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Sun SPARC Enterprise T5120サーバ - 特長と利点
Sun SPARC Enterprise T5120
Active Tab特長と利点
 

機能と利点

Sun SPARC Enterprise T5120は、シングルソケットで64スレッドを実行する卓越したスループット性能を誇るサーバです。世界最高水準の設置効率、電力効率、ワット性能で、データセンタが抱える設置スペースと消費電力の問題を解決します。

主な利点

  • "System On a Chip" (SoC)を業界で初めて具現化したUltraSPARCR T2プロセッサを採用
  • 世界中のどのサーバよりも少ないスペースと消費電力で、より高いスループット性能を発揮
  • 環境に配慮しながらも、企業競争力を向上させる
  • オンチップ化された暗号化処理ユニットにより、ゼロコスト・セキュリティを実現
  • 広範囲なサーバ統合を具体化する仮想化テクノロジの充実
  • 世界で最もオープンなプラットフォーム

比類なきスループット性能とスケーラビリティ

SWaP性能で一目瞭然

処理性能を高めながら、同時に設置効率と電力効率を高める。これは全てのデータセンタに当てはまる共通の課題です。今日までサーバの選択基準には「価格対性能比」が使用されてきました。しかしながら、Webサービスが一般に普及した今、システムに対する要件はさらに厳しくなり、かつての「価格対性能比」に加え、限られたスペースと限られた電力の中で、如何に効率良く、より高い成果を得るか、が重視さつつあります。こうした市場の声を応えるべく、サンは、SWaP(Space, Watts, and Performance)性能値での比較を推奨しています。
SWaPは、その処理性能を得るために、どの位の電力を使用し、そして、どの位のスペースを使用したのか、効率を含め、サーバを比較するものです。SWaP値は以下の計算式により導き出されます。SwaP値 = パフォーマンス / (スペース x消費電力)

この計算式に則れば、

  • Sun SPARC Enterprise T5120は、最新のPOWER6プロセッサを搭載したIBM System p570を9倍上回る効率と言えます(処理性能は同等ですが、Sun SPARC Enterprise T5120の消費電力はp570の1/2、スペースは1/4です)。

優れたスループット性能を世界最高水準の設置効率と電力効率で

この特性がユーザにもたらすメリット

Sun SPARC Enterprise T5120は、シングルソケットサーバでありながらWebサーバとしては34,000の同時ユーザ、電子メール・サーバとしては44,000ユーザ、SAPサーバとしては2,200ユーザをサポートし、1秒あたり1,700のJavaオペレーションを処理できる、処理性能に大変優れたサーバです。しかも消費電力は600W以下です。他のどのサーバと比べてもきわめて高いコンピュート密度を提供します。より少ない設置スペースで、より高いパフォーマンスを発揮するため、データセンターのスペース不足を緩和します。

これまで以上に多くの機能を1チップに統合したUltraSPARC T2プロセッサ

UltraSPARC T2プロセッサは、世界初の"System on a Chip"です。8つのコア、64のスレッド、8つの浮動小数点演算ユニット、暗号化アクセラレータ、10GbEthernet、PCI-Express (x8)が全て1つのプロセッサに統合されています。
浮動小数点演算ユニットも各コアに実装しているため、先代のUltraSPARC T1プロセッサと比べ、最大35倍の浮動小数点演算性能を発揮します。また、オンチップ化された 10GbEthernetにより、競合と比べて最大10倍のネットワーク帯域幅を提供します。

ゼロコスト・セキュリティ

超高速な暗号処理機能でさえ。標準機能となりました。Sun SPARC Enterprise T5120に搭載されるUltraSPARC T2プロセッサは、市場で広く使用されている10種類の暗号アルゴリズムをサポートしています。このため、暗号処理のために追加で費用を支払う必要はありません。全ての暗号処理は、各コア内の専用回路で行われるため、暗号処理がアプリケーション性能に影響を与えることもありません。
Sun SPARC Enterprise T5120の1 秒あたりの暗号化処理速度は、クアッドコアの最新インテル社製Xeon 5300プロセッサの約10倍、専用の暗号化アクセラレータ・カードの約18倍です。


データセンターのコストを削減

仮想化テクノロジ:ロジカル・ドメイン(LDoms)

ロジカル・ドメイン(LDoms)は、CoolThreadsサーバ向けに提供するサンの仮想化テクノロジです。LDomsは、CoolThreads サーバの標準機能の一つであり、利用に際して、追加コストは必要ありません。LDomsはバーチャル・マシンであり、CPU、メモリ、I/Oなどのリソースを抽象化し、その上で異なるオペレーティング・システムを動作させるものです。LDomsにより分割された各動作領域は、各々独立していますので、アプリケーション含め、特定領域での挙動が他に影響を与えることはありません。従って、新たに動作領域を設定する場合であっても、今ある動作領域を無効化する場合であっても、また、再構成する場合であっても、リブートする場合であっても、サーバ本体の電源を切る必要がありません。Sun SPARC Enterprise T5120の場合、最大64まで動作領域の分割が可能です。

統合と仮想化による省スペース化とコストの大幅な削減

標準機能として提供されるSolaris Containersと、ロジカル・ドメイン(LDoms)により、最大で64までリソースを分割することが出来ますので、Sun SPARCEnterprise T5120は、サーバ統合に最適なプラットフォームと言えます。基本性能が向上し、拡張機能が充実しているため、OLTPデータベースから、マルチスレッド化されたHPC アプリケーション、Webサービスまで、あらゆるワークロードのアプリケーション集約が可能です。

Solaris 10 OS、Solaris Containers、ロジカル・ドメイン(LDoms)は、全てサーバ本体にバンドルされています。しかも、LDoms上で実行する複数のSolaris 10も無償でダウンロード可能です。

Solarisオペレーティング・システムをプリインストール

Sun SPARC Enterprise T5120には、Solaris 10 OSがプリインストールされています。

  • 洗練された64ビットのオペレーティング・システム
  • 高い安定性、高いパフォーマンス、リニアなスケーラビリティ
  • 12,000を超えるテクニカル・アプリケーション、ビジネス・アプリケーションのサポート
  • 不正侵入に対する堅牢性の高さ
  • 不正なデータ・アクセスに対する保護機能
  • ユーザ権限やプロセスのきめ細かな制御機能
  • Solaris Containersによるアプリケーション環境の仮想化
  • アプリケーションのチューニング、リアルタイム・トラブルシューティングを可能とする動的なトレース機能DTrace
  • ハードウェア・レベルからアプリケーション・レベルまで、様々な障害を自動的
  • に検知、診断し、障害部位を分離、修復するPredictive Self-Healing(予測的自己修復機能)
  • ネットワーク性能を飛躍的に向上させる新TCP/IPスタック
  • バイナリ互換性の維持
容易な管理と導入期間の短縮

x64とSPARCの双方に対応するシステム・コントローラIntegrated Lights Out Management(ILOM)により、異なるプラットフォームを同一インターフェイスで管理することが可能です。また、Sun N1System Managerとの連動により、プロビジョニングから監視、パッチ適用までを集約することが出来ます。さらに、標準管理プロトコルの使用により、Sun SPARC Enterprise T5120を、CA Unicenter、HP OpenView、IBM Tovoliなど、他社製システム管理フレームワークに統合することも、HP Systems、Insight Manager、IBM Director、Altirisなどの他社製管理ツールと統合することも可能です。

システム管理ツールの利用により、インストール時間の短縮から、導入期間の短縮、高いメンテナンス性、パッチ適用負荷の軽減などが期待頂けます。


オープンスタンダードに基づくオープンプラットフォーム

複数のLinuxディストリビューションに対応

OpenSPARCコミュニティを通して動作確認された複数のLinuxディストリビューションがSun SPARC Enterprise T5120上で使用可能です。

Solarisオペレーティング・システム

Solarisは無償提供するオープンなOSであり、あらゆるところで使用されています。その実績あるセキュアなエンタープライズ・クラスの機能は、オープンソース・コミュニティによって加速され、常に進化し続けています。Solarisは、x86ならびにSPARCを搭載する900以上のプラッフォーム上で動作する唯一のオープンソースUNIX OSと言えます。

UltraSPARC T2およびOpenSPARC T2ベータ・プログラム

サンは、UltraSPARC T2プロセッサのソース・コードをOpenSPARCコミュニティに公開しています。

  • プログラマー用リファレンス・マニュアル - OpenSPARC T2プロジェクトのためのソフトウェアの移植、オペレーティング・システムの移植、ツール開発の手引き書です。
  • マイクロアーキテクチャ仕様 - OpenSPARC T2ハードウェア・ブロックの特長と機能を解説し、ハードウェアおよびシステム設計者が革新的アプリケーションを開発できるよう支援するものです。
  • OpenSPARC T2プロセッサ・ベータ版検証 - 特定のハードウェア設計者およびツール開発者にベータテスト版を提供しています。デバッグ・プロセスの促進、品質向上、CoolThreadsテクノロジの洗練を目的としたものであり、OpenSPARC T2コミュニティの核と位置付けられるものです。是非、この機会にOpenSPARC T2ベータ・プログラムに登録して下さい。

ホワイトペーパー