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Sun Cluster 3.0 の2番目のアップデートバージョンである、Sun Cluster 3.0 12/01 においては、Sun Cluster 3.0 FCS、7/01 において実現された機能に追加して、以下の機能強化がされております。
- Sun Enterprise 10000 における DR(動的再構成)3.0 のサポート
今回の DR 機能統合においては、DR オペレーションの安全性がチェックされ、安全でない DR オペレーションは実行出来ません。
実行出来ない DR オペレーションは以下のとおりです。
- Solaris カーネルにて使用されている領域(kernel memory cage)が含まれたメモリに対する remove オペレーション
- Quorum(定足数)デバイスに対する remove オペレーション
- プライマリノードにおける、アクティブなディスク/テープデバイスに対する remove オペレーション
- アクティブなインターコネクトデバイスに対する remove オペレーション
- アクティブなパブリックネットワークインターフェースに対する remove オペレーション
SunPlex 環境における DR に関するシステム運用上の考慮の為には、http://docs.cun.com/ に掲載される、
「Sun Cluster 3.0 12/01 System Administration Guide」をご参照下さい。
DR 機能の SunPlex 環境における統合は、今後も継続的に強化されていきます。
- Storage Area Network(SAN)のサポート
Sun StorageTek Network FC Switch -8, -16を利用した、SAN(Storage Area Network)機能が利用可能になりました。
サポートされるFirmwareは Sun StorageTek SAN 3.0(Python)リリース、サポートされるストレージは、
Sun StorageTek A3500FC、A5200、T3/T3 1GB キャッシュコントローラモデルになります。
ストレージ毎にサポートされる機能及び構成例に関しては、http://docs.sun.com/ に掲載される、
「Sun Cluster 3.0 12/01 Hardware Guide」をご参照下さい。
- Remote Shared Memory(RSM) APIのサポート
RSMAPI は、TCP/IP のプロトコルスタックをバイパスして、高速・高帯域なインターコネクトデバイスに直接アクセスする事により、
低遅延な高速メッセージングを可能にします。現在 RSM モデルをサポートしているインターコネクトデバイスは PCI-SCI です。
(但し、クラスタフレームワークにて使用されるデータは DLPI モードにて動作致します。)
RSMAPI を利用するには、Sun Cluster 3.0 12/01 におけるパッケージ(SUNWscrif, SUNWsci, SUNWscid, SUNWscidx)
に加え、Solaris 8 10/01 に含まれている RSM パッケージ(SUNWrsm, SUNWrsmx, SUNWrsmo, SUNWrsmox)をインストールする必要があります。
- PCI-SCIインターコネクトデバイスのサポート
サポートされるプラットフォーム:Sun Enterprise 3500、4500、5500、6500
- Security hardening
Web 及び Mail サービスを提供する SunPlex 環境のセキュリティが、Solaris のセキュリティツールキットである、
JASS(JumpStart Architecture and Security Scripts)を利用する事でより強化されました。
JASSを利用した SunPlex 環境は、以下のエージェントを利用する場合にサポート対象となります。
- iPlanet Web Server(Scalable/HA)
- Apache Web Server(Scalable/HA)
- iPlanet Messaging Server
- Veritas File System(VxFS) 3.4 のサポート
グローバルファイルシステムとして従来のUFSに加え、VxFS 3.4 が利用可能になりました。但し ioctl
システムコールはプライマリノードにおいて発行する必要があり、フェイルオーバー時にもioctl オペレーションは
引き継がれません。及び以下の VxFS の機能は利用出来ません。
- Quick I/O
- Snapshots
- Storage Checkpoints
- Quotas
- Veritas CFS
- 以下の mount オプション:delaylog, tmplog, mincache, convosync, qlog
- VxVM 3.2 のサポート
Sun StorageTek Traffic Manager(MPxIO)との共存が可能です。これにより、Sun StorageTek T3/T3
1GB キャッシュコントローラモデルにおけるパートナーペアモードもVxVMのサポート対象となりました。
- SunPlex エージェントビルダーの強化
従来の、ksh/C に加え プレコンパイルされたエージェントである GDS(Generic Data Service)
が利用可能になった事により、カスタムアプリケーションの SunPlex 環境への導入がより迅速に
行えるようになりました。
- インストール/構成チェック機能の強化
インストール時に、必要なシステム構成チェック、トランスポート層の自動構成が行えるように、
scinstall(1M), sccheck(1M)に機能拡張がおこなわれました。
- Sun Cluster 3.0 7/01 からのアップグレードインストール機能
クラスタサービスを停止する事なく、Sun Cluster 3.0 7/01 からのアップグレードインストールが可能です。
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