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Solaris 8オペレーティング環境 ─ .com(ドットコム)時代の新しい標準 ─
Solaris 8オペレーティング環境 (「.comオペレーティング環境」とも言えます)は業界に新しい標準をもたらし、オペレーティング・システムを定義し直し、オペレーティング・システム・ビジネスに変革をもたらします。
「総体的に見て、Solaris 8はSolarisの歴史の中で最も重要なアップグレードと言えます。」と、Dataquest社のアナリストであるエヴァン・キン氏は1999年11月11日付けのInternetWeek誌(英文)の中で述べています。
Solaris 8オペレーティング環境のリリースに伴って、Sunは次のような新しいビジネス・モデルを打ち出します。
業界をリードするこの動きは、Solarisオペレーティング環境へのアクセスを容易にすることによって、業界のイノベーションを促進することを目的としています。そのため、Sunは、現在および新規のカスタマのニーズに応えるために、すでにワールド・クラスのサービスおよびサポートの提供をよりいっそう充実させています。
.com時代の新しい標準オペレーティング環境となるSolaris 8オペレーティング環境は、非常に柔軟でスケーラブルなアーキテクチャ上に構築された、機能性豊かな製品です。Sunは今回のリリースに伴って、広範囲なサービスと包括的なエンタープライズ・サポートを提供します。また、Solarisソフトウェア開発者およびシステム管理者のバーチャル・コミュニティの構築を積極的に先導します。
.comグレードプラットフォーム
Solarisオペレーティング環境は、.comグレードプラットフォームのあるべき姿を定義します。世界最大のデータ・センターで実地テストが行われ、スケーラブルで信頼性があり、高い可用性と管理の容易性を備えたサーバー環境であることが証明されています。世界中で、数多くの大規模(そして複雑な).com実装で中心的役割を担っています。
Solaris 8オペレーティング環境は、サービス・レベルを向上し、サービス・コストを削減し、ITリスクを軽減します。
1999年3月13日付けのPC Magazine誌(英文)には、次のように記載されています。「Sunが、当社がインターネットの基盤を築いたと語っているのは、真実に近い。NetscapeからW3C(World Wide Web Consortium)まで、インターネット企業のWebサイトを見れば、Solarisユーザーのwho's-who(重要人物リスト)を見るようなものです。」
企業はネットワーク・エコノミーを利用するために再編成を繰り返します。Solarisオペレーティング環境はそのような企業の.com戦略の基礎となります。企業は、数多くの顧客層(カスタマ、従業員、パートナー、業者など)に特定のサービスを提供するために、インターネットを使用します。それによって、ビジネス・プロセスが効率化し、新しい方法で競争に勝ち、新しいタイプのビジネス好機を生み出しています。
多くの企業にとって、このインターネット・ベースのテクノロジを広範囲に渡って採用することは、すでにストレスのかかった技術インフラに対するさらなる重圧となります。IT企業は、現在、何百万人ものユーザー、何ギガバイトものメモリー、無数のプロセッサのサポートに追われています。この環境では、テラバイト単位のデータは一般的です。真の 24x7環境のメンテナンスを実現しようとすると、プロダクション・コードが頻繁に変更されることによって複雑化するさらなる問題が起こります。 また、サーバーのスプロールを制御するのも企業の仕事となります。
「インターネットは、スケーラビリティ、可用性、管理性、管理コストなどの従来からの課題をさらに複雑にしてきました。我々は、成功は、信頼性やスケーラビリティなど、データ・センターの中心部の統制と、インターネットの機動性を組み合わせることによってもたらされることを学びました。我々は、サービス・レベルを向上し、サービス・コストを削減し、ITリスクを軽減するオペレーティング環境を提供します。」と、Solarisマーケティング部門副社長アンディ・イングラムは述べています。
2000年3月5日にリリースが予定されているSolaris 8オペレーティング環境は、.com時代に生き残るために必要なスケーラビリティと迅速な付加サービスを実現できる、いつでも使用可能なプラットフォームを提供します。Solaris 8オペレーティング環境では、アーキテクチャ、製品、サービス、コミュニティという4つの基本アプローチでこれらを実現します。
.comオペレーティング環境のアーキテクチャ
今日の.comワールドで勝利者となるには、データ・センターの信頼性と、変遷するビジネス対象に迅速に適応していく能力が必要です。後者は、ビジネスの発展につれて、歩調を乱すことなく成長、進化していける柔軟なアーキテクチャを持つことと解釈できます。スケーラビリティの問題は非常に重要です。
構造上、スケーラビリティには、水平スケーリングと垂直スケーリングという2つの基本的な軌道があります。 水平スケーリングとは、ネットワークに追加された新しいマシンを簡単にサポートおよび統合するためのオペレーティング環境の性能です。システムを透過的に統合することは、システム全体にロードを分散し、静的コンテンツの過大な需要をサポートすることを可能にするため、非常に重要です。
「例えば、通常Webファイルを頻繁に使用するAOL社の場合、データは数多くのサーバーに簡単に複製されます。ですから、より小さく廉価なサーバーを使用して水平スケーリングを行い、ロードを処理します。」(イングラム)
垂直スケーリングとは、関連のハードウェアの処理能力とのスケールを可能にするためのオペレーティング環境の性能です。
「例えば、カスタマおよびインベントリのアクティブなデータベースを使用するJ.Crew社の場合、垂直スケーリングを行う必要があります。アクティブ・データベースの場合は簡単に複製されません。ですから、大規模サーバーにより多くのプロセッサおよびメモリーを追加してロードを処理する必要があります。」(イングラム)
「Solarisは、我々が購入できる最も速いサーバーで、パフォーマンスも信頼できると満足しています。」と、インターネット・プレゼンス・プロバイダでオンデマンドでISPダイアルアップ・サービスも提供しているDigital Marketing社の社長ゲイリー・ゴールドバーグ氏は述べています。
「Solaris 8オペレーティング・システムの基盤となっているアーキテクチャは 、7x24および巨大スケールの問題を解決します。つまり、ダウンタイムをできるだけなくしたい大規模.comカンパニーの大規模データ・センターのニーズに応えることができます。我々は、現在、電話会社が提供しているのと同様のスケーラビリティおよび信頼性を提供できるよう努力しています。サービス・レベルを向上し、サービス・コストを削減し、ITリスクを軽減しようとしています。」(イングラム)
製品
Solaris 8オペレーティング環境の設計目的は、.com時代のオペレーティング環境に新しい標準を提供することです。キーとなる目標は、サービス・レベルの向上、サービス・コストの削減、そしてITリスクの軽減です。これらを実現するために、製品チームはSolaris 8にスケーラビリティ、可用性、管理性、信頼性、接続性および包括性を備えることに焦点を置きました。
スケーラビリティ
Solarisオペレーティング環境では、小規模から大規模までスケール可能です。今回のリリースによって、Webサーバーのパフォーマンスは4倍向上します。アプリケーション・レベルでは、JavaアプリケーションのパフォーマンスがJava HotSpotパフォーマンス・エンジンを通して1400%向上します。さらに、高性能コンパイラがハイ・パフォーマンス・コンピューティングを400% 向上させます。また、Oracleデータベースのパフォーマンスが40%向上します。
可用性
.comデータ・センターの生命線は24x7の可用性です。Solarisオペレーティング環境だけが、システムを停止することなくCPUやメモリーなどのクリティカルなシステム・リソースを追加できる可用性を備えています。「Solaris 8は競争相手から何年も先を進んでいます。 今回のリリースでは、動的Solarisドメインをサポートするシステムで自動的にリソースを再割当てする可用性を提供します。」(イングラム)
可用性に関連するその他の機能
- IPマルチパス(IP Multipathing)は、同じネットワークへの複数の接続に対して、復旧能力があり障害に対抗できるネットワーキングを可能にします。
- ホット・パッチ(Hot Patching)は、Solarisが稼動中に適用できるパッチの数を増やします。これにより、サーバーのアップタイムはかなり延長されます。
- ライブ・アップグレード(Live Upgrade)は、ユーザーがオンラインのままアップグレードできるため、オペレーティング・システムをアップグレードする際の通常のダウンタイムを排除できます。
- フル・ムーン(Full Moon)は、.comワールドのためのクラスタ設計です。最大8つのサーバーをクラスタ化できるプラットフォームを提供します。
「Sunクラスタは水平スケーリングの限界を完全に定義し直すものです。」(イングラム)
「弊社にとって可用性と強固さは大きな問題です。それらによって、無料のリアルタイム株価およびその他の価値ある投資情報をカスタマに提供することができます。弊社には、毎日、一日中、即時の株式市場をカスタマに提供する使命があります。 Solarisはそれを可能にしてくれます。」と、FreeRealTime.comのCEOブラッド・ガン氏は述べています。
管理性
低サービス・コストで高レベルのサービスを実現する鍵は管理方法にあります。
「Solarisオペレーティング・システムはチャンピオンで、他よりはるかに進んでいます。Net-Temps社では月に約10%の成長を予測しています。新しくエキサイティングなリクルートのアプローチを開発しながらそのように急速に発展できるのは、Sun Solarisプラットフォームが技術的な洗練性および柔軟性を提供してくれるからです。Sunは、弊社の競争力の源です。」と、トップ・オンライン・ジョブ・ボード、Net-Temps社の副社長ケヴィン・ストレンジ氏は述べています。
このリリースでは、管理性をさらに向上させる新機能が含まれています。主な機能は次のとおりです。
- Sun Management Center Version 2.1.1は、管理の自動化および中央集約化を飛躍的に向上させます。
- Solaris Web Startでは、WebをブラウズするようにSolarisをインストールできます。
- Solaris JumpStartは、複合エンタプライズ環境でのSolarisインストールを自動化します。
- Solaris WBEM サービスでは、HTTPやXMLなどの共通のWebプロトコルを使用したり、CIM(Common Information Model)を利用することによって、クロス・プラットフォーム管理の相互運用を可能にします。カスタマはWBEMを使用することによって、アプリケーションがより使用しやすくなります。
- iPlanet Directory Serverなどの統合ネーミング/ディレクトリ・サービスによって、ユーザーはアドレスではなく名前でアイテムを参照できます。
- 改良された障害検知および分析機能によって、システム管理者は小さい障害からシステム・クラッシュまでを予測し、対策を講じ易くなります。
信頼性
.com時代のオペレーティング環境はかなり高レベルの信頼性を提供する必要があります。Solaris 8オペレーティング環境は、インターネット上にセキュリティを装備する能力を提供します。主な機能は次のとおりです。
- ファイアウォールは、インターネット上のユーザーを企業のネットワークから隔離します。ドットコムのユーザーは、完全な包囲保護というよりもっと進歩的な防火帯のような一定のファイアウォール機能が必要です。これを実現するため、SolarisにはFirewallテクノロジが備えられています。
- IPSecセキュリティ・テクノロジは、強力なデータ統合性および機密性を保証します。IPスプーフィングから保護し、バーチャル・プライベート・ネットワークを生成します。
- Kerberos v5は、単一のサインオン・アプリケーションの認証を可能にします。
- ロール・ベースのアクセス制御によって、システム管理者のセキュリティ管理が向上します。
- スマート・カード(Smart card)のサポートによって、ユーザーのログイン時およびアプリケーション実行時に高レベルのセキュリティを実現します。ユーザーはアクセスの際に認証済みのスマート・カードおよびパスワード・キーの両方を求められます。
.comワールドでは、テクノロジが一段と速く進化するため、信頼性があるということは、テクノロジが変化しても投資を保護できるようなビジネス・モデルを提供できるということでもあります。それを目標に、Sunは「Solaris 8用Solarisアプリケーション保証プログラム」(Solaris Application Guarantee Program for Solaris 8)を発表します。旧バージョンのSolarisで「Sun保証テスト」(Sun Guarantee Test Suite)を合格したアプリケーションはすべて、Solaris 8で実行できることが保証されます。「Solaris 8用Solarisアプリケーション保証プログラム」(Solaris Application Guarantee Program for Solaris 8)は、Sunのバイナリ互換SPARCシステムの完全ラインとともに、現在および将来にわたりSunカスタマの投資を保護します。」と、Sun Computer Systems社のSolaris製品/マーケティング・ディレクタ(Director of Solaris Productization and Marketing)であるグレン・ウェインバーグ氏は述べています。保証プログラムおよび保証テストはどちらも無料です。
「アップグレードが透過的に行われるオペレーティング環境は他に見たことがありません。」と、National Center for Atmosphericで世界中の何千人もの大気調査員からのデータを管理するスーパーコンピュータおよびデータ・ストレージ・システムを管理しているマーク・ユリス氏は述べています。
接続性
.com時代は接続されることがすべてです。Solaris 8オペレーティング環境では、最先端の接続性を保証する次のようなプロトコルおよびテクノロジを備えています。
- IPv6は、ほぼ無制限数の接続を可能にします。
- Mobile IPは、いつでも、どこからでも、どのようなデバイスからでも接続を可能にします。
- XMLは、XML(eXtensible Markup Language)へのアクセスを可能にします。
- Java 2 Platform, Enterprise Editions (J2EE)は、エンタープライズ用Javaアプリケーションとの接続を可能にします。また、統合LDAPは、ディレクトリ・サービスへのアクセスを可能にします。
- Microsoft、Novell、IBM、OSIとの透過的な相互運用のためのプロトコールおよびテクノロジを備えています。
包括性
.com時代に成功するには、オペレーティング・システムの上を行くmulti-tierアプリケーション・デリバリ・アーキテクチャの構築能力が必要です。Solaris 8オペレーティング環境には次のものが含まれます。
- エンド・ユーザー用オフィス生産性向上ソフトウェア製品群および iPlanet Webtopテクノロジ
- Web開発用iPlanetおよびApache Webサーバー
- アプリケーション・レイヤー用Netscapeアプリケーション・サーバー開発ライセンス
- Oracle 8i Enterprise Editionデータベース
- Oracle Migration Workbench SQL Server移行ツール
サービス
Sunは、Solaris 8オペレーティング環境用に、サポート、教育およびコンサルティングを提供します。 これらの「.com readyサービス」は、Solarisオペレーティング環境の分析、アーキテクチャリング、調達、展開、管理など、カスタマがビジネスを.com化するプロセス全体を通して手助けするものです。Sunは「Solaris 8 アダプション・サービス」(Solaris 8 Adoption Services)を発表しています。これは、Solarisの旧バージョンからSolaris 8オペレーティング環境への移行を迅速にするツールと方法を提供するものです。
Sun プロフェッショナル・サービスの「新規移行サービス」(New Migration Service)は、競合するオペレーティング・システムからSolarisに移行する企業を手助けするためにデザインされました。Sun 教育サービスは、本日、教育サービス、トレーニング、資格取得の各プログラムの完全カリキュラムを発表します。これらのプログラムには、プログラマ、システム管理者およびネットワーク管理者用に25以上のコースが用意されています。
Sunは、インターネットのパワーを利用して、障害予測のモニタリングおよび防止サービスをリモートでカスタマに提供します。最先端のテクノロジを使用して、カスタマのシステム構成、パフォーマンスおよびサービス・レベルについての必要なデータを取り込み、レポートします。
さらに、Solarisシステム管理者のためにBigAdminというロケーションを用意しています。このサイトでは、システム管理用リソースをSunおよびその他のインターネット上で探すことができます。
新価格: ライセンス料無料
Solarisオペレーティング環境へのアクセスを容易にして、この.comプラットフォーム上でのイノベーションを促進するため、SunはSolaris 8オペレーティング環境へのアクセスの拡張を発表しました。
個人および企業は、メディア代プラス送料で、Solaris 8ソフトウェアをそれぞれの環境で商業目的または非商業目的に使用できます。
さらに、SunはSolaris 8ソース・コード・ライセンス料を無料にします。
「我々はイノベーションおよびスケールを維持するためにサービス主体のモデルに移行しようとしています。我々はソースを使用するための無料のライセンスをコミュニティに供給し、ワールド・クラスのサポート・サービスを提供して、ビジネスの.com化を援助します。他社が競うことのできない組み合わせです。」(イングラム)
Solaris 8オペレーティング環境バイナリは、2000年3月下旬に入手可能となります。 ソース・コードはSolaris 8バイナリがリリースされてから60日後に入手可能となります。Solaris 8オペレーティング環境についての詳細は、http://jp.sun.com/solaris/ をご覧ください。
それぞれにもたらす効果
| サービス・プロバイダ | データ・センター・カスタマ | インターネット企業 |
- Solaris 8オペレーティング環境によって提供されるIPネットワーキング・エンハンスメントによって、無制限数のカスタマにより多くのサービスを提供することができます。
- Solaris 8オペレーティング環境の新しいセキュリティ機能を使用すると、サービス拒否のアタックなどのセキュリティ侵害のリスクを軽減できます。
- Solarisソース・コードは無料でアクセスできるので、Solarisをより理解することによって、競争に強い独自の優位性を持ち、それによってサポートのコストを削減できます。
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- Solaris 8オペレーティング環境の可用性機能を使用すると、カスタマに提供するサービス・レベルを一段とアップすることができ、それによってカスタマの満足度が上がります。
- Solaris 8オペレーティング環境の向上したセキュリティ機能は、システムの使用を困難にすることなく、認証を持たないアクセスからシステムを保護するコストを削減できます。
- インストールおよびアップグレードの間にシステムを管理するための新しいテクノロジは、計画的なシステムの停止時間を短縮し、カスタマに提供できるサービス・レベルを向上します。
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- Solaris 8オペレーティング環境のスケーラビリティおよびパフォーマンス機能は、ビジネスの成長に伴ってできるだけ迅速にシステムを拡張していくことを可能にします。
- Solaris 8オペレーティング環境はコストがゼロで使用できるため、.comグレードの機能へアクセスしながらも投資をセーブできます。
- Solaris 8オペレーティング環境では、123のローカル・オフィスが37の言語でサポートします。世界的なビジネスはカスタマが理解できる言葉を使用できます。
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