インターネットに代表される近年のシステム開発では、急激なビジネスの拡大や一時的なアクセスの集中などによる負荷への対応が重要な課題となってきています。一方で、できるだけ初期投資を抑えて、事業リスクやITの費用対効果をコントロールしていきたいという要求が強くなっています。 ユーティリティ・コンピューティングは、コンピュータ・システムを利用するユーザがサーバやストレージなどコンピュータ資源の使用量に応じて料金を支払う従量制課金型のサービスです。これまでのIT投資では稼動ピークに合わせてシステムの設計・投資を行うのに対し、ユーティリティ・コンピューティングでは例えば携帯電話のように基本料と実際の利用料を組み合わせる事により、利用実体に即した効率的な投資が可能になります。
サンは予てより「The Network is the Computer (ネットワークこそがコンピュータである) 」と宣言し、ネットワークをたくさんの人々が利用するであろうことを予測しました。今日、企業はパフォーマンスとコスト効率に優れた、しかも柔軟性のあるネットワーク・インフラを求めています。 ネットワーク・インフラの拡大は、もはや避けては通れないものです。しかし、今日、この拡大が電力消費量の増加をもたらしています。世界中の電力網を支えている石油、石炭、ガスなどの天然資源には限りがあります。しかしながら、より速く、より良く、より安価なネットワーク・インフラに対する人間の欲望は留まるところを知りません。日々の業務を行うことが、この地球上の生活の質を低下させているのです。この現実を変えなければなりません。 サンが考えるユーティリティ・コンピューティング 今日、広く普及しているユーティリティ・コンピューティングという概念はようやく認知され始めたものの、ITベンダーの定義は各社各様です。サンはユーティリティ・コンピューティングを次のように考えています。 従量課金システム:電気、ガス、水道のように、必要に応じてコンピュータ資源を従量制によって利用する仕組みです。無駄を排除し、コストを削減するとともに貴重な時間や空間などのリソースを効率よく利用することができます。 サービスレベルの向上:公共的なインフラと同様に、信頼性が高く、安心かつ安定したサービスとして利用することができます。お客様の様々なニーズに応えるテクノロジー、ビジネス・プロセス、アプリケーション、そしてサービスを組み合わせて、効果的なコンピュータ資源を安定的に提供し、コスト削減とサービスレベルの向上を同時に図ることこそが、サンの考えるユーティリティ・コンピューティングです。
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