通常、セキュリティの厳格さは、処理する情報の重要度によって決まります。例えば、事務用品ベンダは、人事ベンダほど厳格なセキュリティ管理は必要としません。データの重要度が高いケースを除き、BPOアーキテクチャの発展に伴って、ベンダのデスクトップや基盤が使いやすくなるようにセキュリティ・ポリシーを改訂しています。通常、こうすることで、コストが削減され、導入時間が短縮されます。
私たちは3つの全BPOレベルでサンのアイデンティティ管理ソフトウェアを使用して、アプリケーションとデータに対する認証とアクセス制御を行っています。
レベル1では、ベンダはSun Rayシン・クライアントを使ってビジネス・システムにアクセスし、私たちは役割に基づくアクセス制御によってサンのアプリケーションとシステムに対するアクセスを管理しています。レベル2の業務提携では、Sun Java System Identity Managerを使って、ユーザ・アイデンティティの管理とプロビジョニングを行っています。
レベル3の業務提携では、Sun Java System Access Managerを介してベンダ・システムとのフェデレーテッド・アイデンティティと認証を実装したいと考えています。これによって、内部アプリケーションと外部アプリケーションの間にシングル・サインオンが実現され、機密性の高いアプリケーションのための強力な認証機能が実装されます。また、外部ベンダにユーザ資格を与える必要もなくなります。ユーザからは、アクセス権がただちに付与されたように見えます。一方、サンにとっては、そのユーザ資格が一切ベンダ・サイトに格納されないため、リスクが最小限に抑えられる、という利点があります。 |