|
| Japan Worldwide |
|
JavaWebNFS は、Java プログラムに、企業内ネットワークでもインターネット上でも強力な NFS サーバ上のファイル・データに対するアクセスを提供します。 クラスのダウンロードJava アプレットは、通常アプレット・バイトコード・ファイルに関する HTTP URL を含む HTML 文書内の <APPLET> タグを通じて実行されます。アプレットが一度ロードされると、Java クラス・ローダはアプレットがその「インポート」宣言の中で参照する他のクラスをロードします。Java クラスは階層的なファイル構造としてサーバ上にあります。それぞれのクラスは、属する Java パッケージに基づいた名前を付けられたディレクトリ内で別々のファイルとして存在します。例えば、インポート文「import java.awt.*」はサーバ上で「java/awt/」ディレクトリの元にある 45クラスのアブストラクト・ウィンドウ・ツールキットを参照します。45クラスすべてを必要とする AWT アプレットはほとんどありませんが、10以上のクラスを参照することは普通です。 個々の必要なクラスは別々のファイルなので、それぞれに対応する TCP 接続セットアップのオーバーヘッドと起動が遅くなるというペナルティを払って別々に HTTP ダウンロードをする必要があります。アプレット・タグ内で NFS URL に置き換えることによって、アプレットはさらに早くダウンロードされ、すばやく起動されます。つまり、クラスはすでにアプレット用にセットアップされた TCP接続を通じてダウンロードされ、同じ接続がすべてのクラスのファイルに使われるからです。NFS は HTTP の 5倍から 10倍の速さで Java クラスをダウンロードすることが期待されます。 アプレット用の NFSファイル・クラスJava クラス・ライブラリはデータアクセス用に 2つのパッケージを提供します。「io」パッケージと「net」パッケージです。io パッケージ内のファイル・クラスは、ローカルディスク上のファイルにアクセスを提供します。これはファイル・データへのランダム・アクセス、ディレクトリの作成、ディレクトリの内容のリストアップなどを含む一般的なファイルアクセス機能をサポートする方法を持っています。 URL クラスファイル・データが他のサーバ上にあるとき、「net」パッケージの中の URLクラスを使う必要があります。URL クラスは別々の URL スキーマ(http、ftp、nntp など)を扱うことができますが、こういったスキーマを実行するために使われるプロトコルによって制限があります。例えば、こういった URL スキーマはどれも、ファイル内のデータにランダムアクセスすること、ファイル生成の結果値、ファイルの最終変更時間、ファイルサイズなどを返すには使うことはできません。また、スキーマには制限があるため、URL クラスはディレクトリの内容をリストする方法を提供することはできません。URL スキーマ(NFS を除く)はどれもディレクトリ・リストアップ・インターフェイスを提供しないからです。 安全上の理由で、ファイル・クラスはほとんどのアプレットでアクセスできません。ファイル・データに対する唯一のアクセスは自ら制限を持つ URL クラスを通してだけです。NFS URL を別の URL スキーマに加えるのはささいなことかもしれませんが、その有効性は URL クラスによって制限されます。NFS プロトコルは離れたファイル・システムをプログラムに対してローカル・ファイルに見せかけるようにデザインされています。 ファイル・クラス内のNFSNFS で実行されるファイル・クラスによって、アプレットは離れたファイルでもローカル・ファイルのようにアクセスすることができます。NFS のプロトコルは、ディレクトリのリストアップとファイルへのランダム・アクセスなど、通常のファイル・システム操作をすべてサポートします。NFS プロトコルは Java アプレットに、離れたファイルアクセスに対する完全なインターフェイスを提供します。 Java ターミナル用の NFS安い Java ターミナルやネットワーク装置は、デスクトップでの情報アクセスに安いソリューションを提供します。こういった装置のほとんどはローカルなハード・ディスク記憶装置等を持たないのでパーソナルな環境設定や個人ファイルの保存を遠隔地のサーバに依存します。NFS サーバはすでに低いコスト、高性能、拡張性の高いファイルサービスを提供しています。NFS は離れたファイルアクセスに適したプロトコルです。 [ 前の頁へ | 目次 | 次の頁へ] | ||||||||||||||||||||||||||||||||