テクノロジーは、課題にもなり得ますし、解決策にもなり得ます。テクノロジーが、人やプロセスが不在のまま使用されれば、大きなリスクとなり得ます。テクノロジーは、どんな人間も消費し尽くせないほど膨大な量の情報を飲み込むことも可能です。
テクノロジーを使えば、人間の思考速度を上回るスピードで情報を共有できるため、役員レベルの情報管理体制と、情報の流れ方、情報を共有する場所、情報にアクセスできるユーザ、及びこれらユーザの組織内における役割を明確化するシステム、ならびに情報の確実な監査体制を確立しない限り、テクノロジーが害をもたらす可能性もあります。
アイデンティティ管理のテクノロジーは、自社のネットワークに「誰」が参加しているかを把握するためにきわめて重要です。
アイデンティティ管理テクノロジーは、自社のネットワークに「誰」が参加しているのかを把握するためにきわめて重要です。すなわち、自社の顧客が「誰」であり、その顧客の様々なニーズに「誰」が対応するのかを把握するということです。サンには、アイデンティティ管理分野における強い指導的立場、及び監査とアイデンティティのコンプライアンスを支援してきた実績があります。
サンが提供する機能には、ユーザ・プロビジョニング、役割管理、アクセス管理、連携(フェデレーション)、ディレクトリ・サービスなどがあります。これらはいずれも、「誰」が、というビジネスの課題に正面から取り組む明確な戦略の下で導入することによって、大きなプラスの効果を実現できるテクノロジーの例です。
データ占有領域を大幅に縮小し、リスクを軽減できるSun Rayのようなウルトラ・シンクライアントを使用すれば、データの一元化とセキュリティの向上が可能になります。Sun Rayを使用するにはログインが必要なので、全ての操作が監査の対象となります。データが複数のデスクトップに複製されて拡散することがなくなり、大部分はサーバ・レベルで一元的に管理されます。
ユーザは、認証を受けた上で、保護された場所に格納されている情報にアクセスします。その後、セキュリティ、プライバシー、及び監査の担当者が、そのインタフェースの使用を許可されたユーザを対象とする支援や管理、教育を行います。
データが本当の意味で問題となるのは、ストレージ戦略においてです。この領域こそ、情報を1つの資産として活用するにはどうすべきかを理解する上で、テクノロジーや管理、教育が効果を発揮します。サンのオープンなデータ・アーカイブ・ソリューションは、競合製品との比較で、10倍のスケーラビリティを持ち、物理的な占有スペースは半分で済み、エネルギー・コストは10分の1に削減できるため、組織のIT部門に配分する予算の算出方式も変わります。
組織において、何がどこに格納されているのかを把握しておくことはきわめて重要です。CIOは、格納されたデータが抱えるリスクや潜在的な効果に気づいていないかもしれません。ここで、上述の「役員会議の空席」の考えに立ち返ってください。適切であれば、データの占有領域を縮小して、価値をもたらすデータに対する適切な投資は維持しつつ、手に負いかねるリスクしか生まないようなデータは意図的に排除していくことが必要です。 |