
|
1996 年から現在に至るまでの Sun Studio 製品に使用されてきた製品名、リリースの日付、
コンパイラのバージョンの概要を次に示します。
また、互換性に関するいくつかの質問にもお答えします。
新旧製品対応表
| 製品名 |
リリース日付 |
最終発注受付日 |
コンパイラのバージョン |
Solaris のバージョン |
プラットフォーム |
| C |
C++ |
F90 |
Sun WorkShop 3.0 |
12/1996 |
06/2000 |
4.2 |
4.2 |
1.2* |
2.4, 2.5, 2.6, 7 |
SPARC、x86 |
Sun WorkShop 5.0 |
03/1999 |
12/2000 |
5.0 |
5.0 |
2.0* |
2.5.1, 2.6, 7 |
SPARC、x86 |
Forte Developer 6 |
06/2000 |
11/2001 |
5.1 |
5.1 |
6.0* |
2.6, 7, 8 |
SPARC、x86 |
Forte Developer 6 update 1 |
11/2000 |
12/2001 |
5.2 |
5.2 |
6.1* |
2.6, 7, 8 |
SPARC、x86 |
Forte Developer 6 update 2 |
08/2001 |
04/2007 |
5.3 |
5.3 |
6.2* |
2.6, 7, 8, 9 |
SPARC、x86 |
Sun ONE Studio 7, Compiler Collection |
06/2002 |
12/2003 |
5.4 |
5.4 |
7.0* |
7, 8, 9 |
SPARC |
Solaris 用 Sun ONE Studio 7, Enterprise Edition |
12/2002 |
05/2004 |
5.4 |
5.4
| 7.0* |
8, 9 |
SPARC |
Sun Studio 8 |
04/2004 |
09/2005 |
5.5 |
5.5 |
7.1* |
7, 8, 9 |
SPARC、x86 |
Sun Studio 9 |
08/2004 |
08/2007 |
5.6 |
5.6 |
8.0 |
8, 9, 10 |
SPARC、x86 |
Sun Studio 10 |
01/25/05 |
- |
5.7 |
5.7 |
8.1 |
8, 9, 10 |
SPARC、x86 |
|
* 現在の関連製品の出荷バージョンは、Forte Developer 6 update 2 および
Sun Studio 9/10/11 です。上記「リリース日」および「最終受注受付日」は、日本国内における製品の情報です。
(米国における製品情報)
米国情報:
Sun Studio Compatability Chart
* SPARC プラットフォーム用のみ提供
ソースコードの互換性
言語 |
互換性 |
C |
完成度と安全性の度合いを考慮し、Sun WorkShop 3.0 から現在にいたるまでのいずれのリリースにも、ソースコードの非互換性は導入されていません。つまり互換性があります。 |
C++ |
Sun WorkShop 5.0 リリースは、ISO/ANSI C++ 規格をサポートする Sun における最初のリリースです。そのため、5.0 コンパイラが受け付ける言語と Sun WorkShop 3.0 (C++4.2 と同等) コンパイラが受け付ける言語の間にソースレベルの非互換性が多数存在します。これに関しては、『 C++ 移行ガイド』(PDF) に記述されています。このマニュアルは随時更新され、すべての後続するリリースに含まれています。 |
Fortran 90/95 |
Sun WorkShop 3.0 および 5.0 リリースには、FORTRAN 77 コンパイラが別個に含まれていました。このコンパイラは、Forte Developer 6 リリースの間は、保守モードに入っていました。Sun は大量のエンジニアリングリソースを投入して、Fortran 90/95 の優れたコンパイラを完成させました。Sun ONE Studio 7, Compiler Collection 以降のリリースでは、別個の FORTRAN 77 コンパイラを提供していません。互換性オプション "-f77" が用意されています。FORTRAN 77 コンパイラで利用可能な言語拡張を Fortran 90/95 でも受け付けるためのものです。 |
|
バイナリコードの互換性
言語 |
互換性 |
C |
C コンパイラのバイナリインタフェースは、この数年間、変更されていません。そのため、上記のバージョンでコンパイルされたオブジェクトファイル (.o) は、その他のバージョンでコンパイルされたオブジェクトファイルとリンクします。 |
C++ |
C++ のバイナリインタフェースは、5.0 リリースで大幅に改定され、ISO/ANSI C++ 規格の多くをサポートするようになりました。5.0 以前においては、Sun の C++ コンパイラ 4.x シリーズで、開発者は、C++ バイナリインタフェースに大きな影響を与えることなく、多くの改良を行うことができました。その結果、開発者は、ほとんどの場合において、異なる 4.x C++ コンパイラで作成した .o ファイルを結合できるようになりました。
バージョン番号が示すとおり、5.0 リリースは 4.x で 生成された .o ファイルと互換性がありませんでした。また、ANSI 機能を実装するには、5.0 の改定が必要でした。その後、移行を支援するものとして、4.2 コンパイラ以降のすべてのコンパイラに「互換性」フラグ (-compat=4) が導入され、新しい ANSI 機能が利用できなくなる代わりに、4.2 で生成された .o ファイルとリンクできる .o ファイルの生成が可能になりました。
Sun WorkShop 5.0 以降、C++ "compat=5" フラグ (デフォルト) で生成された .o ファイルは、Forte Developer 6, update 1 または update 2 の C++ コンパイラでコンパイルされた .o ファイルとリンクできるようになりました。 |
Fortran 90/95 |
コードジェネレータと入出力ライブラリが変更されたため、Sun WorkShop 3.0 (f90 v1.2) と Sun WorkShop 5.0 (f90 v2.0) 間のバイナリインタフェースは変更されています。モジュールメカニズムもまた、この移行で .M ファイル (モジュールごとに 1 つ) から .mod ファイル (ソースファイルごとに 1 つ) に変更されました。Sun WorkShop 5.0 以降のバイナリ互換性には変更はありません。-aligncommon オプションを使用してコンパイルしたオブジェクトファイルでは、Forte Developer 6 update 2 と Sun Studio 8 を混在させないでください。共通ブロックが派生した型か値のどちらかを含む場合、明示的に型の値を指定する必要があります。 |
|
Solaris オペレーティングシステムの互換性
Solaris オペレーティングシステムの互換性に関する基本的な規則: 特定バージョンの Solaris オペレーティングシステムでコンパイルと構築を行う場合、そのバージョンまたは後続バージョンでコードを実行できます。ただし、旧バージョンの Solaris オペレーティングシステムでコードを実行することはできません。
したがって、サポートしようとする Solaris オペレーティングシステムの、一番初期のバージョンでアプリケーションを構築する必要があります。
追加規則: Solaris オペレーティングシステムのサポート済みインタフェースを使用する場合に限り、後続バージョンの Solaris オペレーティングシステムでコードを実行できます (特定バージョンの Solaris オペレーティングシステムにおいて、文書化されていない機能を利用する場合、その機能が後続バージョンで動作しない可能性があります)。appcert プログラムを使用すると、Solaris オペレーティングシステムのサポート済みインタフェースだけを使用していることを確認できます。
最下位のプラットフォームに対応するようにコードをコンパイルしてください。さらに、同一のオペレーティングシステムバージョンにおいても、使用するオプションが問題となります。たとえば、-xarch および -xtarget を使用すると、ユーザは特定のアーキテクチャおよびターゲットに束縛されることになります。appcert を使用すると、自分のアプリケーションが新しいオペレーティングシステムへの「アップグレード」による影響を受けないかどうかを確認できます。通常は、最も適切な最適化レベル -xO (n=2,3,4) を使用してください。デバイスドライバや、その他比較的不安定な変数を使用する場合には -xO2 を指定すべきです。それ以外のユーザは -xO3 以上を使用することもできます。-xarch は、最小の基本値で使用してください。UltraSPARC 用にコードを作成する場合、-xarch=v8plus を使用すると安全です。v8 アーキテクチャでは -xarch=v8 を使用してください。
Java テクノロジの互換性
Sun Studio 8 および 9 を使用するには、Java[tm] 2 Platform, Standard Edition (J2SE) v. 1.4.0_02 が必要です。
Sun Studio 10 を使用するには、Java 2 Platform, Standard Edition (J2SE) v. 1.4.2_06 が必要です。
J2SE は、Sun Studio 10 のインストーラを使ってインストールすることができます。
LibC のパッチ
どのオペレーティングシステムでも、必ず最新の SUNWlibC パッチを
入手してください。
|

単なるシステムコンサルティングではありません。
| ・ | Sun だからできる、Java システム最適化ソリューション |  |
| ・ | Web でシステムの悩みをお聞かせください。 |
 |
≫
詳細
|


|