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VirtualBox&Sun VDIで、一歩進んだデスクトップ管理を
情報システムの管理は、いつでも少ない労力で多くの成果を上げることを求められています。これまでの関心の対象はハードウェアでした。サーバからより高い生産性をひねり出したり、コストを削減するためにシステムを統合したりしていました。しかし、人員の面で少ない労力で多くの成果を上げられるようにすることによって、コストを節約し、効率を高めるチャンスもあります。特に、デスクトップ環境の管理がこれに該当します。 モバイル機器、ネットブック、その他のハンドヘルド機器が大量に流入しているにもかかわらず、デスクトップ・コンピュータは今でもほとんどの組織で大多数を占める生産性向上ツールです。もっとも、たいていの場合、デスクトップの機能は今でも1人に対して1つのオペレーティング・システムと1つのCPUに限定されています。企業のデスクトップはまだ相当数の管理者によって管理されています(ハードウェアのコストが下がっている一方で管理者の給与は上昇を続けています)。そして、セキュリティも、いまだに大きな問題点となっています。 仮想化環境を可視化 リソースをプールしたり稼働率を向上させるためにサーバやストレージシステムを仮想化できるのと同様に、デスクトップ環境を仮想化して、エンドユーザの生産性、管理のしやすさ、セキュリティを向上させることができます。 Sun VirtualBoxソフトウェアなどの仮想化製品によって、1台のデスクトップで、複数のオペレーティング・システムのホストや、多くの様々な種類のジョブの実行が可能です。したがって、WindowsベースのPCはもはや単なるPCではありません。1つのウィンドウでMacintosh OS、もう1つのウィンドウでLinux、さらに別のウィンドウでOpenSolarisを実行させることもできます。 また、Sun VirtualBoxを使用すると、もはやデスクトップ・デバイスは、搭載されている物理的なCPUの数に限られることはありません。仮想CPU(1システムで最大32個の仮想CPU)でデスクトップを構成できます。また、大規模なサーバやクラウド・コンピューティング環境の処理能力も利用できます。 Sun VirtualBoxを使用すると、仮想環境はネイティブ環境から分離されていていつでも破棄できるため、デスクトップ・デバイスはPCと同じセキュリティ上の脅威の影響を受けなくなります。このため、ホスト・マシンがウイルスに感染するリスクはなく、ユーザは、自由に新しいソフトウェアを試したり、プログラムを仮想環境にダウンロードできます。 さらに、何らかの破壊的影響を与えたり、リソースを危険な状態にさらすことなく、Windows 7や、OpenSolarisの最新バージョンなどの新しいOSを試したり、OS/2などのレガシーOSのインスタンスを起動したりすることもできます。 デスクトップ・デバイスを、様々な目的別の部屋がある1軒の家として考えてみましょう。家庭の諸事からは切り離しておく「仕事部屋」、家族のそれぞれが個々のスペースを持ち、自由にそこで物を作ったり壊したりできる「家族の部屋」(ティーンエイジャーにとっては理想的ですね。)、セキュリティが完璧な状態で金銭の取引が行える「安全地帯」、裏側でその他のスペースを整理するための「納戸」などが1つの家の中にあるといった感じです。 同じくらい重要な点は、Sun Virtual Desktop Infrastructure(VDI)などの製品の管理機能を通じて、仮想デスクトップ環境の管理の一元化や合理化が可能になり、管理の時間や費用が節約されることです。デスクトップは中央でホスティングされるため、表示のみがクライアント・デバイスに送られます。重要なデータは企業ネットワークに残されることがなく、ITによって管理及びバックアップできます。 展示会の例:JavaOneでの21,000台の仮想デスクトップを管理 Sun VirtualBoxやSun VDIの実際の可能性をさらに理解してもらうため、サンフランシスコで開催した今年のJavaOneカンファレンスの来場者に対して、サンがどのように21,000台の仮想デスクトップのプロビジョニングと管理を行ったかをご覧ください。 サンは、カンファレンスが行われたモスコーニ・センターのロビー全体に、数百台のSun Ray「シン・クライアント」デスクトップを設置しました。JavaOneの各来場者には、登録のウェルカム・キットの一部としてスマートカードが渡されていました。 来場者がSun Rayからそれぞれの自宅や職場のデスクトップにアクセスするには、最新のSun Rayにスマートカードを挿して、Windows 7、Ubuntu Linux、OpenSolarisから必要な仮想デスクトップの種類を選択するだけでした。 ユーザが初めて選択したときに、その選択した仮想デスクトップの仮想マシン(VM)がSun VDIのテンプレートに基づいて作成されました。VMの構成はMySQLのデータベースに格納され、仮想ディスク・イメージのクローンがすぐにテンプレートから作成されました。 次に、Sun VDIでVirtualBoxサーバを選択します。そのサーバで新しいVMが起動され、新しい仮想ディスクが認証されました。ユーザが自分のスマートカードを抜き取ると、VMはすぐにサスペンドの状態になり、他のユーザにリソースが解放されました。スマートカードをもう一度挿すと、先ほど作成された仮想デスクトップが再び起動し、VMがディスクからリストアされました。 これらの21,000台の仮想デスクトップを管理するために、管理者は何人必要でしょうか。合計で2人です。 また、全てを実行するために必要な高性能のハードウェアは何台必要でしょうか。1つのラックで、4台のVDIサーバ(それぞれ4つのCPUと64GBのメモリを搭載したSun Fire X4450サーバ)、5台のVirtualBoxサーバ(それぞれ4つのCPUで各CPUは6コア、64GBのメモリを搭載したSun Fire X4450サーバ)、3台の7210 Unified Storageサーバが設置されています。ちなみに、この構成は要件に対して過剰であることが判明しました。 オープンソースの選択肢は、どんなOSに対してもオープンであること VirtualBoxは、短期間で、あまり目立たない形で、世界で最も広く利用されているオープンソース仮想化ソリューションになりました。シニア・プロダクト・マネージャのAndy Hall(アンディ・ハル)によると、インストール・ベースは1,600万を超えており、7月だけで100万以上のダウンロードがありました。 「Sun VirtualBoxの利用が急速に広がった理由は、Sun VirtualBoxが全ての主要なオペレーティング・システムで稼働するエンタープライズ・クラスのソリューションであり、また、最大32個の仮想CPUの負荷に対応する初めての仮想化製品であるためだと確信しています。また、大規模な成長中のコミュニティによって支持されているので、簡単に、より多くの革新的な機能を素早く実現できます。」(ハル)。 Sun VirtualBoxソフトウェアは、個人的な利用の場合は無料です。組織内の広範囲な導入の場合は、エンタープライズ・サブスクリプションも利用できます(1年ごとに1ユーザにつき30ドルから)。サンのテクニカル・チームの24時間365日のプレミアム・サポートが含まれます。契約数に応じた割引もあります。
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