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Sun Fire V880z ビジュアライゼーション・サーバ
詳細
   特長、機能および利点
   仕様
詳細
 

概要

Sun[tm] XVR-4000 グラフィックス・アクセラレータを搭載した Sun Fire[tm] V880z ビジュアライゼーション・サーバは、ハイエンドのグラフィックス・ユーザが求める描画品質と性能を実現する強力かつ非常に経済的なソリューションです。このようなユーザは、ビジュアライゼーション技術を組織全体に導入することによって、設計やビジネスに伴う重要な意思決定を容易にすることを望んでいます。他社の製品が、あまりに高価なために導入が困難なことがあるのに対し、Sun Fire V880z ビジュアライゼーション・サーバは、高性能、高品質、高機能を備えた費用効果の高いビジュアライゼーション・システムです。

Sun Fire V880z ビジュアライゼーション・サーバのシステムレベルの性能とグラフィックス性能は、協業的なビジュアライゼーション環境に必要な大きなデータセットの対話型ビジュアライゼーションを可能にします。UltraSPARC III アーキテクチャと大容量のメモリを搭載した Sun Fire V880z ビジュアライゼーション・サーバは、計算指向のビジュアライゼーション・アプリケーションの実行に必要な技術とスケーラビリティを備えています。

Sun XVR-4000 グラフィックス・アクセラレータは、プログラム可能な高度なアンチエイリアシング・フィルタと、専用のフレームバッファ・メモリやテクスチャ・メモリによって、優れた描画品質を実現します。Sun XVR-4000 グラフィックス・アクセラレータのアンチエイリアシング機能は、3D 面の「ギザギザ」を実質的に取り除き、ピクセル以下の正確さによる複雑なデータの精密なレンダリングを可能にしています。

さらに、Sun XVR-4000 グラフィックス・アクセラレータは、framelock、genlock、ステレオ・ディスプレイ、S-Video出力、動的なビデオサイズ変更など、高度な機能をサポートしています。

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製品ファミリの位置付け

Sun XVR-4000 グラフィックス・アクセラレータを搭載した Sun Fire V880z システムは、Sun XVR-1000 グラフィックス・アクセラレータを搭載した Sun Blade 2000 システムを補足するものです。Sun Fire V880z システムは、CAVE (CAVE Automatic Virtual Environment) などのイマーシブな 3D 環境や、小規模または大規模なワークグループ向けの大画面マルチスクリーン環境 (平面または曲面) に最適です。一方、Sun Blade 2000 システムは、大きなデータセットのビジュアライゼーションをデスクやワークステーションなどの個人的なビジュアライゼーション環境で行いたいユーザに適しています。

Sun Blade 2000 システム と Sun Fire V880z システムの主な違いは次の通りです。

  Sun Blade 2000 システムと Sun XVR-1000 グラフィックス・アクセラレータ Sun Fire V880z システムと Sun XVR-4000 グラフィックス・アクセラレータ
最大プロセッサ数 2 6 (1 つの Sun XVR-4000 グラフィックス・アクセラレータの場合)
最大のシステム・メモリ 8GB 48GB (1 つの Sun XVR-4000 グラフィックス・アクセラレータの場合)
最大のグラフィックス・カード数 2 x Sun XVR-1000 グラフィックス・アクセラレータ 2 x Sun XVR-4000 グラフィックス・アクセラレータ
フレーム・バッファ・メモリ 72MB 144MB
テクスチャ・メモリ 256MB 1GB (4 x 256MB)
ジオメトリ性能 19.1M 三角形/秒、
5.7M 四角形/秒、
15.8M ベクトル/秒
60M 三角形/秒、
15M 四角形/秒、
20.4M ベクトル/秒
バイリニア・テクスチャ・フィルレート (M ピクセル/秒) 132 (アンチエイリアシングなし) 537 (アンチエイリアシングなし)
379 (4 サンプル/ピクセル)
トライリニア・テクスチャ・フィルレート (M ピクセル/秒) 71.7 (アンチエイリアシングなし) 277 (アンチエイリアシングなし)
277 (4 サンプル/ピクセル)
システムバス UPA、PIO 転送 (800 MB /秒) Sun Fireplane インターコネクト、DMA 転送 (4.8 GB/秒)
ビデオ出力コネクタ 13W3 および HD15/DVI 2 つの 13W3
S ビデオ 640x480 ウィンドウを NTSC/PAL 形式で録画可能 ディスプレイ全体を NTSC/PAL 形式で録画可能
framelock あり あり
genlock なし あり
Dynamic Video Resizing (DVR) によるフレーム速度の保証 なし あり
マルチディスプレイのサポート デュアル 3D (1280 x 1024)
シングル 3D ステレオ (1280 x 1024)
デュアル 3D (1920 x 1200)
デュアル 3D ステレオ (1280 x 1024)
アンチエイリアシング 単一ピクセルのボックス・フィルタ。オフスクリーン・バッファを使ったラスタライザによって行われる (OpenGL ウィンドウ・ベース) 。 プログラム可能な 5 x 5 ピクセル内の円形フィルタ。4 つのコンボルブ・チップによって行われる (全画面に適用)。
アーキテクチャ 1 レンダリング・ユニット (MAJC-5200 チップと FBC3 ラスタライザ) 4 レンダリング・ユニット (MAJC-5200 チップと FBC3 ラスタライザ)

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主なユーザ

Sun XVR-4000 グラフィックス・アクセラレータを搭載した Sun Fire V880z ビジュアライゼーション・サーバは、没入型の CAVE といった 3D 環境や、大画面マルチ・スクリーンの 3D 環境で、ステレオグラスや 6軸方向対応のトラッカ、ハプティックデバイスを使用することが多い、ビジュアライゼーション指向のハイエンドユーザに最適です。

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主な業界

Sun Fire V880z ビジュアライゼーション・サーバは、次の業界に最適です。

  • 製造(自動車、航空)
  • 石油、ガス
  • 科学研究全般
  • 教育
  • 防衛
  • 医療画像処理、ライフサイエンス

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優秀な技術

Sun Fireplane インターコネクト
メモリや入出力に対する大きな帯域幅を備えた Sun Fireplane インターコネクトでは、厳しい負荷の下での性能やスケーラビリティの予測が可能になります。Sun XVR-4000 グラフィックス・アクセラレータは Sun Fireplane インターコネクトに直接差し込まれるため、メインメモリに対する最高レベルの低遅延/広帯域幅アクセス (4.8 GB/秒) が可能です。

マスタ・チップ DMA エンジン
Sun XVR-4000 グラフィックス・アクセラレータにあるこのマスタ・チップは Sun Fireplane インターコネクトに直接差し込まれているため、ホストからダイレクト・メモリ・アクセス (DMA) を使ってコマンドやグラフィックスのデータストリームをフェッチします。マスタ・チップは、DMA を使ってメインメモリのデータを直接バッファに読み込み、そのグラフィックス・ストリームを Sun XVR-4000 グラフィックス・アクセラレータにある 4 つの並列レンダリング・パイプラインに均等に配分します。この際、マスタ・チップは、4 個の MAJC-5200 プロセッサと直接やりとりします。さらに、マスタ・チップは、Sun XVR-4000 グラフィックス・アクセラレータのすべてのチップを制御し、必要に応じてチップ間の同期をとります。

MAJC 5200 プロセッサ
Sun XVR-4000 グラフィックス・アクセラレータのレンダリング・パイプラインにある個々の MAJC-5200 プロセッサは、変換、クリッピング、ライティングなど、その他汎用的な処理を行います。MAJC-5200 プロセッサには、ジオメトリデータ・プリプロセッサと、2 つの数値演算処理ユニット (それぞれ 4 つの機能ユニットからなる) があります。

FBC3 ASIC
4 つの主要なインタフェースからなる FBC3 ASIC ラスタライザは、2D/3D のラスタ化や 2D/3D のテクスチャ処理、ピクセル変換、イメージ/フラグメント処理などを行います。FBC3 ASIC ラスタライザは、1 フレームバッファ・クロックで 2 つの 66 ビット・ピクセル (またはサンプル) を書き込み、2 フレームバッファ・クロックで 4 つのピクセル (またはサンプル) を読み込むことができます。

テクスチャ・メモリ
個々のレンダリング・サブユニットにあるテクスチャ・メモリは、8 つの SDRAM (合計容量は 256 MB) からなり、テクスチャ・マップやイメージ処理バッファ、累積バッファのために使用されます。さらに、これらのテクスチャ・メモリを結合すれば、大規模なビジュアライゼーション・アプリケーションに必要な最大 1GB のテクスチャを使用できます。

スケジューラ・チップ
2 つのスケジューラ・チップは、いずれかの FBC3 ラスタライザ出力から生成されたイメージサンプルをいずれかのサンプルバッファにインタリーブして振り分けます。さらに、3DRAM64 チップのコントローラでもあるスケジューラ・チップは、サンプル・ストリームを求めるコンボルブ・チップの要求に応えるために、サンプル・ストリームを 3DRAM64 ビデオ出力ピン経由で、ビデオ出力を生成する並列コンボルブ・チップに送信します。

3DRAM64 チップ
3DRAM64 チップには、DRAM と SRAM キャッシュに加え、ピクセル・プロセッサ (複数) と on-chip arithmetic logic unit (ALU) がシングルチップ上に組み込まれています。3DRAM64 チップには ALU が直接実装されているため、Z バッファリングで必要になる「読み取り、変更、書き込み」サイクルや、アルファ・ブレンディング、ステンシリングは 3DRAM64 チップの内部だけで行われます。

サンプルバッファ
サンプルバッファは 32 個の 3DRAM64 チップからなり、8 つの独立したインターリーブ (それぞれが 4 つのチップからなる) に分割されています。論理的には、サンプルバッファは、サンプルリストからなる 2 次元のラスタとして編成されています。リストにおけるサンプルの位置が、そのサブピクセルの場所を表します。メモリはサンプルごとにインターリーブされるため、リスト内で隣接するサンプルは異なる 3DRAM64 パッケージに格納されています。

ルート・チップ
サンプルバッファの 640 の出力は、10 個のルート・チップからなる配列にフィードされます。個々のルート・チップは 2 ビットスライスのルーター機能であり、32 個の 3DRAM64 チップそれぞれの 2 つの出力データピンに接続されています。ルート・チップは、このデータを、接続されている 4 個のコンボルブ・チップのいずれかに再送信できます。

コンボルブ・チップ
4 つのコンボルブ・チップは、サンプル・ラスタストリームの再構成フィルタリングや band limited 再構成フィルタリングを行なって、ピクセルを生成します。これらのピクセルは、最終的にビデオとして出力される前に次のコンボルブ・チップに送信されます。最終的なビデオストリームはビデオとして組み立てられ、チップからチップに渡されます。各コンボルブ・チップは、それぞれのスキャンライン部分をこの集積ストリームに挿入します。最後のチップは、完全なビデオストリームだけでなく、オプションとして 2 つめのストリームを出力します。5 x 5 フィルタサイズは、各サンプルが最大 25 通りのピクセル計算で使用される可能性があることを示しています。オフチップからストリームを再フェッチしなくてもよいように、 サンプルデータに相当する 6 区画のラインが各コンボルブ・チップにキャッシュされます。

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