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KIM'S NOTEBOOK
Education 2.0
Web 2.0で解き放たれる教育革命
これからの教育機関に求められる柔軟な機動力。そこに至る道を紹介します。 サンの最近のWorldwide Education & Research Conferenceで、私は「Education 2.0とは何か」という疑問に対する答えを出そうとしていました。言い替えると、Web 2.0という現象が教育と学習に与えるインパクトとはどのようなものか、ということです。 Web 2.0を可能にするツールと技術が教育に革命をもたらすことは明らかです。世界中のキャンパスを回る中で、私はこのほかの流れにも感銘を受けています。例えば、教育のグローバル化、キャンパスでの「デジタルネイティブ」という新世代の学生の登場です。 私にとって、Web 2.0は名詞ではなく、動詞です。Web 2.0は、それが何であるかということでなく、私たちがWebをどう利用するかです。Web 2.0は、Webでの私たちの対話の仕方のパラダイム・シフトになります。Web 1.0は一対多通信を目的にしていました。私たちは、ほかの人たちに見てもらうためにWebサイトを立ち上げました。実際には対話はありませんでした。それに対し、Web 2.0は「参加型Web」と考えられるでしょう。コラボレーション、共有、コミュニティに重点があります。ユーザは単にWebサイトの受け身の読み手ではありません。Webサイトに貢献する人たちです。 Education 2.0は、ブログやPodcast、ソーシャル・ネットワーク、さらにはゲームなどでWeb 2.0技術が従来のアプローチから強化されたところで起きます。例えばSecond Lifeという仮想世界環境に参加している大学は60校を超え、おそらくは、一部とはいえ、この世界の住人になった世界中の430万の人々の注目を集めています。私も思い切って参加しました。このページのはじめにあるのが私のアバターです。 グローバル化で活気づくEducation 2.0 Education 2.0を活気づけている要因にグローバル化があります。ますます多くの大学がグローバルな存在になっています。OpenCourseWareのマサチューセッツ工科大学(MIT)のように、世界中の学生がそのリソースを利用できるようにしている大学もあります。 また、現実に本国の海を越えて開校している大学もあります。イギリスのノッティンガム大学は上海で分校を開校しました。米国のもっとも古い工科学校の1つ、ロチェスター工科大学はクロアチアに分校があります。オーストラリアのモナッシュ大学はマレーシアに分校があります。シンガポールにはMITとミュンヘン大学が誘致されて、分校を開校しています。実際に、シンガポールという都市国家は2012年までに技術系学位を目指す学生をさらに15万人集めたいと考えています。 いくつかの国はナレッジ・センターを開設しています。ドバイのKnowledge Villageには、ミドルセックス大学、アイルランド王立外科医学院、インドのマハトマ・ガンジー大学、及びサンクトペテルスブルグ国立工科経済大学の分校があります。カタールのEducation Cityには、カーネギー・メロン大学やワイルコーネル医科大学、ジョージタウン大学の外交政策学部、テキサス農工大の出先機関があります。 今日の学生は、国境を越えて教育体験の幅を広げることを切望しています。ニューズウィーク誌によれば、海外留学する学生の数は毎年3.9%の率で増加し、1975年の80万人が2004年には250万人になっています。博士号を取得する外国学生の割合は米国で30%、イギリスで38%です。 大学はこの傾向を奨励しています。ヨーロッパでは、毎年、14万人以上の学生がErasmusプログラムに参加し、2,200の参加校から履修コースを受けています。Bologna Processは、ヨーロッパ全土で教育の学位基準と質保証基準を調整することによって「欧州高等教育圏」を生み出しつつあります。参加国は45カ国です。 デジタルネイティブ 世界各地を旅するこれらのPodacast学生は何者でしょうか。ノースカロライナ大学Marc Prenskyは、彼らを生まれながらの「デジタルネイティブ」と呼びます。技術爆発前に育った私たちは「デジタル移民」です。デジタル移民は慎重でテキスト主体の一点集中型です。デジタル移民が印刷してメールを読むのに対し、デジタルネイティブは画面上でメールを読みます。 デジタルネイティブの場合は全てがスピード、マルチ・タスクです。デジタルネイティブにとって技術は第2の天性です。一度に複数の媒体を楽々と利用します。テレビや音楽を試聴し、友人にインスタント・メッセージを送りながら勉強できます。 「ミレニアム世代」とも呼ばれることもある現在の学生の大半はデジタルネイティブであり、今後10年にわたって労働人口のかなりの部分を占めることになります。その人口比率はベビー・ブーマーをも上回ります。そして今日、大学の学位は条件の良い仕事を得るため必須条件であるため、高等教育システムへの入学需要はますます増大するでしょう。教育収益の増加というニュースもあります。キャンパス施設供給、学級規模、そしてIT基盤の需要が大きくなっている、というもっと興味深いニュースもあります。 キャンパスITにとっての意味 より多くの学生や研究者が物理及び仮想の境界を越えて共有、参加、コラボレーションできるようにするためには、どうすればいいでしょうのか。要はコンテンツ次第です。教育機関は大量のコンテンツを保存、管理、検索、そして保護する新しい方法を発見し、実現しています。 より多くのコンテンツやサービスをネットワークに載せようとするのと同時に、またよりオープンにしようとするのと同時に、ネットワークを攻撃から守り、変化する参加者の役割を管理しなければなりません。部外秘の学生情報が流出してするようなことがあってはならないのです。 こうしたことの全てを合わせると、データセンターは10倍の規模になる可能性があります。環境、予算を重視する時代にあって、これはありえない選択肢です。 幸いなことに、サンこれに対するソリューションがあります。Inside Technologyに掲載されている新しい10 GbE Networking Technologyに関する記事をぜひお読みください。この技術は、コストを削減する一方で、安全なアプリケーションの運用とパフォーマンスの向上をもたらします。 また、YouTubeのProject Blackboxツアーもご覧ください。輸送コンテナに収納した仮想データセンターという新しい形態の画期的なサンのソリューションです。Education 2.0の出現は、キャンパスでの新しい世界の到来を意味します。サンはこの世界を最大限に活用するお手伝いができます。 敬具 Kim Jones(キム・ジョーンズ) ご質問・ご意見はSite-TKY@sun.comにお寄せください。 |
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