2006年12月
Sun Fun Times 学舎探訪記
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EDU INSIGHT
ニュージーランドのデジタル遺産の保存

サンとニュージーランド国立図書館は、模索しながらも、次世代デジタル図書館構築の為に協力し合っています。ニュージーランドのデジタル遺産の利用・管理・保存において、主導的存在の国立図書館National Digital Heritage Archive(NDHA)プログラムを支援する技術アーキテクチャの開発に取り組んでいます。2003年の国立図書館法の命令に従い、ニュージーランドはデジタル遺産保存の為の解決策を具体化する、南半球で最初の国になります。

サンのオーストラリア及びニュージーランド担当役員、Jim Hassellは、「文化的な自計画において技術が益々必要とされる状況を反映して、国家公文書の資料を収集・保存・利用し易くする手段として、より良いデジタル情報の利用方法を探っているところです。」と述べています。

ニュージーランド国立図書館には、写真や美術品、新聞紙、音楽、オーディオビジュアルなどの歴史的資料がオンライン保管されています。デジタル保存しなければ、研究や教育にとって重要な資料の多くが、データ形式や媒体の変更、ビットの損失、アプリケーションやオペレーティング環境の以降、アクセス手段の消失などといった危機に晒されます。

国立図書館とサンは、最先端の情報ライフサイクル管理システムを共同開発しています。このシステムは、デジタル保管庫と保存管理を実現した国際モデルになるでしょう。ニュージーランドのデジタル資料の長期保管と保護を保証し、データの信頼性と完全性を提供します。この国立図書館はSun Center of Excellenceに認定されています。

「最大の目標は、ニュージーランドのデジタル遺産を永久に利用できる様にすることです。私たちは迅速さや積極性を欠いたことで、デジタル保存の課題に真正面から取り組むことができませんでしたが、この様な理由でニュージーランドの歴史に空白を作り、私たちの未来を駄目にしたくはないのです。」

ニュージーランド国立図書館
国立図書館館長
Penny Carnaby

ニュージーランド国立図書館の館長Penny Carnaby氏は、「この計画の背後にある戦略的重要性は、図書館の仕事とサービスをあらゆる面から支える技術の変遷にあります。」と述べています。「印刷物と電子情報は、どちらも驚異的な速度で生産されています。しかし、個性的でオリジナリティーのあるアウトプットの大多数は、今や電子情報によるものなのです。この様に、両者のギャップは広がりつつあります。」

ニュージーランド国立図書館のNDHAプログラムは、デジタル資料のケアと取り扱いの為の、エンドツーエンドプロセスを開発する予定です。このプロセスは、以下を目的としつつ、未来の世代の為にニュージーランドの国家文化遺産の保護を保証し、ニュージーランド政府のデジタル戦略を支援するものです。

エンドツーエンドプロセスの5つの目的
  1. ニュージーランド国民の身分証明のデジタル化を考案、国際舞台でのアピールを通じた、ナショナルアイデンティティの強化
  2. 包括的でより創造的な経済の発展促進
  3. デジタル保存の習慣化とその促進
  4. ニュージーランド国民の技術及び情報リテラシ能力の向上と、その支援をする枠組みの提供
  5. より公平な教育機会の創出

国立図書館は、デジタル保存コミュニティ全体に適用できる、デジタル保管庫の管理、運用環境及び基準を構築しようとしています。そのグローバル参照アーキテクチャプログラムを通じ、サンはこの共同事業から生まれるベストプラクティスを利用して、世界中の他の国立図書館を支援する計画です。

ご質問・ご意見はSite-TKY@sun.comにお寄せください。

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