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スループット・コンピューティング
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Need to Do More with Less?

ネットワーク・コンピューティングのコストと複雑さを大きく軽減するSunのマイクロプロセッサ戦略

UltraSPARCプロセッサの革命
ネットワークサービスの需要は高まる一方ですが、これに応える側のIT予算とリソースには制約があり、このままではいずれ対応することが困難になることが予想されます。そこでSunは革命的な対策を考え出しました。「スループット・コンピューティング」と呼ばれるこの戦略は、スループット(実行処理の総量)を最大限に高めるよう設計された新しいUltraSPARCプロセッサを投入し、ネットワーク・コンピューティングのコストと複雑さの大幅な軽減を目指すものです。新プロセッサには同時に数十ものスレッド処理を実行できるチップ・マルチスレッディング(CMT)技術を採用し、データ処理を格段に高速化する予定です。

Highlights
新しいマルチスレッドUltraSPARCプロセッサにより最大30倍のスループット性能の実現を期待
スループット性能の向上により、同じワークロードの処理に必要なシステム台数が減少
設置スペース、消費電力、保守ニーズを大きく削減し、TCOを削減
管理すべきシステムの数が減るので、信頼性と可用性が向上
余剰リソースは新サービスの充実に活用

飛躍的な変化
Sunは、近日現行ブレードアプリケーションのスループットを最大15倍にまで高めるブレードプロセッサを投入し、コストパフォーマンスを飛躍的に改善する予定です。さらに、その後は今日の最大30倍のスループット性能の実現を視野にいれた計画もすすめています。結果、現在4ウェイサーバ32台を要しているタスクは1つのブレード・シェルフで処理できるようになり、占有ラックスペースは160RUから8RUに、電力消費は38kWから3kW以下に減少するなど、IT業務に大きなメリットがもたらすことが期待されます。

CMTチップは相対性能を向上
CMTチップは相対性能を向上

占有ラックスペースは160RUから8RUに減少
占有ラックスペースは160RUから8RUに減少

システム台数が少ないほど管理は容易になり、TCOも減少します。しかもリソースが解放されるので、IT予算を増やさずに新しいネットワークサービスを展開することができます。革命的とうたったのは決して誇張ではないのです。

ムーアの法則を超えて
CPUの処理速度はムーアの法則に従って2年ごとに倍増を続けていますが、メモリの速度は6年ごとにしか倍増せず、その格差は広がる一方です。したがってプロセッサのデータ待ち時間が増え、現在ではその割合が75%にも達しています。

「プロセッサのアイドリング時間が全体の75%にも上っていることを考えると、プロセッサの設計に改善の余地があることは明らかです。クロック速度よりもアプリケーションワークロードのスループット向上に重点を置いたSunのCMTプロセッサは、アプリケーション性能を大幅に高めてくれるでしょう」

Vernon Turner氏
Group Vice President, Global Enterprise Server Solutions
International Data Corporation (IDC)


既存のシングルスレッド・マルチプロセッサを改良してクロック速度を上げる代わりに、Sunのエンジニアはより根本的な問いを投げかけました。ネットワーク・コンピューティングの負荷が本質的にマルチスレッドである以上、プロセッサもマルチスレッド設計にすべきではないだろうか、と。使用可能なトランジスタ数はすでにムーアの法則に従って十分に増えていますから、1枚のシリコンチップ上に複数のコアを搭載し、それぞれ同時にマルチスレッド処理を行うようにすればチップの稼働率は大幅に高まり、アプリケーションのスループットもけた違いに伸びるはずです。しかも、既存のソフトウェアモデルを変更する必要もありません。

CPUとメモリの性能格差は拡大の一途
CPUとメモリの性能格差は拡大の一途

他社が真似をできない理由
私たちは、ネットワーク・コンピューティングを飛躍的に高めるこの技術を実現できるのはSun以外にない、と自負しています。Sunは過去10年間にわたって、データセンターの経済性を根本的に改善する次のような技術を提供してきました。

  • スケーラブルで成熟した64ビットのコンピューティング・プラットフォーム
  • マルチスレッドに対応した設計がなされているSolarisオペレーティングシステムとJavaテクノロジー
  • 64ビットのメモリアドレッシングにより32ビット・コンピューティングの限界を克服したUltraSPARCプロセッサ
  • 何世代にもわたるバイナリ互換性を通じてユーザやISVのコミュニティを形成し、ソフトウェア資産の保護とイノベーションを両立
典型的なプロセッサ - 処理サイクルの75%はアイドリング
典型的なプロセッサ - 処理サイクルの75%はアイドリング

シングルコアCMTプロセッサ - メモリレイテンシー時間を利用してマルチスレッド計算
シングルコアCMTプロセッサ - メモリレイテンシー時間を利用してマルチスレッド計算

マルチコアCMTプロセッサ - 数十のスレッドを実行してスループットを最大化
マルチコアCMTプロセッサ - 数十のスレッドを実行してスループットを最大化

Sunのスループット・コンピューティング戦略は、ユーザに長期的な利益をもたらすほか、リソースを解放して以下のような対応も可能にします。

  • サービス提供のコストと複雑さを軽減
  • 投資を新しいネットワークサービスの提供に集中
  • 既存サービスや新サービスの水準を向上

革命は間もなく始まろうとしています。

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