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新製品のご案内
Solaris 9 8/03
- 概要
このリリースは、これまでの Solaris 9 オペレーティングシステム (以下 Solaris 9)
において提供されていた機能に加え、以前の Solaris リリースとのバイナリ互換性を保ちつつ、新機能の追加とシステムパフォーマンスの向上がなされています。
より一層強化されたスケーラビリティ、パフォーマンス、可用性、セキュリティ、管理性により、最高の Java ウェブサービスのプラットフォームとして高いサービスレベルを低いコストで実現します。
- 特長と利点
ネットワーク関連機能
- TCP マルチデータ転送 (MDT) (SPARCプラットフォーム版)
- MDT では、ネットワークスタックから同時に複数のパケットをネットワークデバイスドライバに送信できます。この機能を有効にすると、ホストの CPU 使用率やネットワークのスループットが改善され、パケットあたりの負荷が軽減されます。
- IPサービス品質 (IPQoS) のユーザーセレクタ
- これまでの uid セレクタを補うユーザーセレクタが追加されました。このユーザーセレクタでは、ipqosconf ファイルの filter 節に、条件としてユーザー名またはユーザーID を指定できます。
- Sun ONE Message Queue 3.0.1, Platform Edition の統合 (x86 プラットフォーム版)
- Solaris 9 12/02 アップデートリリースで SPARC プラットフォーム版に追加された機能が、x86 プラットフォーム版でも利用できるようになりました。
インストール機能
- Solaris Live Upgrade 2.1
- Solaris Live Upgrade では、システムを停止せずにアップグレードできます。これまでの Solaris Live Upgrade 2.0 に、以下の新機能が追加されています。
- Solaris ボリュームマネージャのテクノロジにより、ファイルシステムと RAID-1 ボリューム (ミラー) を持つ複製ブート環境を作成します。lucreate コマンドを使って、最大3つのサブミラーを持つミラーファイルシステムを作成できます。
- Solaris オペレーティングシステムのインストール時に、空のブート環境を作成するための JumpStart インストールを使用できます。空のブート環境には、Solaris フラッシュアーカイブを格納しておくことができます。
- ブート環境を作成する際、元のブート環境からコピーするファイルやディレクトリを作成対象から除外できます。ディレクトリを除外し、その中のファイルまたはサブディレクトリだけを作成対象に指定することも可能です。
セキュリティ強化
- 監査機能の拡張
- 監査トレール内のノイズが削減されました。また、管理者は監査トレールの解析時に XML スクリプトを使用できるようになりました。
ファイルシステム機能
- マルチテラバイト UFS ファイルシステム (SPARC プラットフォーム版)
- これまで、UFS ファイルシステムの容量は、64ビット/32ビットシステム共に
およそ 1 テラバイトに制限されていました。今回マルチテラバイト UFS ファイルシステムをサポートするため、すべての UFS ファイルシステムコマンドとユーティリティが更新され、最大 16 テラバイトの UFS ファイルシステムを作成できます。
システム管理ツール
- BIND 8.3.3
- BIND (Berkeley Internet Name Domain) バージョン 8.3.3 が統合されました。
デスクトップ機能
- GNOME 2.0 デスクトップ
- GNOME 2.0 デスクトップは、Solaris オペレーティングシステムを対象とする、直観的で高度なデスクトップです。GNOME 2.0 デスクトップは、これまでの Solaris リリースに付属していた共通デスクトップ環境 (CDE) に代わるものです。(CDE も引き続き使用可能です。)
言語サポートの拡張
- Solaris Unicode ロケールで Unicode バージョン 3.2 のサポート
- 新たに 1016 文字と標準化する変更および有益な変更が追加されました。この変更に関する詳細情報は下記のURLをご参照下さい。
http://www.unicode.org/unicode/reports/tr28/
- Unicode バージョン 3.2 の条件に合わせて、UTF-8 の iconv コード変換において、より安全性の高い UTF-8 文字表現、形式、およびバイトシーケンスを実現します。あらゆるOSレベルのマルチバイト機能とワイド文字機能が実装されています。
開発ツール
- スマートカード端末インタフェース
- Solaris スマートカードインタフェースは、スマートカード端末用の公開インタフェースです。カード端末ベンダーは、これらのインタフェースをユーザーレベルの共有ライブラリに実装し、Solaris 環境のスマートカード端末にデバイスレベルのサポートを提供できるようになりました。
その他
- フリーウェア
- 追加または改訂されたフリーウェアパッケージは次の通りです。
- Ghostscript 7.05 - PostScriptファイルとPDFファイルを読み取ります。これらのファイルを画面に表示、または多くのプリンタに対応した形式に変換します。
- 動作環境
システム要件:
注: 必要なディスク容量は、選択したパッケージ、デスクトップまたはサーバ用途、swap 空間、言語環境、オンラインドキュメント、アプリケーションのインストールなどによって異なります。
注: 必要なメモリは、お使いのアプリケーションソフトウェア、システム構成、クライアント/ユーザの数によって異なります。
プラットフォーム:
発表時に動作の確認されている Solaris 9 8/03 の SPARC プラットフォーム版対応の Sunシステムは下記の通りです。
- SPARCclassic
- SPARCstation LX, 4, 5, 10, 20
- Sun Ultra 1, 2, 5, 10, 30, 60, 80, 450
- Sun Enterprise Ultra 5S, 10S
- Sun Enterprise 1, 2, 150, 220R, 250, 420R, 450, 3000, 4000, 5000, 6000, 3500, 4500, 5500, 6500, 10000
- Netra t1 Model 100/105, T1 AC200/DC200, t 1120/1125, t 1400/1405, ct 400/800, 20, 120, X1, 1280
- Sun Blade 100, 150, 1000, 2000
- Sun Fire B100s, V100, V120, V210, V240, 280R, V480, V880, V880z, V1280, 3800, 4800, 4810, 6800, 12K, 15K
発表時に動作の確認されている Solaris 9 8/03 の x86 プラットフォーム版対応の Sunシステムは下記の通りです。
- Sun LX50
- Sun Fire V60x(*),V65x(*)
(*) 今回のアップデートリリースにおいてサポートされたプラットフォームです。
Solaris 9 8/03 x86 プラットフォーム版に対応している他のプラットフォームに関しては
ハードウェア互換リスト(HCL)
を参照下さい。
関連標準サポート:
| インターフェース標準 |
Open Group の UNIX 98 |
| EPA Energy Star 準拠 |
Solaris オペレーティングシステムのサスペンド/レジュームと電源管理 (SPARC プラットフォーム版のみ) |
| グラフィックス標準 |
X11, PostScript, Display PostScript, OpenGL (SPARC プラットフォーム版のみ), ISO-10646, ICC profile フォーマット標準 |
| デスクトップ標準 |
CDE (共通デスクトップ環境), Motif |
| 接続標準 |
ONC, ONC+, NFS, SMB, J2SE 1.4, J2EE 1.2, XML その他標準 |
| インターネット標準 |
HTTP, ftp, telnet, DNS, NTP, IMAP4, DHCP, SNMP, SMTP, LDAP |
| オブジェクト標準 |
Java IDL |
バイナリ互換性:
公表されている Solaris アプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)に従って開発された
Solaris ABI に準拠した既存の Solaris アプリケーションは、Solaris 9 で、修正の必要なくそのまま実行することができます。
Solaris アプリケーション保証プログラム もご参照下さい。
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