Skip to Content Java Solaris コミュニティ パートナー My Sun ご購入について Japan Worldwide

データ管理 - ファイル・サービスを提供し、パフォーマンス、安全性の向上とストレージ管理の簡素化を実現

過去20〜30年間の研究の結果、ファイルシステムのパフォーマンスとリカバリ機能は飛躍的な進歩を遂げました。しかし、重要なファイルの紛失、パーティション上の領域不足、扱いにくいボリューム・マネージャなどを経験したことのある人なら誰でも、現在のファイルシステムは、データの整合性、管理性、拡張性に関して改善が必要であることを痛感しています。Solaris 10 のアップデート版に組み込まれる予定の Solaris ZFS (zettabye file system) は、先進のデータセキュリティとファイル保護機能を採用しています。これにより、これまでのファイルシステムでは必須だった fsck やその他のリカバリ・メカニズムが不要になりました。Solaris ZFS では、ファイルシステムを仮想化ストレージとして再定義することで、事実上、無制限のスケーラビリティを実現します。

78KPDF[44K]
目次
 
 
 
 

主な特長

主な特長
UNIX File System (UFS) -- 大規模データベースとキャッシング可能な小さなファイルで優れたパフォーマンスが得られるように設計されています。
Solaris Volume Manager ソフトウェア -- 高度なディスクおよびストレージ管理により、容量管理、冗長性、フェイルオーバー機能を提供します。
Network File System バージョン 4 -- セキュリティ、パフォーマンス、異なるプラットフォーム間の相互運用性を改善することにより、リモート・ストレージ共有を実現しています。
Solaris ZFS テクノロジ (近くリリース予定) -- 管理の自動化、データ破壊の防止、事実上無制限の拡張性を実現します。
 

トップに戻る

 
 

UNIX File System (UFS)

UNIX File System (UFS) は、Solaris オペレーティング・システムの主要なファイルシステムです。UFS は極めて完成度の高い安定したファイルシステムであり、多くのアプリケーションで採用されています。Solaris UFS は、1980 年に開発された Berkeley Fast File System (FFS) を起源とし、20 年以上に渡るさまざまな改良、発展、安定化を経て現在に至っています。

これまでの Solaris の各リリースで行われた重要な改良として、メタデータ・ロギングの導入による信頼性とパフォーマンスの向上があります。たとえば、メタデータへの集中的なアクセスが発生する PostMark ベンチマークでは、メタデータ・ロギングを使用すると、使用しない場合にくらべて、トランザクション時間が 3 分の 1 に短縮されます。他にも、データベースの I/O パフォーマンスの向上、大量のファイルが格納されたディレクトリへの高速アクセス、数テラバイトのファイルシステムを作成できるスケーラビリティといった改良が行われています。

トップに戻る

 
 

Solaris Volume Manager

Solaris Volume Manager は、エンタープライズ・クラスの配備に適した堅牢なディスクおよびストレージ管理ソリューションです。Solaris Volume Manager では、ストレージ要素をボリュームにプールしてから、アプリケーションに割り当てることで、冗長性とフェイルオーバー機能を実現します。これにより、デバイスで障害が発生しても継続的なデータアクセスを提供できます。また、使いやすいインタフェースによって、多くの管理作業 (ボリュームの復旧やファイルシステムサイズの拡張など) をオンラインで実行できるので、費用のかさむダウンタイムを最小限に抑えることができます。最新の Solaris Volume Manager は、数テラバイトのボリューム、およびクラスタ・ボリューム・マネージャがサポートされ、1 つの物理ディスクに数千のパーティションが作成可能になるなど、さらに改良されています。

トップに戻る

 
 

Network File System バージョン 4 (NFS V4)

Network File System (NFS) は、Sun によって開発され、1980 年代半ばに、最初のオープンなネットワーク・ファイル共有システムとして広く普及したファイルシステムの 1 つです。その最新版である NFS バージョン 4 は、ベンダーとオペレーティング・システムのどちらにも依存しないように設計されています。NFS V4 では、ファイル・アクセス、ファイル・ロック、およびマウント・プロトコルを一元化されたプロトコルに統合することで、ファイアウォール越しのアクセスを簡素化し、セキュリティの向上を図っています。NFS V4 の Solaris の実装では、Kerberos V5 と完全に統合化することで、認証、整合性、プライバシーの保護を実現しており、サーバ側は、ファイルシステムごとに異なるセキュリティ方式を提供できます。また、権限委譲の仕組みを実装しているため、サーバは、ファイルの管理をクライアントに委譲することができます。これにより、クライアント/サーバ間でやり取りする必要のある操作の数が減少し、パフォーマンスが向上します。さらには、この新しいプロトコルでは操作の統合が可能です。つまり、複数の操作を、「ネットワーク経由の」 1 つのリクエストにまとめることができます。

トップに戻る

 
 

Solaris ZFS

Solaris ZFS (Solaris 10 のアップデート版で使用可能になる予定) は、一般的な管理作業を自動化し、データの破壊を防ぎ、事実上無制限のスケーラビリティを提供することで、革新的なファイルシステム機能を実現します。この新しいテクノロジでは、仮想ストレージ・プールを使用することにより、単にドライブを追加するだけで、簡単にファイルシステムを拡張 (または縮小) できます。Solaris ZFS を使用すれば、ストレージ管理が簡素化され、複数のファイルシステム間でリソースを共有できるようになるため、コストが大幅に削減されます。機能によっては、実行所要時間が数時間から数秒に短縮されます。

ニア・ゼロ管理

Solaris ZFS では、複雑なストレージ管理の概念が習得しやすい言語を利用して自動化および統合化され、管理上のオーバーヘッドが最大 80% も削減されます。Solaris ZFS では、多くの複雑なストレージ管理の概念が完全に排除されているため、ストレージ管理が極めて簡単になります。管理者は、どのように管理するかというストレージ・ポリシーを定義できます。ポリシーを実装するために必要な詳細な設定は一切不要です。たとえば、3 人のユーザ用にミラー化されたファイルシステムを追加してからディスクを増設する場合、従来なら 28 の手順が必要ですが、Solaris ZFS を使用すれば 5 つの手順で済みます。所要時間は、40 分から 10 秒に短縮されます。

エンドツーエンドのデータ整合性

Solaris ZFS では、すべてのデータが 64 ビットのチェックサムで保護されているため、99.99999999999999999% の確率でデータ・エラーを検出し補正できます。データを常に読み込んでチェックすることにより、エラーがないことを確認し、ミラー化されたプールの 1 つでエラーを検出すると、そのエラー箇所を自動的に修復します。これにより、コストと時間を浪費するハードウェアまたはソフトウェア障害によるデータの紛失からシステムを保護し、ファイルシステム関連の作業中に管理者がミスを犯す可能性を低く抑えることができるため、結果としてシステムの長時間連続稼働に貢献します。

広大な容量

Solaris ZFS は 128 ビットのファイルシステムなので、32 ビットおよび 64 ビットのファイルシステムの、160 億倍の容量を提供できます。これだけの膨大な容量があれば、少なくとも近い将来に、ファイルシステム、スナップショット、1 つのファイルシステム内のファイルの数が多過ぎてサポートできなくなることはまずあり得ません。

トップに戻る

 
 

まとめ

Solaris 10 OS は、組み込みのファイル・サービスによって、お客様のアプリケーションのパフォーマンスとセキュリティを高め、データ管理を簡素化します。Sun は、お客様からの価値あるフィードバックにお応えして、Solaris 10 のアップデート版で Solaris ZFS を提供し、革新的なファイルシステム機能を実現する予定です。Solaris ZFS は、タスクの自動化、データ破壊の防止、事実上無制限の拡張性により、現在の、そして将来のアプリケーションの厳しい要求に対応できるストレージ・サービスを提供します。

トップに戻る

 
 

参考情報

コンピューティングの将来を形成するトレンドとテクノロジに関する貴重な情報を知りたい方は、是非、Sun Inner Circle プログラムにご参加ください。このプログラムに参加すると、さまざまな情報と豊富なリソースへのアクセス情報が満載されたニュースレターが毎月届きます。sun.com/joinic で今すぐご登録を。

トップに戻る

 
お問い合わせ 会社情報 ニュース 採用情報 プライバシー 利用規定 商標 Copyright  Sun Microsystems, Inc.