2007年2月

スペシャル・トピックス

スコット・マクニーリ来日講演

Sun&Users 学舎探訪記

〜岐阜高専 建築学科 編〜

EDU INSIGHT

教育IT分野で最重要事項となったセキュリティおよびアイデンティティ管理

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サーバのスライス&ダイス:仮想化とコンテナ化の手引き

KIM'S NOTEBOOK

ゲストエディタ、スコット・マクニーリ:参加の時代の教育に力を
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KIM'S NOTEBOOK
ゲストエディタ、スコット・マクニーリ:参加の時代の教育に力を

皆さん、こんにちは。
今月のKim's Notebookのゲストエディタに選ばれたことを光栄に思います。私たちは「情報世代」を抜け出して、あらゆる人や物がネットワーク上での対話を繰り広げる、いわば「参加の世代」に突入したのですが、教育ITにとってはわくわくする時代だといえるでしょう。敷居が低くなり、機器が格安になり、ハードウェアとブラウザだけで接続できてしまうということは、誰もがクリエータに、エディタに、そしてパブリッシャになれることを意味しています。

ブログからJavaテクノロジ、またSMSメッセージからWebサービスまで、参加者はコミュニティを形成して、変革を促し、新しいビジネスや新しい社会サービス、新しい発見を生み出そうとしています。共有とコラボレーションは、あらゆる人々をネットワークに参加させるばかりでなく、世界や経済の変革を促す改革の刺激剤になるでしょう。

サンの戦略は常に共有にありました。オープンソースを考え出したのはまさにサンです。私たちサンは、垣根を取り払い、コミュニティを構築することで改革革新が促されることを知っています。JavaテクノロジやGoogle、eBayなどの偉大な革新がどのようにして生まれたかをご覧になってください。

「参加の世代」にあっては、教育は開かれていて利用しやすく、コミュニティ主導であるべきです。今日の学生は、明日の研究者、開発者、会社経営者、それから地球市民でもあります。機会を広げ、アクセスの垣根を取り払い、全体の質を高めるために協力し合う企業、非営利団体、教育者、個人が増えるほど、改革のチャンスに恵まれることになります。

技術が私たちの日常生活を変えていることに疑問を抱く人はいません。にもかかわらず、必要な教育リソースを先生や学生や親たちが利用できるようにするという点で、多くの仕事が残されています。2004年にサンは、知識の共有を推進するためのGlobal Education Learning Community(GELC)を立ち上げ、世界中の教育の質の向上に必要なリソースの開発を続けています。GELCは現在非営利団体Curriki.orgとして活動しています。オープンで無料のWebリソースです。先生たちは容易にカリキュラムを追加、編集、変更できます。また、共有とオープンソースを基本としているため、ユーザに必要なのはブラウザにアクセスすることだけです。

Curriki.orgは、開発者、教師、教育機関のための成長するコミュニティで、300を超えるプロジェクトの場で協力しあっています。Curriculum Corporation of Melbourne、オーストラリアのCurriculum Corporation、Monterey Institute for Technology and Educationなどメンバとして所属しています。Curriki.orgは、中学生や高校生向けの数学および科学分野のカリキュラムに重点を置いています。

サンは、技術、カリキュラム、成功例の無償交換を通じて、教育者を支援するためのコミュニティの発展を推進し続けています。個人的にも、研究開発に対するサンの多大な投資から技術や製品が生まれていることを誇りに思います。サンの技術は、データセキュリティや認証管理、コンテンツ管理、障害回復、業務継続性、そして当然のことながら厳しいIT予算など、今日の教育機関が抱えているいくつもの大きな課題を解決しています。

私は、型どおりの知恵には異議を唱えがちな性分だと思われているようです。サンでは、天の邪鬼な思考や創造性、誠実さや革新性が企業価値の核となっています。私は、私たちが抱える大きな問題の解決に専心する専門家たちと働けることを誇りに思います。

人材こそがサンの最大の財産です。彼らはブログやオープンなコミュニティフォーラムを通じて、それから技術や産業の指導者としての役割を通じて、方向性を指南する指導的立場や、革新の担い手として活躍しています。

私は、サンの卓越した指導者の1人、キム・ジョーンズについて話す機会があることを光栄に思います。折しも、彼女はWomen In Technology Hall of Fameにノミネートされました。キムは技術と教育の両方の分野に対する明確なビジョンの持ち主です。Sun Global Education、Government、およびHealth Sciences担当副社長として、教育や研究、慈善活動を通じ、活動範囲を世界規模に広げながら、情報格差の解消に努力しています。

自らの役割としてキムは、大学における最前線の研究の促進は言うまでもなく、教育現場にも科学技術の利用を推進するという、広範囲にわたる戦略的プログラムの実現を指導してきました。キムがCurriki.orgのスポンサーとなったことで、今や学生や親や教師は、オープンなWebコンテンツばかりでなく、カリキュラムリソースも無償で利用でき、将来、新しい扉を開くことになるであろう技術に触れられるようになりました。

キムは、顧客や業界に対するサンの取り組みを指導し、変革を行う現実的なビジョンの持ち主です。政治の場においても指導力を発揮して、米国議会のWeb-based Education Commissionで発言も行っています。NCTETやSun Education Research Councilの会合、その他教育シンポジウムなど、影響力の大きい世界中の会合に招かれ、技術が教育に及ぼす影響について発言しています。

2001年、サンは、Global Education & Research事業におけるキムの傑出した指導力を認め、また誠実さ、勇気、革新性、顧客重視の姿勢、チームワーク、結果志向といったサンの価値観に対する彼女の模範的な姿勢を評価して、彼女に誉れ高いリーダーシップ賞を贈りました。

Women in Technology Hall of Fameのノミネート、おめでとう、キム。そして、垣根を取り払い、アクセス手段を提供することによって、明日の指導者となる若い人々を支えるため、日々奮闘している教育コミュニティの皆さんに感謝します。

スコット・マクニーリ
サン・マイクロシステムズ社会長
共同創立者

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