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「当時、私がタイミング良くインターンで出向いていて、FlashCastの開発そのものがSolaris OSをベースで行われていたこともあり、アドビ社と共同でSunのラボに疑似環境を構築し、システムを導入するユーザの立場から開発に加わって3社が一同に問題を解決していくことができました。ミドルウェアには、J2EE[tm](Java 2 Enterprise Edition)を採用しているので、Javaアーキテクチャの実装がスムーズに進められるという面でもSunの優位性は高かったと思います。」 さらに、株式会社NTTドコモ プロダクト&サービス本部 プラットフォーム部 ビジュアルサービス開発第一担当 佐藤洋平氏はこう続ける。 「実際に、JVM[tm](Java Virtual Machine)のチューニングなどにおいて、アドビ社でも、我々NTTドコモでも分からない部分をSunのJava開発者に直接きくことができたのが良かったと思います。我々から見てブラックボックス的な部分を払拭することもできました。」 こうした開発者の努力のかいあって、構想段階から数えても1年足らず、実質的には半年という短期間で2005年9月9日、当時の新ケータイ701iシリーズの発売とともに、iチャネルのサービスが開始した。iチャネルは、サーバで画像ファイルをFlash変換・送信し、携帯端末のFlashプレイヤーでFlashを再生できるプッシュ型サービス。ケータイで簡単に最新ニュースや情報が見ることができる。利用イメージは、下記の通りだ。 まず、ケータイの待ち受け画面に、最新情報がテロップで流れる。ユーザが興味のあるテロップを見たとき、専用ボタンであるiチャネルボタンを押すと、チャネル・コンテンツ一覧画面が表示され、そこで見たいチャネルを選択すれば、より詳細なコンテンツが表示されるようになっている。 テロップもチャネル・コンテンツも定期的に更新されるので、常に最新の情報がユーザの手元に届けられるのだ。 チャネル・コンテンツには、ドコモが提供する「お天気」「ニュース」「スポーツ・芸能」「占い」「おすすめサイト」など、あらかじめ利用できる5種類のチャネルと、コンテンツ・プロバイダが提供するチャネルがあり、ユーザが自分で好みのチャネルを設定できる。 当初の目的通り、ユーザが煩わしさを感じることなく直感的に利用できるサービスとなっている。iチャネルサービスは、利用者の間で大好評、順調に加入者を増やしている。 NTTドコモのさまざまな通信サービスを支えるSunのプラットフォームの優れた信頼性 Sunのプラットフォームは、iチャネルだけでなくiショットやiモーションなど、NTTドコモのさまざまなサービスのプラットフォームとして利用されている。 株式会社NTTドコモ プロダクト&サービス本部 プラットフォーム部 ビジュアルサービス開発第一担当課長 工藤順也氏に通信プラットフォームとしてのSunの優位性を聞いた。 「我々のサービスは、端末の発売日にあわせて開始日が設定されるので、予定が遅れるということは絶対に許されないことです。Sunの技術やノウハウは、いちはやく新しいサービスを開発し、予定通りに開始するために役立っています。また、加入者の増加やコンテンツの増加に応じてパフォーマンスを上げていかなければならないので、CPUのバイナリ互換性が保たれ、サーバを追加するだけで対応できるのも良いと思います。信頼性も高くiチャネルのユーザが大幅に予想を上回った現在でも、大きなトラブルも無く安定してサービスを提供できています。」 HSDPAを活用したミュージックチャネルのサービス開始、さらには、4G時代のサービス提供において、Sunに期待。 最後に青山氏へ今後のサービスの展望とSunへの期待について聞いてみた。 「まず、2006年夏には、FOMA N902iX HIGH-SPEEDの発売と同時にミュージックチャネルというサービスの開始を予定しています。これは、高速な受信スピードを誇るHSDPA(High-Speed Downlink Packet Access)を活かし、深夜寝ている間に高音質・大容量の音楽番組が自動でダウンロードされ、何もしなくても良い音楽に出会えるサービスです。これはユーザ・インタフェースの優れたiチャネルと同じような考え方にそっており、プラットフォームにも同じくSunを採用しています。今後も世界No.1のワイヤレス・インターネット・プロバイダとして、映像や音楽などアミューズメント性の高いコンテンツに力を入れ、来るべき4G時代(第4世代:HSDPAは、3.5Gと位置づけられている)にふさわしいサービスを提供していきたいと考えています。」 「もちろん、新しいサービスを開発し提供していくには、スケーラビリティが重要でサーバなども、新しいものをどんどん投入していく必要があります。Sunには、今までも新しいアーキテクチャを活用するための提案を常にいただいていますが、低価格で高品質、高性能なサーバを開発してもらいたいと考えています。端末やコンテンツの大容量化に対応し、ユーザの体感パフォーマンスの高い快適なサービスを提供するパートナーとして期待しています。」 2006年10月中には、ナンバーポータビリティ(使っている電話番号を変えずに、携帯電話会社を変更できるサービス)の導入を控え、新規事業者がサービス参入に名乗りをあげるなど、競争激化が予想される携帯電話市場において、他社に先駆けた革新的サービスの投入をにらむNTTドコモ。 今後も、Sun CoolThreads[tm]テクノロジーを採用したUltraSPARC[R] T1に代表されるチャレンジングな技術と高いセキュリティと高度なRAS(信頼性、可用性、保守性)機能を装備したSolaris OSに代表される信頼性の高い技術が、SunとNTTドコモのパートナーシップを強くしていくだろう。 本誌の全部または一部をサン・マイクロシステムズ株式会社の許可なく、無断で転用することは禁止します。 © 2006 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved. ●Sun、Sun Microsystems、サンのロゴマーク、Java、Java Coffee Cupのロゴマーク、Solaris、Solarisのロゴマーク、Sun Fire、Sun StorageTek、Sun Blade、J2EE、JVM、CoolThreadsは、米国Sun Microsystems, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。●すべてのSPARC商標は、米国SPARC International, Inc. のライセンスを受けて使用している同社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。SPARC商標がついた製品は、米国Sun Microsystems, Inc. が開発したアーキテクチャに基づくものです。●「iモード」「iチャネル」は、株式会社NTTドコモの商標または登録商標です。●本文中に記載の各社の社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。 |
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