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North Hampshire Hospitals NHS Trustは、既存の患者管理システムをベースに患者マスター・インデックスを作成することを決めた。このシステムに保存されている35万人の患者データのうち98%は、有効なNHS(英国の国民保健サービス)番号を伴った正確で信頼の置けるデータと見られていた。そこで手始めに患者管理システムと手術室管理システムの統合を進め、次いでその他の統合プロジェクトに取り組む予定となっている。 同財団では、既存のiSOFT i.Patient Managerシステムと手術室用のSapphire Theatreその他のシステムを迅速/柔軟に統合するエンジンとして、Sun SeeBeyond eGate Integratorを採用した。これはSun Java Composite Application Platform Suite(Sun Java CAPS)のコンポーネント製品の1つで、コンサルタントが財団に代わって統合の第一歩を担当することになった。統合は順調に進み、予定どおり4カ月間で終了している。このソリューションはきわめて信頼性が高く、不測のシステムダウンなどは発生していない。 基本的な統合機能を備えたSun SeeBeyond eGate Integratorは、当時のニーズと理想的にマッチしていたが、その後財団はSun SeeBeyond eGate SREへのアップグレードを行い、Sun Java CAPS(旧Sun SeeBeyond)への移行を進めた。Sun Java CAPSでは、ワークフロー/ポータル/データ管理/ビジネス活動モニタリングなどの機能が一段と強化されている。
「ただ強力なテクノロジー・ソリューションを提供するだけでなく、導入も支援してくれるサプライヤを求めていました。Sun Java CAPSは他の病院でも優れた実績を残していたので、迷わずこれに決めました。Sun Java CAPSの最大の利点は、病院スタッフの時間を節約してくれることです。同じデータをいくつも異なるシステムに入力する必要がなくなるので、患者さんの手術予約等の事務手続きが迅速化します」
-Helen Reading氏(North Hampshire Hospitals NHS Trust、ISプログラム・マネージャー)
現在North Hampshire Hospitals NHS Trustでは、既存のi.Patient™ ManagerアプリケーションとJAC Pharmacyシステムの統合に取り組んでいる。これにより、患者に薬剤を投与する必要が生じた時にシステム間で自動的に情報を受け渡す仕組みが整うことになる。Reading氏によれば、Newgate Technology社の手術室管理システムSapphire Theaterに送信される患者データの件数は現在月6,000件程度だが、これが当面は8,000件前後に増える見通しだ。Sun Java CAPSが稼動を開始した今では、手術を受ける患者のデータは患者が手術室に入る度にi.Patient Managerから手術室のシステムに自動転送されるので、手術室のスタッフは患者データに即座にアクセスできる。 手術室管理システムの情報が中央のデータベースで一元管理されるようになったことで、患者データの正確さと一貫性が高まり、サービスの効率も向上した。現在進めている患者管理システムと薬局システムの統合も、同様のメリットを生むと考えられる。 ノースハンプシャー病院をはじめとするイングランド南部の病院では、英国政府の進めている国民医療サービスIT化プログラム(National Programme for IT)に沿って、患者情報の一元化という画期的な取り組みに着手する予定だ。この新しい統合診療記録サービスNHS Care Records Service(CRS)のシステム導入を受注した富士通アライアンスは、統合エンジンとしてSun Java CAPSを採用している。過去にSun SeeBeyond eGate Integrator SREを利用した経験を持つNorth Hampshire Hospitals NHS Trustには、すでにこの新システムと容易に接続できる体制が整っている。 |
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