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Sun Fire V250
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      仕様
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(販売終了製品)

Table of Contents


はじめに

最大2個のUltraSPARC IIIi 1.06GHzまたは1.28GHzプロセッサを搭載するSun Fire V250サーバは、PCサーバと同レベルの価格帯で購入可能な信頼性と安全性に優れた2ウェイ・タワー型サーバです。Sun Fire V250は、ローエンド製品に位置付けられるにも関わらず、サンのエンタープライズ・レベルの信頼性、可用性、保守性を備えています。さらに、Sun Fire V250の購入価格には、複雑さを減らしながら総所有コストとアップタイムの最適化を図るSolarisオペレーティングシステムのライセンスと、ネットワーク・コンピューティングのためのいくつかのソフトウェア・スイートが含まれています。

Sun Fire V250は、ミッドマーケット(中小規模企業、従業員が100人から1000人の企業)や、支店およびリモートオフィスでの利用、エンタープライズ・アプリケーションの開発用や、ワークグループのコラボレーションサーバなどに最適です。このような用途では、低コストで導入できるだけでなく、ビジネスクリティカルなアプリケーションをサポートする信頼性、豊富なコマーシャル・アプリケーションの実績、複雑さの軽減、高いセキュリティなどが求められます。また、機能面では、管理と設置をシンプルにするために、筐体内での適切なレベルの拡張性も重要視されます。Sun Fire V250は、製造、流通、金融サービス、官公庁、教育、ヘルスケアなどの業種に特に適しています。また、テンプレートベースのERPや、小規模のデータウェアハウス、データベース、電子メールやカレンダなどのコラボレーション、ファイル共有、アプリケーション開発などの用途に最適です。

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製品ファミリの位置付け

Sun Fire V250はSun Fireサーバ・ファミリの最新機種であり、同形状のフォームファクタを持つSun Enterprise 250サーバの後継製品と考えられます。UltraSPARC/Solarisの信頼性と安全性を受け継ぐSun Fire V250は、Microsoft Windows ベースの 32ビットx86システムの価格帯で購入できる商用UNIXベースの64ビットアーキテクチャのサーバです。

Sun Fire V250サーバの最大の特長は、そのフォームファクタにあります。つまり、タワー型(デスクサイド型)であるため、専用のデータセンタ内のラックに設置する必要がありません。したがって、一般的に専用のデータセンタを準備することが困難なミッドマーケットや、支店レベル、リモートオフィス、企業内の特定部門やプロジェクト単位での利用に適しています。また筐体内に、ある程度(Sun Fire V250では、73.4GBドライブ使用時で約0.5TB)のディスクドライブを内蔵でき、外部記憶装置を別筐体で用意する必要がないため、システムの購入コストが抑えられると同時に、配線など運用、管理プロセスが簡素化されることも、前述のようなユーザに最適な理由の一つです。

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想定されるユーザ

Sun Fire V250は、以下のようなユーザ、用途に最適です。

  • ミッドマーケット(中小規模企業)
  • 支店、リモートオフィス
  • エンタープライズ・アプリケーション開発

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アプリケーション

以下のようなアプリケーションがSun Fire V250サーバの特性を活かすことができます。

  • テンプレートベースERP
  • 小規模データベース、データウェアハウス
  • 電子メール
  • カレンダ
  • ファイル共有
  • アプリケーション開発

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技術概要
UltraSPARC IIIi プロセッサ

UltraSPARC IIIiプロセッサは、64ビットSPARC V9アーキテクチャとVisual Instruction Set (VIS?)を実装する、高度に統合されたプロセッサです。UltraSPARC IIIiプロセッサには、1次キャッシュ(データ、命令)および二次キャッシュDDR-1 PC2100 SDRAMメモリ・コントローラ、JBusコントローラ、電源管理機能が組み込まれています。

UltraSPARC IIIiプロセッサは、以下の要素が統合されています。

  • 整数実行ユニット
  • 浮動小数点およびグラフィックス・ユニット
  • 32KBの一次命令キャッシュ
  • 64KBの一次データ・キャッシュ
  • 1MB二次データ・キャッシュ (4 ウェイ)
  • PC2100 DDR-1 SDRAM DIMMメモリ・コントローラ
  • JBusインタフェース・コントローラ
システム・バス (JBus)

UltraSPARC IIIiプロセッサに基づくシステムのシステム・バスは、JBusと呼ばれ、4ウェイまでの低コストで効率の良いエントリーレベルのマルチプロセッサ・システムのために設計されました。Sun Fire V250サーバにおいて1.06GHzプロセッサがインストールされている場合には 152MHz で、1.28GHzプロセッサがインストールされている場合には 160MHzで動作し、帯域幅はそれぞれ2.43GB/秒と2.56GB/秒になります。JBusでは、データ・バスとアドレス・バスとは独立しているため、メモリまたは他のデバイスのアドレシング時に、データ転送にクロック・サイクルが使用されることが避けられ、高スループットを維持できます。

メモリ

Sun Fire V250サーバでは、他のUltraSPARC IIIiプロセッサベースのシステムと同様にECC付きのDDR-1 SDRAM PC2100 DIMMを使用します。メモリのデータパス幅は128ビットです(ECCを除く)。 1枚のDIMM自体は72ビットであるため、同一属性のDIMMを2枚一組で設置しなければなりません。2つのDIMMスロットを1バンクとして、プロセッサ毎に2バンク4つのDIMMスロットがあります。すなわちシステム全体では合計8つのDIMMスロットがあります。Sun Fire V240サーバでサポートされるDIMM容量は、256MB、512MB、1GBです。つまり増設単位は、512MB (256MB DIMM x 2)、1GB (512MB DIMM x 2)、2GB (1GB DIMM x 2)になります。

メモリインターリーブの機能を有効にすることで、最高のメモリアクセス性能が得られます。1プロセッサ時には、4つのスロットすべてに同一容量のDIMMを設置することで、2ウェイのインターリーブが機能します。2プロセッサ時には、8つのスロットすべてに同一容量のDIMMを設置することで、4ウェイのインターリーブとなります。

SCSIバスおよび外部コネクタ

Sun Fire V250は、Ultra 160 SCSI (LVD、シングルエンド型のマルチモード)対応デュアルチャネルSCSIコントローラ(LSI 53C1010R)により、2つの独立したSCSIバスを備えています。一方は、内蔵ハードディスク・ドライブおよびオプションの内蔵テープドライブをサポートします。もう一方は、外部拡張用として背面パネルにEIA-700A0AF VHDCIコネクタ(SPI-3 シールド・コネクタ・オルタナティブ 4)を提供します。

内蔵ハードディスク・ドライブ

Sun Fire V250は、最大8台の1インチ厚36.4GBまたは73.4GB 10000回転ハードディスク・ドライブを内蔵出来ます。インタフェースはUltra 160 SCSIで、SCA-2コネクタによりホットプラグ・オペレーションに対応します。8台のディスクドライブは同一のSCSIバスに接続されます。

リムーバブル記憶装置

16倍速DVD-ROMドライブを標準搭載しています。DVD-ROMドライブは、IDE (Ultra ATA/100)接続です。

Sun Fire V250には、5.25インチ空きベイがあり、オプションで4mm DDS-4テープドライブも追加できます。このテープドライブは、8台の内蔵ハードディスクドライブと同じSCSIバスに接続されます。

PCI拡張スロット

6つのPCI拡張スロットを使用して、さらに幅広い接続性を実現できます。すべてのスロットは、PCI 2.2に準拠し、フルレングス(ロングサイズ)のPCI拡張カードに対応可能で、64ビット用コネクタを備えています。3つのスロットは、66MHz動作が可能です。残りの3つは33MHzのみに対応します。

ALOM (Sun Advanced Lights Out Manager)

ALOM は、サンのエントリーレベル・サーバで共通のリモートからサーバを制御、監視するためのシステムサービス・プロセッサ機能です。ALOMを使用して 、システムコンポーネントの監視や動作状態報告を行なったり、サーバの電源状態制御や強制リセットを行なえます。

ALOMへのアクセスは、Ethernet (TELNET)および非同期シリアルの2種類のインタフェースを利用可能で、システムコンソールとALOM管理CLIが多重化されています。どちらのポートもRJ45コネクタを使用していますが、Ethernetインタフェースは、10BASE-T接続によって、TELNETを使用してアクセスします。このEthernetインタフェースは、サーバ本体の10/100/1000Mbps Ethernetとは独立しており、接続されていません。非同期シリアルポートには、PCやワークステーション上の端末エミュレータや、シリアル端末を使用してアクセスします。アクティブな電源にシステムが接続されており、システムがスタンバイ状態であれば、常にALOMインタフェースにアクセスできます。

ALOMにより、システム内部の冷却ファンや電源装置と言った主要なハードウェアコンポーネントのログが生成されるため、問題の追跡が容易になります。また、リモートから物理的な介入なしにサーバの電源を制御したり、強制リセットが行えるため、サーバ管理者の物理的な負荷を軽減できます。さらに、これらの機能にアクセスできるユーザを4つのレベルで設定できるため、職掌に応じた管理権限の委譲も行えます。

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