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国際航業株式会社

概要

東京に本社を置く国際航業株式会社は、日本を代表するエンジニアリングおよびコンサルティング・サービス企業である。国際航業の歴史は、戦後間もない1947年(昭和22年)にまで遡る。前身である三路興業(のちに国際不動産株式会社と改称)が創立、その後、三路興業が設立した日本の航空写真測量のパイオニアである日本航測株式会社と国際不動産株式会社が1954年(昭和29年)に合併し、国際航業が誕生。航空写真測量事業や総合建設コンサルタントをはじめとする事業で敗戦後の日本の復興を力強く牽引してきた。現在は総合エンジニアリング企業へと進化し、半世紀以上にわたり培ってきたノウハウを基盤に、測量および地理空間情報技術を用いて「空間情報」「防災」「環境」の分野を中心に革新的なグローバル・コンサルティングおよびエンジニアリング・サービスを提供している。

ソリューション

国際航業は、Sunのプラットフォーム上で運用している各種の重要なビジネス・システム・インフラの監視/管理に、サン・マネージド・オペレーションを採用。24時間365日無休かつ効率的なシステム管理を実現した。

主な課題
得られた結果
  • 重要システムの監視および管理を維持する
  • 24時間365日の強力なシステムサポートを提供する
  • システム管理コストを低く抑えたい
  • 予防的システム監視によりシステムの可用性が向上
  • 24時間365日無休かつ効率的なシステム管理を実現
  • 社内ITスタッフの負担を軽減
  • システム管理コストを40%低減
  • セキュリティ強化

日本を代表するエンジニアリング及びコンサルティング・サービス企業である国際航業株式会社では、社内ITシステムを24時間365日止めることなく稼働させることが求められていた。「過去に、修理のために夜間に2時間だけメールシステムを停止させたことがありましたが、すぐに営業から『業務に支障が出た』と苦情が来ました。」と、国際航業株式会社 業務サービス本部 総務人事部 情報センター センター長 藤原誠樹氏は苦い経験を振り返る。

情報センターは、国際航業ホールディングス株式会社のグループ企業のうち、5社をカバーするITインフラの管理を一手に任されている。「弊社にとって、お客様の信頼と満足を勝ち取ることは非常に重要です。そのためにも、全社に向けて優れたITサービスを停止することなく提供することが欠かせません」と藤原氏は強調する。

2007年、それまで採用していたシステム・リモート監視サービスが提供終了となることを受け、国際航業は別のオプションを模索する必要に迫られた。「サポート終了には大変困惑しましたが、サンはわれわれユーザの立場に立った真摯な提案をしてくれたので、いっそう信頼を深めました。」と国際航業株式会社 業務サービス本部 総務人事部 情報センター 佐藤直嘉氏は当時の対応を評価する。

自社ITシステムを維持管理してきた国際航業は、現状スタッフにてコストパフォーマンスを維持しつつ、質の高いサービスを全社に提供し続けなければならなかった。さらに、Sunプラットフォーム上で稼動させているERP、メール、グループウェアといった重要システムの可用性を、リモート・ユーザに対しても常に維持することも重要課題であった。また、ハードウェアの故障に起因するサービス遅延を極力事前に回避する策として、予防的システム監視も検討していた。

従前のシステム・リモート監視サービスの打ち切りと相前後して国際航業は、サンから提案された後継のサービス・ソリューションであるサン・マネージド・オペレーション(Sun Managed Operations:SMO)を採用することとなる。サン・マネージド・オペレーションは、IT基盤とアプリケーションの運用・管理の効率化を実現する広範なサービス・ポートフォリオとしてのサン・マネージド・サービスのメニューのひとつで、基幹業務システムのインフラ管理及びIT環境を最高の性能で継続的に稼動させるのに必要なリモート監視/リモート運用支援など体系的アプローチを提供するソリューションである。

Sunプラットフォーム、Solaris OSはもとより、他社製ハードウェア及びオペレーティングシステム、またはその上で稼動する各種アプリケーション/ネットワーク機器/ストレージ製品などをサービスの適用対象にすることができるのも特色のひとつだ。

国際航業は、Sunプラットフォームの運用/監視については、サン・マネージド・オペレーションの導入を決定、2007年2月から運用を開始している。選定にあたっては、サンとの長期にわたる信頼関係はもとより、CPUやメモリー単位で使用状況の監視やレポーティングができるなど柔軟なサービス内容が国際航業の要件に合致していたことがあった。また、メーカーならではの予防/予見対応/事後のサポートなどにおける優位性にも期待したという。

藤原 誠樹氏
国際航業株式会社
業務サービス本部
総務人事部
情報センター
センター長
藤原 誠樹氏
佐藤 直嘉氏
国際航業株式会社
業務サービス本部
総務人事部
情報センター
佐藤 直嘉氏
高畑 浩氏
国際航業株式会社
業務サービス本部
総務人事部
情報センター
高畑 浩氏

さらには、自社内にデータセンターを持つ国際航業は、情報セキュリティ管理を対象にISO/IEC 27001規格に従うことも厳密に定めており、サン・マネージド・オペレーションがこの厳格な要件を満たしていることも重要なポイントであった。他方、保守サポートについては、ミッションクリティカルな環境を支援するための最高水準のサービス・プラン SunSpectrum Platinum を採用。サービスの二本柱で、万全の運用支援/サポート体制を確立したのである。

「サン・マネージド・オペレーションは、常に弊社のシステムの状態を認識し、予防的に対応して故障の発生を回避してくれます。弊社がサンから受けている高品質なサービスは、事業を続ける上で必要不可欠です。」

国際航業株式会社 業務サービス本部 総務人事部 情報センター センター長 藤原誠樹氏

その結果、Sunプラットフォーム上のシステムにおける24時間365日の可用性を維持することができ、かつ、社内システム管理者の負担を軽減することができたと言う。負担削減を実感し「夜も安心して眠れるようになりました」とシステム管理者としての本音をちらと覗かせる佐藤氏。一方、藤原氏は「システム監視をサンにアウトソースすることで、情報センターのスタッフは弊社の情報戦略や新しいサービスの構想を練るなど、本来の主要職責に集中できるようになっています」と別の面から効果を評価する。国際航業は総じて、サン・マネージド・オペレーションを採用したことにより、自社内で全ての運用を行う場合と比べ40%にも相当するシステム管理費用の削減効果があった、と結論づけている。

情報センタースタッフとSMO管理下のSunマシン
情報センタースタッフとSMO管理下のSunマシン

サンのサービスに対して藤原氏は、「サンのサービスとサポートには大変満足しています。サンは、弊社の運用、アプリケーション、システムをよく理解しており、弊社の要件を効果的にサポートするサービスを提供してくれています。今後もそのような高いレベルのサービスを期待しています。」と評価は高い。

また、佐藤氏の語るエピソードによると、「ビル管理業者の誤操作により、サーバルームの空調を誤って停止してしまったことがあったのですが、サーバの温度異常をサンが早期に検知してくれたおかげで、システムダウンを未然に防ぐことができました」と当初の目的のひとつでのあった予防的システム監視も成果をあげているようだ。

国際航業株式会社 業務サービス本部 総務人事部 情報センター 高畑浩氏も「サンとは今後とも長いお付き合いを望んでいます」と、皆一様に満足げだ。

サン・マネージド・オペレーションでサービス対象として国際航業が現在契約しているのはサンのインフラのみであるが、その導入効果とサービスレベルを高く評価しており、今後は他社製システムの監視/管理を契約に加えることも検討している。

止まることの許されない重要なビジネス・インフラを、サンのサービスは今後も陰で支えていくことだろう。

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