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Web2.0を実現する7つの現実的な方法

すっかり忘れていた、という人のためにお伝えすると、World Wide Webは去る8月6日に15周年を迎えました。1991年のこの日、スイスのCERN(ヨーロッパ合同素粒子原子核研究機構)の研究者、Tim Berners-Lee(ティム・バーナーズ・リー)氏が世界で初めてWebページをアップロードし、世界を変えることになるこの途方もない技術に先鞭をつけたのです。

そして今やWeb2.0、すなわちセキュアでオープンな標準規格に基づく、リッチで動的な次世代Webサービスの時代となっています。これらの標準規格が、共有、参加、コラボレーションを可能にしながら、インターネットのグローバルな浸透によって求められる圧倒的なパフォーマンスと極めて高度なスループットを実現します。

Web1.0の成熟には15年を要したわけですが、では世界を変えつつあるWeb2.0の理念を実現するシステムをIT企業が開発し導入するには、どのくらいの年月がかかるのでしょうか。実際、Web2.0の基礎となる技術と原理は現在すでに存在し、急速に進化し続けています。

ここでは、そのうちの一部に焦点を当ててご紹介します。Bill Vass(ビル・バス)がsoftware as a service(SaaS)について語り、Simon Phipps(サイモン・フィップス)がオープンソースの現状を論じます。

Web誕生15周年を記念して、以下にWeb2.0を実現する7つの現実的な方法をご紹介します。これは、真のWeb2.0を構成する、現在利用可能な技術と戦略です。

次世代のインターネットは、その多くを第1世代のインターネットから、また高性能UNIXサーバ、JavaテクノロジSolarisオペレーティング・システムなど、サンの革新的な技術から引き継いでいます。サンは、1994年にwww.sun.comを立ち上げて以来、長年にわたるドット・コム時代を経て今日に至るまで、技術革新への熱心な取り組みによって、Webの発展と成長に重要な役割を果たしてきました。

こちらのポッドキャスト(英語)では、サンのディスティングイッシュド・エンジニアであるRadia Perlman(ラディア・パールマン)と、サンのWebテクノロジ担当役員でXMLの共同開発者でもあるTim Bray(ティム・ブレイ)が、Webの過去と未来について語ります。サンのこの二人の著名人が、ピアーツーピア・ネットワーク、次世代のAtom Web版プロトコル、そしてWeb2.0への移行においてサンが果たす役割について、独立系WebアナリストであるRichard McManus(リチャード・マクマナス)氏の人気の高いブログ、ReadWriteWebでインタビューに答えています。

パールマンは、Webの安定性とセキュリティの開発に先駆的な役割を果たしたことから、「インターネットの母」として知られ、Sun Labでも主導的な技術革新の推進者です。World Wide Webの誕生15周年の今夏、Sun Labもまた設立15周年を迎えました。

サンが技術革新に力を入れる姿勢を反映し、Sun Labの研究開発費には過去4年間で80億ドルが投資され、これによりWeb2.0を実現する7つの現実的な方法を構成する多くの技術が生み出されてきました。Web2.0への移行をお考えなら、以下の方法で今すぐ移行に着手できます。

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1)高性能の新しいSun Fireサーバを導入する

サンでは、革新的なサンの製品を手軽に試用していただくため、UltraSPARCまたはx64 AMD Opteronプロセッサを搭載したSun FireサーバのTry&Buyプログラムを実施しています。このプログラムでは、Sun Fireサーバを60日間無償で貸し出しします。満足いただけない場合には返却するだけでよく、送料もサンが負担します。

Web2.0用には、新しいSun Fire X4600 サーバをお試しください。AMD Opteronプロセッサを搭載する 従来であれば4つのプロセッサを搭載しているのと同じ4Uラックマウント型筐体に、2倍となる8個のプロセッサを搭載可能で、卓越したスペース効率と演算能力、エネルギー効率を実現し、運用コストを劇的に削減することが可能です。

また、Sun Fire T2000 CoolThreadsサーバに搭載されるUltraSPARC T1プロセッサは、8コアのプロセッサ上で最大32の同時スレッドを実行でき、成長を続けるWeb2.0とアプリケーション層の負荷に求められる、極めて高いスループットを提供します。

2)最新のSolaris 10 OSを入手する - 無償でダウンロード及び展開が可能

サンは、世界最先端のオペレーティング・システムの無償ダウンロードを提供し、Web2.0の共有と参加のパラダイムをリードしています。最新の6/06バージョンでは、オープンソース・テクノロジの搭載がさらに拡張され、PostgreSQLデータベースも搭載されています。Solaris 10 OSには、このデータベースも含め全部で188ものオープンソース・ソフトウェア・パッケージがバンドルされています。

世界中で500万以上のダウンロード数を達成したSolaris 10 OSは、Web2.0に最適のプラットフォームです。Dynamic Tracing(動的トレース)機能、Predictive Self Healing(予測的自己修復)機能、コンテナ、ZFSファイル・システムなどにより、データセンターの最適化を可能にして、Web2.0で求められる圧倒的なパフォーマンスを提供します。

3)サンが支援するオープンソース・コミュニティに参加する

Web2.0に対するサンのサポート姿勢を示す特徴の一つが、オープンソース・テクノロジのサポートです。実際、サンは他のどの企業よりも多くのコードを公開しています。サンが支援するオープンソース・プロジェクトに参加することにより、世界的な盛り上がりを見せてWeb2.0への移行を促しているコミュニティ・ベースの開発から学び、また自らも開発に貢献することができます。

サンが支援するオープンソース・コミュニティ
驚くべき成功を収めています。登録メンバー14,000名、ダウンロード数33,000、投稿数40,000、ユーザ・グループ数30を達成。
登録メンバー300,000名、ダウンロード数8百万。NetBeans JavaテクノロジIDEを背景としたコミュニティが増え続けています。
自由闊達なコミュニティ。この新しいOpenSPARCプロジェクトでは世界中からCPU開発のアイディアを歓迎しており、その手始めとして、サンのマルチスレッド・プロセッサ、UltraSPARC T1の開発に取り組んでいます。
新たに利用可能となったUbuntu/GNU Linux for UltraSPARCは、Linuxに対するサンの最新拡張サポートです。

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4)サービス指向アーキテクチャに合わせてシステムを再構築する

Web2.0はサービス指向のWebです。サンのSOAテクノロジでは、オープンな標準規格により、格納されたデータの分断を解消してレガシー・システムを統合し、Webサービスのシームレスな提供を促進します。

それが実現できたら、次はSun Java Composite Application Platform Suiteを導入します。これにより、SOAプラットフォームの開発と展開に必要なものが全て揃います。

5)ユーザの自由度を高め、システムを解放しながら、セキュリティを確保する

Web2.0ではユーザのコミュニティが増え続け、ユーザは企業内でも世界中のどこでも、場所や時間を問わずコンピューティング能力を利用できるようになります。そのため、組織は誰がどの情報にアクセスできるのかをより安全に管理することが求められ、またオープンな標準ベースの技術を採用することによって、ユーザ・システム間の相互運用性を維持することが必要になります。そのようなWeb2.0の理想の姿を実現するため、サンの以下の3つの主要技術が現在利用可能です。

Web2.0の理想の姿を実現するための、サンの現在利用可能な3つの主要技術
Sun Secure Global Desktop Softwareは、サンのシン・クライアント・ソリューションのスタック構成要素です。これにより、ユーザはどのクライアントからもアクセスできるサーバ・ベースのアプリケーションへのアクセスが可能になります。
高い評価を得ているサンのアイデンティティ管理ソリューションにより、誰がどのアプリケーションへのアクセス権を持っているかを正確に管理することが可能になります。それがセキュリティを向上させ、ユーザにとって必要な情報へのアクセスを可能にします。
無償の標準規格は、Web2.0の基盤です。サンのStarOfficeデスクトップ・スイートの基礎となるOpenDocument形式も、そのような標準規格に基づいています。無償の標準規格は、なぜ重要なのでしょうか。サンのCEO、Jonathan Schwartz(ジョナサン・シュワルツ)が、人気の高い自身のブログでその真の意味を語ります。

  ジョナサンのブログ日本語版を読む

6)Sun Grid Compute Utilityを試用する

Web2.0では、インターネットの普及、可用性、及び速度を継続的に向上させ、サービス・オン・デマンドの提供を促進する通信グリッドが求められます。サンは、膨大なコンピューティング・リソースの利用を可能にするサン独自のソリューション、Sun Grid Compute Utilityを提供しています。
(※これは現在米国内向けのプログラムであり、1時間あたり1ドルで1CPUの利用が可能です。)

Sun Grid Compute UtilityがWeb2.0を実現する仕組みについては、ビル・バスがSaaSに関する記事の中でCallidus SoftwareにおけるSun Grid導入事例を取り上げていますので、ぜひご参照ください。(英語)

7)Sun Developer Networkに参加する

開発ツール、オープンなソースコード、コミュニティ・リソースなど、Web2.0の構築に必要なものが全て、Sun Developer Network.で入手できます。200万人以上のメンバーと170を超えるメッセージ・フォーラムを抱えるSDNは、ワンストップ・ポータルとして、Web2.0に採用できる多彩な開発及び展開テクノロジを提供します。

また、SDN ChannelはWeb2.0に必要な技術の、いわば仮想展示会として、Linux on Sun、SOA、モバイル・アプリケーション、コミュニティ開発など、さらにはAJAX、非同期JavaScript、及びXMLによるWebアプリケーションの機能拡張に関し、実用デモやダウンロードを提供します。

これでお分かりのことと思いますが、Web2.0はWeb 1.0の成功の上に成り立っているものであり、ティム・バーナーズ・リー氏をはじめ、進取の気性に富んだ何百という先駆者たちによって始められた世界変革の動きを、今も推進しているのです。サンは、Web 1.0の基盤として使用されている多くのシステムを開発してきました。また、技術革新への不断の取り組みにより、セキュアでオープンかつグローバルなエコシステムとしてのWeb2.0の可能性を実現するために必要な技術も提供し続けています。

しかし、15年間も待つ必要はありません。Web2.0は今、すでにあるのです。もはや何も待つ必要はありません。

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