|
| Japan Worldwide |
ICBC成功事例の概要 ブリティッシュ・コロンビア州全域にユニバーサルな自動車保険を提供するICBCは、従業員5000人、仲介・代理業者6000人、ドライバー260万人以上に情報を提供しています。IT部門にとって、このように多様なユーザ・コミュニティが個人に合った安全な方法で情報およびリソースにアクセスできるようにデジタルIDを管理するのは、大きな課題の一つです。 ICBCは、Sun Java System Directory Server、IBM Resource Access Control Facility、Microsoft Active Directoryに依存しているプラットフォームや基幹アプリケーションへのアクセス権限を従業員に提供する上での問題に直面しました。
"サンは、こちらの要件を満たしたアイデンティティ管理製品を提供するだけでなく、複雑なプロジェクトを最初から最後まで支援するベンダー・サポートおよびサービスを提供してくれました。私たちは、プロジェクトの全段階でサンに頼ることができるのです。"
Don Beaudoin 氏 情報サービス・プロジェクト・マネージャ
ブリティッシュ・コロンビア州保険会社(ICBC) 複数のディレクトリやパスワードへの対応 さまざまな問題は、ディレクトリの乱立や厳しいパスワード・ポリシーが原因となって生じていました。ユーザは、複数のパスワードを記憶し、かつ頻繁に変更する必要があり、パスワードリセットのたびにIT部門に依頼しなければなりませんでした。社内のヘルプ・デスクには、パスワードのリセットを求める従業員からの電話が月に1,000件以上も寄せられていました。これは、IT部門にとって大きな負担となるだけでなく、社員全般の生産性にも影響していました。 ICBCは、Sun Fire E15KおよびSun Fire T2000サーバや各種Sunストレージ・システムの展開を通じてサンとは密接な協力関係を築いていました。そこで、インフラストラクチャ・ソフトウェアのアップグレードについてサンと協議を始め、まずヘルプ・デスクの問題を解決するためのアイデンティティ管理ソリューションの必要性を検討しました。 段階的な構築 ICBCは、各社のソリューションを評価した結果、サンと協力しアイデンティティおよびアクセス管理ソフトウェアを一新する段階的なプロジェクトに着手することを決定しました。サンのソリューションには、他社の製品に比べて業務に役立つ機能がしっかりしており、TCO(総所有コスト)が低いという利点がありました。サンの財務基盤、そして大規模なインフラストラクチャ・プロジェクトにおける実績も、ICBCの決断を後押ししました。 さらにサンが提供するJavaベースのソフトウェア・ファミリは統合されており、改めてシステムの統合が必要となる他のベンダーのポイント・ソリューションとは一線を画していました。加えて、SunとICBCは、従業員、顧客、および提携業者のためのアイデンティティ管理およびプロビジョニングを含む堅牢なソフトウェア・インフラストラクチャを確立しようという共通のビジョンを持っていました。 プロジェクトの第一段階では、サン・プロフェッショナル・サービスとSunアドバンテージ・パートナーであるBrighton ConsultingがICBCと協力し、従業員のためのアイデンティティ管理ソリューションにSun Java System Identity Managerを導入しました。ソリューションには、パスワード初期化のセルフサービス、アイデンティティ情報の同期、アカウントの自動ロック解除などが含まれます。Sun Java System Identity Managerは、Solaris 8オペレーティング・システムを実行しているSun Fire V220サーバ上で動作し、Solaris 10上で動作しているSun Java System Directory Serverと連携します。プロジェクトの次の段階では、ソリューションの対象範囲を拡大し、ICBCの仲介業者ネットワークを含める予定です。 顧客にもポータル・アクセスを提供 プロジェクトの後期では、Sun Java System Identity Manager、Sun Java System Application Server、Sun Java System Portal Server、およびSun Java System Access Managerを使って顧客ポータルを展開する予定です。このポータル導入の背景には、顧客に幅広いリソースおよびサービスへの安全かつ簡単なアクセスを提供し、同時にWebベースのサービスおよびコンテンツの管理を効率化したいというビジョンがあります。 ポータル用には、Solaris 10オペレーティング・システムを実行しているSun Fire T2000 サーバ上にサンのソフトウェアを展開します。ICBCは、優れたコスト・パフォーマンスと節電効果を最大限に活用するため、Sun Fire T2000 サーバへの標準化を進めています。ICBCは、ロジカル・ドメイン(LDoms)によってオペレーティング・システムのコピーを複数同時に実行し、サーバの利用効率を高めています。 ICBCのアイデンティティ管理プロジェクトは、第一段階が完了し、現在はソリューションの対象範囲を拡大して仲介業者を管理対象に含める作業、さらに顧客ポータルのアカウント管理の準備を進めています。ICBCでは、新しくソフトウェアを導入することによってパスワード関連の問い合わせを80パーセント減少できると見込んでいます。ICBCは、サンのアイデンティティ管理ソフトウェアおよびアクセス管理ソフトウェアを活用することで、ITリソースをより効率的に管理しながら、幅広い情報や個人に合わせたサービスへの迅速かつ簡単、そして安全なアクセスを顧客に提供し続けています。 |
| ||||||||||