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IT系の仕事を見つけるためのヒント
Inner Circle読者の皆様、こんにちは。 この4ヵ月間に、複数の学生のグループをサンのセミナールームに招きました。また、私は、各種委員会や評議会に出席し、カリキュラムについて地域の大学にアドバイスしています。最近これらの両方の評議会で私が気付いたのは、世界でも有数の大学の出身である学生たちが深刻な心配事を抱えていることです。 学生たちは、自分たちが勉強を始めた時点で目標にしていた、有意義な仕事に就けるかどうか気に病んでいました。同様に、スタッフや、私が社内でメンターを務めている人たちからも同じ質問を受けています。みな、次の仕事を見つける方法や昇進の機会について知りたいと考えています。 私の頭に浮かんだのは、1990年代後半にハイテク業界内で、エンジニアリングやコンピュータ・サイセンス専攻の学生は希望の仕事にほぼ就けるという正しい、または誤った、あるいはどちらとも言えない期待が広まり始めたことでした。そのような夢物語は消えてなくなり、2000年初頭にドットコム・バブルで目にしたように、必要な条件を備えた志願者の供給は需要を上回っています。私は、今でも技術系の人材は過剰であると確信しています。したがって、卒業予定の学生たちや、現在プロフェッショナルである人たちには、市場において自分自身を差別化するという大きな義務があります。 業界が進む方向を見て、その流れに乗る
私は次のようなアドバイスをしています。卒業予定の学生である場合は、クラウド・コンピューティングや仮想化のような事象によって業界が進む方向を考え、その業界で必要とされる基本的な技術の一部を理解すると良いでしょう。以前から、私たちはサービス系の産業に向かって進んでいると考えていました。それに伴って、セキュリティ、ベンダー管理、法律や契約に関するスキル、プログラム管理といった、従来とは異なるITの役割に対して需要が発生してくるでしょう。したがって、在学中にそれらのスキルを伸ばす機会があれば、それを活用すべきです。 面接試験を受け始めると、それぞれの募集に対しての応募者は、数百人あるいは数千人といるでしょう。採用担当のマネージャーは履歴書を一通り見ますが、実際には、あなたの興味の方向性を良く知るために、学業以外の活動を見ているでしょう。コミュニティ・プログラムや他の業界関連のコミュニティに参加してみてください。それらのコミュニティの意欲的なメンバーとなり、学問的な研究の他に、自身が個人的に関心を持てる分野を明らかにするのです。 多くの大学では、GPAが4.0であることは一年生とみなされるための最低条件に過ぎません。入試担当事務局の責任者は、コミュニティやその他であなたが行なった学業以外の内容に期待しています。それは卒業する場合も同じです。一流大学をGPA 4.0で卒業したとしても、雇用する側は、あなたが学業以外に行なってきたことを知りたいのです。 Webに投稿する内容には注意が必要
3つ目は(これから卒業する世代は間違いなく行なっていると思いますが)、LinkedIn、Facebook、Plaxoなどのツールを使用して、オンライン・コミュニティに参加することです。しかし、オンラインでの人柄が両刃の剣となり得ることにも注意してください。自分自身や、自分の関心事を誤ったかたちで伝えたくはないでしょう。採用担当者や、調査会社、採用マネージャーがWebであなたのプロフィールを見つけた場合、それは大きなメリットです。 しかし、もしあなたが採用マネージャーの望んでいないことを考えていた場合には、デメリットにもなります。したがって、この方法では、自分がWeb上で投稿する内容について注意深く意識する必要がありますが、それでも、求職活動の手段としてこのチャネルを活用すべきです。 また、あなたの人脈も非常に重要です。人脈はいつでも、求職活動における最も貴重な財産です。ITにおける人脈は比較的内向きになりがちですが、個人的なネットワークの構築は、いつでも簡単にできるとは限りません。その仕事について調べるときには、友人や、家族の縁故、業界との関係を必ず活用しましょう。 アウトソーシングとオフショアリングの展望を理解する
最後に、アウトソーシングやオフショアリングの将来の展望から、業界で起きていることを注視する必要があります。あなたが関心を持っている種類の仕事が、主に、多国籍企業によってインドや中国などにアウトソースされている場合、その仕事の将来性は間違いなく低いものでしょう。業界を研究することで、あなたの関心に合った最高の機会を見つけることができるでしょう。あきらめないでください。ふさわしい仕事がきっとあります。深刻な失業率に苦しんでいるシリコンバレーでも、やりがいのある、魅力的な仕事に就いている人たちがいます。多少時間がかかるかもしれませんが、進み続けましょう。 求職活動の最後のポイントは、地理に関係します。例えば、ベイエリアに住んでいても、ベイエリアで仕事を見つけるのが当然だとは思わないでください。今日の市場は非常にグローバルです。仕事の環境はグローバルで、経済もグローバルです。大変なことかもしれませんが、私たちはみな、新しい仕事を探すときには、対象地域を居心地の良い場所よりも外に広げる必要があります。 シンガポールで働いていた私の親友は、他のアジアの国やヨーロッパまで求職活動を広げる方法として、自ら進んで、日本語とフランス語という2つの言語を学びました。彼はフランス語がたいへん上手になり、パリで仕事を得て、シンガポールからパリに家族と引っ越しました。私には、この友人以上に自発的に対象地域を広げた人の例は想像できません。あなたもひょっとしたら、パリや、モントリオール、サンディエゴ、シンガポールで仕事が見つかるかもしれません。将来のIT系の仕事は、いたるところにあるでしょう。 それでは、この夏を楽しんでください。実り豊かで、充実したものになることを期待しています。 Bob Worrall(ボブ・ウォラル) |
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