したまでです。

Q: 今後、AMDとサンのパートナーシップはどのようになりますか。

JS: 我々は今後も、真にパフォーマンスに優れた業界標準サーバはどうあるべきか、という業界の期待を高めるよう一丸となって取り組んでいきます。業界標準プラットフォーム上でSolarisの導入がさらに進展するよう引き続き協力を行います。また、業界標準プラットフォームではサポートできないオペレーティング・システムを使用している、プロプライエタリなIBM及びHPプラットフォームの勢いは、いずれ失われていくことと思います。

Q: オペレーティング・システムについて、顧客はx64サーバ用として、例えばLinuxよりSolaris 10 OSを実行することを選ぶと思いますか。

Solarisオペレーティング・システム・マーケティング担当ディレクター、Chris Ratcliffe(CR): Solarisでは、他のどのオペレーティング・システムにもないほど幅広い機能がx64領域で可能となります。Solaris 10では、Predictive Self-Healing(予測的自己修復機能)、DTrace、Solaris Containerなど、エンタープライズ・クラスのユニークな機能を利用できます。追加コストはかかりません。ただし、オペレーティング・システムの選択は顧客のビジネス要件に基づいて行われるべきです。このため、全てのSun x64サーバではSolaris、Windows、Red Hat及びSuSE Linuxがサポートされています。

Q: オペレーティング・システムとしてLinuxを選択するx64顧客はどのようにサポートされますか。

サポート・サービス担当副社長、Robbie Turner(RT): Red HatまたはSuSE Linuxオペレーティング・システムを実行している顧客はLinuxオペレーティング・システム対応のSun Software Service Planを利用するとよいでしょう。このプランにはStandardとPremiumの2つのレベルのサポートがあり、信頼性の高いセキュアなITの配備が24時間365日体制でサポートされます。あるいは、LinuxのサポートとSun Hardware Service Planを組み合わせてシステム全体をカバーすることも可能です。


※1:ベンチマーク詳細をご覧ください。AMD Opteronデュアルコア・プロセッサを搭載した1ラックのSun Fire X4100サーバは、同じCPUコア容量を提供する場合に、消費電力は平均してIntel Xeon MPプロセッサベース・ソリューションのわずか56パーセントです。)【次のページへ続く】

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