Sun Ray 1gウルトラ・シンクライアントの設計には、大きな利点がいくつもあります。
- Sun Ray 1gウルトラ・シンクライアントのステートレスな性質により、Sun Ray 1gウルトラ・シンクライアントが故障しても、それまでの作業が無駄になることはありません。交換用の装置を接続するか、ユーザがワークグループ内で別のSun Ray 1gウルトラ・シンクライアントに移れば、そのまま作業を続けることができます。このステートレス性により、セッションの移動も容易になり、ユーザはワークグループ内の任意のウルトラ・シンクライアントから自分のセッションにアクセスできます。
- 個々の Sun Ray 1gウルトラ・シンクライアントを設定したり構成したりする必要がないので、装置をすぐに交換できます。
- Sun Ray 1gウルトラ・シンクライアントは接続後、10 秒以内 (基本的にモニターのウォームアップにかかる時間)で全面的に動作可能になります。従って、デスクトップ・マシンの起動のために、ユーザの生産性が損なわれることはありません。
- デスクトップ・ウルトラ・シンクライアントの中でローカルな描画が行われないので、フォントの欠落にまつわる問題とは無縁で、一貫性のある出力が得られます。
- Sun Ray 1gウルトラ・シンクライアントでは計算処理が行われないので、ローエンド・デスクトップ・システムにありがちな資源のボトルネックがなくなります。
- Sun Rayウルトラ・シンクライアントには、ユーザが保守できる部品がないので、管理が簡素化されます。ごくわずかな障害診断には、画面に表示される単純なグラフィカルアイコンを使用します。
Sun Ray 1g エンタープライズ・ウルトラ・シンクライアントにはファンがないため、騒音が発生しません。それでも高品質のグラフィックおよびマルチメディア機能を利用できます。インターコネクトでは、標準のイーサネット技術およびコンポーネントを使用し、低コストのプライベートネットワークを実現します。
Sun Ray 1gウルトラ・シンクライアントアーキテクチャには、「人間の帯域」によって規定されたパフォーマンスレベルでサービスを提供すればよいという、固有の利点があります。Sun Ray 1gウルトラ・シンクライアントが人間の知覚の限度によって設定された入出力要件を満たすことさえできれば、それ以上、プロセッサを高速にしたり、メモリを追加しても、ユーザには何もメリットは増えません。したがって、Sun Ray 1gウルトラ・シンクライアントは、1 回限りの固定的な支出であり、コンポーネントの向上や高速化のためのアップグレードは不要です。
ファームウェア
各 Sun Ray 1gウルトラ・シンクライアントは、システムファームウェアが組み込まれた512 KB のフラッシュ EPROM を内蔵しています。このシステムファームウェアは、POST(電源投入時のセルフテスト)、サーバとの通信、認証、画面表示、オーディオ/ビデオコントロール、およびローカルデバイスドライバに対応しています。
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