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Solaris 10

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Key Feature Icon: Networking

ネットワーキング

パフォーマンスを強化された TCP/IP スタックは、重要なプロトコル群のサポートとともに、 今日のネットワーク指向のアプリケーションに必要な高性能を提供します。

ハイライト

Web における接続やサービス、アプリケーションの急激な増加は、ネットワーク性能の向上を不可欠なものにしつつあります。 Solaris 10 オペレーティング・システムは、ネットワーク性能を大幅に高めることによってネットワーキングに伴う 将来の課題を解決します。しかも、既存のアプリケーションを変更する必要はありません。

  • 現行の IPv6 仕様をサポートします。
  • 強化された TCP/IP スタックによってアプリケーションの性能がおよそ 50 パーセント向上します。
  • 最新のネットワーキング技術をサポートします (10 Gigabit Ethernet やワイヤレス・ネットワーキング、ハードウェアの負荷軽減など)。
  • 拡張されたルーティングやプロトコルのサポートを通して高可用性やストリーミング、IP (VoIP) などのネットワーキング機能をサポートします。

強化された TCP/IP

Solaris 10 オペレーティング・システムでは、高度な拡張性を備えた TCP/IP スタックが新たに導入されています。ネットワーク・スループットと容量を大幅に高めるこの革新的なスタックではパケット処理時のオーバーヘッドが減るため、パケット処理の時間が短くなります。この高度な設計によって、ネットワーク・アプリケーションの多くは性能がおよそ 50 パーセント向上します。しかも、アプリケーション・コードを一切変更する必要はありません。この効率の向上は、拡張性能の向上を通してコストの削減につながります。その結果、システムはより多くの接続をサポートし、ネットワーク・スループットはサーバの CPU や NIC の数に比例して増加します。Solaris 10 TCP/IP スタックは、10 Gigabit Ethernet やワイヤレス・ネットワーキング、ハードウェアの負荷軽減といった技術に合わせて調整されています。


包括的な冗長性

Solaris 10 OS では Layer 3 マルチパスがサポートされるため、ユーザは高度な可用性をもつネットワークを設計し、より復元力の高いサービスを提供することができます。その結果、複数のシステムにわたる包括的な冗長性をサポートし、ネットワーク障害 (場合によってはインターネット・ベースの接続に対する障害) に対する抑止力を高めることができます。

Solaris 10 は、Virtual IP アドレス選択と Open Shortest Path First-Multipathing (OSPF-MP) の組み合わせに基づくマルチパス機能 (一連の標準に準拠) を実装しています。そのため、システム管理者は、Virtual IP アドレス選択を使ってパケットの IP ソース・アドレスをネットワークごとに指定できます。一方、OSPF-MP は、ルーティング・プロトコルを使って、障害のあるネットワーク・インターネットを迂回するようにトラフィックの経路を指定します。さらに、Solaris 10 OS には OSPFv2 と Border Gateway Protocol 4 (BGP-4) ルーティング・プロトコルが含まれているため、複雑なルーティング・ポリシーの管理が容易になります。


IPv6 の全面的な配備

IPv6 は、ネットワークの接続性に対する大域的な必要性を満たすように設計された次世代の IP プロトコルです。 IPv6 には、アドレス空間の増加や包括的なセキュリティー、自動構成など、IPv4 に比べ多くの利点があります。 現行の IPv6 仕様を実装する Solaris 10 オペレーティング・システムは、IPv6 ベースのネットワーク・サービスを 配備する上で理想的なプラットフォームです。Solaris 10 ソフトウェアに含まれている IPv4 および IPv6 トンネル・サポートを 使用すれば、移行が思ったより容易であることがわかるはずです。


テレフォニ・アプリケーションの開発と配備

Solaris 10 では、Stream Control Transmission Protocol (SCTP) や Session Initiation Protocol (SIP) のサポートを通して、 VoIP などのテレフォニ・アプリケーションを開発、配備、実装することができます。 SCTP は、テレフォニ・シグナリングなどのアプリケーション (SS7 など) に必要な信頼性の高い、 高レベルのネットワーク接続を可能にします。SIP では、IP ネットワーク経由のマルチメディア・コールを確立、 変更、終了することができるため、デバイス (IP 電話など) の特長や機能を高めることができます。 テレフォニ・アプリケーションにとって、これらのプロトコルをはじめ、さまざまな新しいネットワーキング機能を備えた Solaris 10 OS は理想的なプラットフォームです。

スポットライト

記事: SIP サーバとしての Solaris 10 OS(英語サイト)
Solaris 10 OS が Session Initiation Protocol (SIP) サーバとして動作するシステムのセットアップ方法を説明しています。
OpenSolaris 情報(英語サイト)
Sun の最新のオープン・ソース・イニシアチブ、OpenSolaris 6 月 14 日より開始
帯域幅の世界記録(英語サイト)
Stanford Linear Accelerator Center が Solaris 10 を使って帯域幅の新記録を打ち立てました。
Solaris 10 エンジニアとの Q&A (英語サイト)
Solaris 10 エンジニアからの耳よりな話
The Register Article: TCP/IP スタック(英語サイト)
Solaris 10 の改定 TCP/IP スタック

関連情報

リソース
BigAdmin XPerts Q&A
Sun の専門家による Solaris 10 のネットワーキング技術に関する議論
ネットワーク・フォーラム
Solaris 10 の高性能ネットワーキング機能に関するディスカッション・フォーラム
ブログ
Carol Gayo
Solaris Software のプログラム・マネージャ
Nicolas Droux
Solaris Software のエンジニア
Sunay Tripathi
Solaris Networking Performance のアーキテクト
Yuzo Watanabe
Solaris Software のエンジニア

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