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サンのエコ・コンピューティングはこれからも続きます
Inner Circle読者の皆様、こんにちは。サンのCIO、ボブ・ウォーラル(Bob Warral)です。 サンのエコ・コンピューティングに関する進展についてお話ししてからしばらく経ちました。そこで、今月は、実際の進展と年頭以降に行われたイベントについて、新しい情報をお伝えしようと思います。皆様にも知っていただきたい、非常に興味深いイノベーションがいくつかあります。何度もお話ししていますが、エコとは、単なるグリーン・コンピューティングではなく、エコノミカル(経済的な)コンピューティングでもあります。 エコ・コンピューティングへの集中的な取り組みによって、サンの企業データセンターでは、大幅な節減が成し遂げられました。具体的には、この9ヵ月で、3つのデータセンターの統合と閉鎖によって、注目すべき節減が見られています。その数値は次のとおりです。
皆様と情報を共有するためのSecond Lifeバーチャル・ツアー・ビデオでアピールした、アーキテクチャに関する同様のテクノロジーやアイディアを活用することによって、引き続き、サンの国際的なデータセンターの面積を節減していきます。 上述のような節減としては、2008会計年度時点で8ヵ所あるデータセンターを2012会計年度までに3ヵ所にするために全体の面積を減らしているところです。CIO、CFO、会計士であれば、データセンターを5ヵ所閉鎖した結果から得られる大きな収益を想像できます。 これらの節減は、新しいテクノロジーの発明によって達成されたものではありません。既成のテクノロジーを用いて、独自の方法に応用しただけです。したがって、データセンターにおける新たなテクノロジーやイノベーションを社内で推進しながら、このような既成のアプローチも、企業にとって、よりコスト効率の良いITソリューションを実現する基盤要素の1つと考えます。
今年1月に、サンはコロラド州のブルームフィールドで、最先端の、拡張性の高いデータセンターを公開しました。このデータセンターでは、カリフォルニア州サンタクララの施設と同等の、エネルギー効率の新たな基準を達成する、革新的な電力消費と冷却のテクノロジーを採用しています。 サンのグローバル・ラボ&データセンター設計サービス担当シニア・ディレクターであるDean Nelson(ディーン・ネルソン)と、CTO兼研究開発担当エグゼクティブ・バイスプレジデントのGreg Papadopoulos(グレッグ・パパドポラス)が、カリフォルニアとコロラドのサンの最新データセンターにあるポッド・アーキテクチャや設計要素を紹介するSecond Lifeバーチャル・ツアー(英語)を作りました。 読者の皆様、コーヒーを飲みながら24分の簡単なバーチャル・ツアーをぜひご覧ください。(上げ床の必要がなくなった)新しい設計要素や、電力消費と冷却におけるイノベーションを理解するには、「百聞は一見に如かず」です。
ここで話していることは、データセンターの将来の保証です。7メガワットから最大10メガワットまで電力を拡大する能力や、配電ユニットによって得られる柔軟性は、他に類を見ません。また、ダウンタイムを考慮せずに電源コネクタをすぐに交換できる機能は、従来のデータセンターとこのようなアーキテクチャとを大きく差別化するものです。 もう1つの際立った事実は、正に1970年代の考え方である、非常にコストのかかる上げ床を必要とせずに、新しいデータセンターの建設や古いデータセンターの改装ができることです。スラブ床は、従来よりもはるかに建設が簡単です。また、かなり専門的な話になりますが、ディーンとグレッグは、データセンターのエネルギー効率の測定に使用される、全体のPUEの指標についても話しています。サンタクララのデータセンターの場合、ディーンはPUEの指標を業界標準の2.0に対して、1.28に定めています。データの切り口に関係なく、PUEの指標はエネルギー効率の業界標準の数値なので、ここでエネルギー効率の話をしても現実的ではありません。
また、多くの人々にわからないことは、ゼロから始める必要はありません。既存のデータセンターを利用し、自分のスピードで、これらの新しいソリューションの導入を開始できます。従来のデータセンターの一部に新しい設計要素を取り入れ、古い旧来の設備を段階的に全て置き換えてアーキテクチャを増やし続ければいいのです。 これによって、同様に大きな節減効果を実現できるでしょう。細かいレベルでも、旧式のサーバを、よりエネルギー効率の優れたサンのSun SPARC Enterprise Mシリーズのサーバに交換するだけで、サーバのレベルで非常に顕著な節減効果が得られるでしょう。 「ああ、できればそうしたいのですが、どこから始めれば良いのかわかりません。」多くの人がこう言います。それに対する私の答えはこうです。ポッドから始めることが難しいのなら、1ラックの新しいサーバから始めて、そこから得られる性能の向上を見てみたらどうですか。それから、その成功例を基に、スタッフや財務部門、CEOを説得して次のステップ、つまり、1ラックから、節減効果が非常に高くなる“ポッド”単位の構築に進むのです。まずは自分で試してみて、それから先に進めば良いでしょう。 それでは、Second Lifeバーチャル・ツアーのビデオをお楽しみください。また、サンのサンタクララ・データセンターについてはこちらの記事も是非ご参考ください。 関連リンク
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