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UltraSPARC T2 プロセッサ ~世界初のシステム・オン・チップ~
Active Tab特長
 

1チップに8つのコアと64の実行スレッド、そして10Gbイーサネット、暗号処理ユニット、PCI-Expressが搭載されるUltraSPARC T2は、真のSoC(System on a Chip)であり、市場のどのプロセッサよりも技術的に進んだプロセッサであると言えます。SoCと仮想化テクノロジの融合により、これまでにない規模の、ダイナミックなシステム統合が可能となります。コアおよび実行スレッドあたりの消費電力は、同クラスのどのプロセッサよりも少なく、スループット性能は、どのプロセッサをも凌ぎます。多くのお客様にとって、UltraSPARC T2プロセッサは、競合他社には提供出来ないサンならではの価値をもたらすことが出来る新世代の電力効率に優れた高スループット型マルチスレッド・プロセッサです。

  • パフォーマンスおよびスループット性能の向上とネットワーク帯域幅の拡大、暗号処理ユニットの内蔵、電力消費効率の高さ
  • 処理性能、効率、およびセキュリティ面からマルチスレッド・アプリケーションの実行を最適化
  • 仮想化テクノロジの標準を装備し、1プロセッサで最大64までのリソース分割が可能
  • 業界最先端のオペレーティング・システム、Solaris 10

業界最高のスループット性能

UltraSPARC T2プロセッサは、コアおよび実行スレッド数で同クラスのあらゆるプロセッサを凌いでいます。競合他社がクワッドコアの実装、スレッド数の増強に苦闘する中、UltraSPARC T2プロセッサは、8つのコア、64の実行スレッドを既に実現しています。

「UltraSPARC T2 = UltraSPARC T1 X 2」のスループット性能

UltraSPARC T2は、実行スレッド数を32から64にしたことにより、UltraSPARC T1プロセッサの2倍のスループット性能を発揮しています。動作周波数を高めたり、キャッシュ・サイズを数倍にするのではなく、実行スレッドを増やすことにより、そのスループット性能を高めている唯一のプロセッサと言えます。

浮動小数点演算能力の大幅な改善

全てのコアにそれぞれ浮動小数点演算ユニット(FPU)を実装することにより、一世代前のUltraSPARC T1プロセッサの約10倍の浮動小数点演算能力を達成しています。

キャッシュメモリの強化

UltraSPARC T2プロセッサは、先代のUltraSPARC T1プロセッサよりもL2キャッシュを33%拡張しています。UltraSPARC T2プロセッサには、オンチップ・メモリ・コントローラが4つ搭載されています。

ネットワーク・パフォーマンスの向上

データ・センターの心臓部に位置するデータベースから、ネットワーク・エッジに位置するWebサーバまで、機能強化が図られた UltraSPARC T2プロセッサにより、これまで以上に多くのアプリケーションでチップ・マルチスレッド・テクノロジ(CMT)の効力が体感頂けます。


マルチスレッド10Gbイーサネット・パフォーマンス

UltraSPARC T2プロセッサには、2つのマルチスレッド10Gbイーサネットが搭載されています。オプションとして拡張カードを購入することなく、現在お使いのネットワーク・インタフェース・カードの最大4倍のパフォーマンス向上を期待して頂けます。マルチスレッド10Gbイーサネットは、ネットワーク・オーバーヘッドの低減と、ボトルネックの解消に貢献します。マルチスレッド環境に最適化されたオンチップ10Gbイーサネットより、高速なネットワーク・アクセスが可能になり、アプリケーション性能が飛躍的に高まります。サンは、マルチスレッド10Gbイーサネットを提供する唯一の企業です。


必要不可欠なスループット・コンポーネント

8レーンのPCI Expressが搭載されており、OLTPデータベースやバックアップ・サーバ、スリーミング・メディアなど、入出力集約型のアプリケーションにおいて、高い処理性能を期待頂けます。


スループット性能だけじゃない革新的汎用プロセッサ

UltraSPARC T2プロセッサ上のL1キャッシュ、L2キャッシュ、TLB、レジスタ・ファイルは、 ECCまたはパリティにより保護されています。その爆発的なスループット性能のみならず、 RAS機能においても、UltraSPARC T2プロセッサは、現在市場で使われている多くの サーバ向け汎用プロセッサを大きく上回ります。 UltraSPARC T2プロセッサは、メインフレーム用プロセッサにも迫るRAS機能を備えた 革新的汎用プロセッサです。


64スレッドを使いこなすための仮想化テクノロジ

UltraSPARC T2プロセッサの卓越したスループット性能と、マルチスレッド10Gbイーサネットは、サーバ統合において真価を発揮します。Solaris 10の標準機能の一つであるSolarisコンテナや、UltraSPARC T1/T2プロセッサの標準機能の一つであるロジカル・ドメイン(LDoms)(英語)を用いれば、1プロセッサで最大64までコンピューティング・リソースを分割することが出来ます。標準機能であるが故、追加コストは一切必要ありません。


暗号化処理機構のオンチップ化

UltraSPARC T2プロセッサの各コアには、暗号化処理ユニットが埋め込まれています。
暗号化処理ユニットのオンチップ化により、暗号処理のために別途オプションとして拡張カードを購入する必要がなくなります。また、セキュアなネットワーキングのトレードオフとされてきたパフォーマンス劣化を気にする必要もありません。コストを気にせず、パフォーマンス劣化を気にせず、安全にコミニュケーション出来る、ということを意味しています。アプリケーション性能に対する影響は、市場で広く使われている外付けのアクセラレータと比べて、10倍以上の効率を誇ります。
UltraSPARC T2プロセッサ上の暗号化処理ユニットは、NSA認定のアルゴリズムをはじめとし、10種類の一般的な暗号化アルゴリズム、ハッシング機能をサポートしています。


OEM向けのユニークなシステム・デザイン

電力消費量の低い高度にマルチスレッド化されたUltraSPARC T2プロセッサは、システム機器設計を容易なものとします。卓越したスループット性能を発揮しながら、コアおよび実行スレッド当たりの消費電力量は、同クラスのどのプロセッサよりも低く抑えられています。消費可能な電力量が限られた環境の中で、システム機器を設計しなければならない状況、たとえば次世代ネットワーク・コンピューティング・インフラATCAブレードの設計など、において、UltraSPARC T2プロセッサは、他社にはない価値をもたらすものです。

開発者向けリソース

『UltraSPARC T2 Processor Programmer's Reference Manual』『Microarchitecture Specification』などの技術資料を無償配布しています。是非、この機会にアプリケーション開発の先陣を切ってください。
UltraSPARC T2 Processor NDA Developer Beta Programも用意しています。


SPARC V9準拠、Solarisバイナリ互換であるため、現在お使いのソフトウェア資産を無駄にすることなくUltraSPARC T2プロセッサ上へ移行して頂けます。

データシート (PDF-英語)
カタログ (PDF-英語)