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Sun Java System Directory Server 5.2では複数のパスワード・ポリシーを通じたきめ細かなパスワード管理が可能です。ポリシーはディレクトリに保存された各グループ別にカスタマイズできます。たとえば社員には30日ごとにパスワードを変更させる一方で、インターネット経由でポータルにアクセスしてくる企業パートナーには恒久的に同じパスワードを利用可能にする、といったポリシーの使い分けもできます。さらに、新登場のSun Java System Identity Synchronization for Windows 1.0を併用すれば、Microsoft Windows 2000 Active DirectoryとSun Java System Directory Serverのパスワードを統合することも可能です。
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新しく加わったセキュリティ機能に実行権限の取得機能があります。この制御機能は、特定のアプリケーションまたはユーザを1ユーザとしてディレクトリにバインドし、ユーザの権限を検査するものです。この機能を利用すれば、アクセス制御の設定が適正かどうか確認できるだけでなく、現ユーザの権限に応じて自動的にユーザ・インタフェースをカスタマイズすることも可能となり、画一的なインタフェースから脱却できます。
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Sun Java System Directory Server 5.2には属性情報を暗号化する機能も加わりました。これはデータ・エントリのうち一部の属性情報を暗号化してディレクトリに保存するもので、機密データの保護に役立ちます。データはデータベース・ファイルやバックアップ・ファイル、エクスポートされるLDIFファイルなどに保存されますが、暗号化されているので読み取ることはできません。属性値はディレクトリ保存前に暗号化され、解読は呼出に応じて送出の直前に行われます。
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Sun Java System Directory Server 5.2は各種のアクセス制御情報(ACI)をサポートし、データやユーザのほぼあらゆるサブセットへのアクセスを許可/拒否することができます。組織がいくつも反復されるツリー構造では、マクロACIを利用してACIの数を最適に保つことでパフォーマンスを改善できます。
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Sun Java System Directory Server 5.2は、大規模なディレクトリ展開での認証管理負担を軽減するよう設計されています。ロール(役割)はファースト・クラスのオブジェクトとしてインプリメントされるほか、前バージョンでサポートされていた静的/動的グループのコンセプトも統合しました。ロール・メンバーは、使用するロールのタイプ(managed、filtered、nested)に応じて明示的または動的に指定することができます。アプリケーションはロール・メンバーまたはユーザのロールに対してクエリを出す仕組みなので、誰がロール・メンバーかを知る必要はなく、認証がシンプルになります。特定のユーザまたはエントリが担っているロールが把握できるほか、特定のロールを持つユーザ/エントリも把握できるので、セキュリティ確保に欠かせない認証監査も簡単そのものです。
属性のダイナミックな割り当てを可能にし、情報管理やデータ保存/更新の負担を軽減するもう1つの特長に、サービスクラスがあります。ロールに基づくこの属性を利用すれば、購読レベルに応じてメール発信割り当てを設定できるほか、特定社員に認証ロールを割り当てる場合などは、エントリ1項目を変更するだけで済みます。
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Sun Java System Directory Serverは、ネットワーク上で安全かつ信頼性の高い通信を可能にするための機能をいくつか備えています。標準LDAPプロトコルのLDAPSはSSLでデータの暗号化を行い、オプションで証明書も利用します。
Start Transport Layer Security(StartTLS)は、もともと暗号化されていないLDAP接続をTLSで暗号化する拡張機能です。Sun Java System Directory Server 5.2はMicrosoft WindowsとUNIX[R]の両プラットフォームでStartTLSをサポートします。SSL接続はクライアントがディレクトリと通信する際に利用しますが、サーバ間のチェーニング操作および修正のレプリケーションにも利用可能です。
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