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Sun SPOT 無線センサーネットワークデバイス
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Sun SPOT(Sun Small Programmable Object Technology)は、CPU上で直接実行できるJavaベースのセンサー・アプリケーションを構築するための技術として、サンの研究開発組織であるサン・ラボで開発された無線センサーネットワークデバイスです。

Sun SPOTでは、物理デバイス制御のためのJavaプログラミングを実践に基づいて学習できるよう設計されており、コンピュータプログラミング教育に利用できるだけでなく、無線環境のデバイス制御が必要となる分野における、研究調査・開発への応用も可能です。

さらには知的ホビーとしての活躍も期待され、Sun SPOTのセンサーとデバイス制御を活用した新しいアイディアのコンテストや、Sun SPOTを組み込んだロボットによる競技への開催、参加など、全く新しいコンピュータデバイスの世界を作ることも可能です。

またSun SPOTは、Javaベースのプログラマブルデバイスであり、NetBeansに代表される統合開発環境を活用したプログラミングが可能であり、従来からのアセンブラによる無線センサーデバイス開発と大きく異なります。

Sun SPOT上部の汎用センサーボードには、加速度、温度、照度センサーと8個の3色LEDが搭載されており、簡単なJavaプログラミングを行うことによって、加速度や温度の変化でLEDの色を変えたり、センサーが感知したデータを無線ネットワーク経由でリアルタイムにパソコンへ送ったりすることが可能です。さらに、入出力ポートを利用すれば、外部のセンサーやスピーカなどの機器を無線ネットワークに簡単に参加させることもできます。

Sun SPOTは、汎用プログラミング言語として最も普及しているJava言語を使用しており、開発環境やデバッグのためのツール類が豊富に用意されています。
特に、NetBeans等の統合開発環境を利用すれば、組み込みデバイス向けのプログラミングであることを意識することなく、一般的なアプリケーションの開発と同様に、プログラムの開発から配備・実行までの一連の作業をパソコンからシームレスに行うことができます。また、無線ネットワーク機能により、プログラムの配備、デバッグ、実行の作業をすべて無線で行うことも可能です。この機能は、ターゲットのSun SPOTがパソコンから離れている場合に特に威力を発揮します。

Sun SPOTの無線ネットワーク機能はIEEE 802.15.4に準拠しています。これは、数メートルから数十メートルの範囲を対象とするパーソナルエリアネットワークに関する国際規格であり、複数のSun SPOT間でポイント・ツー・ポイントとブロードキャスト、マルチキャストの通信を行うことができます。さらにSun SPOTはメッシュのネットワークなどの高度なネットワークプロトコルを研究するためのデバイスとしても設計されています。


 

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