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EDA環境向けサンのプラットフォーム・ソリューション
   Sun EDA Compute Ranch

 

Compute Ranchの実用化を推進するサン

マイクロプロセッサの設計を加速するサンの新しいCompute Ranch

カリフォルニア州サンタクララ、2001年11月30日 -- サンの新しいDesign Compute Ranchがマイクロプロセッサの設計期間を短縮し、現実的なニーズを見据えた製品開発をサポートします。

2001年11月30日にカリフォルニア州サニーベールにオープンしたサンの新しいCompute Ranchは、UltraSPARC(R)マイクロプロセッサ開発専用の施設として設計されました。

自社技術を集約した施設

このCompute Ranchでは、100% SPARCベース、Solarisベース、Sunストレージ・ベースのインフラを利用してプロセッサ設計が行われています。デスクトップのSun RayアプライアンスからSun Bladeワークステーションや最新のSun Fireミッドフレーム・マルチプロセッサ・サーバまで、さまざまなシステムが利用されています。

IN THE SPOTLIGHT
プレス・キット:
Compute Ranch Grand Opening Sun EDA(英語)
Sun EDA Compute Ranch (PDF 82KB)

サニーベールのこの新しいCompute Ranchは、世界でも最先端をゆく施設のひとつです。サニーベール、チェルムズフォード、オースチンの3拠点に分散する2500台以上のSunサーバを仮想的につないで、市販のElectronic Design Automation(EDA)アプリケーション125種類以上、自社開発のツール125種類を稼働させています。3拠点併せて 10,000以上のUltraSPARCプロセッサ、25TB以上のRAM、650TB以上のSun StorageTekディスク・アレイを 15,000平方フィートの最先端施設に収容しています。

また、先進のソフトウェア管理ツールにより、1日あたり数万のジョブ・リクエストを管理して同時進行する膨大な設計プロジェクトに対応し、24時間365日、98%以上という、他のコンピュート・ファームでは例のない稼働率で運用されています。

サニーベール市長Fred Fowler氏は、サンが シリコン・バレーにおいてリーダーシップを維持していることを賞賛し、次のように語っています。「サンのこのCompute Ranchは、世界の技術分野における同社の変わらないリーダーシップを示しているだけでなく、ここサニーベールに技術革新、雇用促進、地域振興の新たな機会をもたらす領域を切り開くものです。」

設計開発力の維持

Microprocessor Reportでアナリストが選ぶ2001年の「ベスト・サーバ/ワークステーション・プロセッサ」賞に輝いたUltraSPARC IIIは、SPARC/Solarisコンピュータ・システムの基礎であり、サンが競合企業に対する優位性を維持する上で最も重要な知的財産のひとつと言えます。サンは世界のUNIX(R)市場における出荷台数で55%の市場シェアを有しており、これはIBMおよび合併後のHP/Compaqを上回っています。(「DataQuest WW Server Marketview Statistics, 3QCY01」(2001年11月15日発行)による)米国サンの社長兼COO、Ed Zanderは次のように語ります。「UltraSPARCマイクロプロセッサは、サンの前進を支える戦略の中核をなす製品です。サンは、人材、技術、設備への投資を惜しまず継続し、競合他社を大きくリードするUltraSPARCアーキテクチャの優位性を維持していきます。」

171年相当の処理を1ヶ月で完了

1300名以上のエンジニアを抱えるUltraSPARCプロセッサ設計チーム(世界第2位の規模)は、このCompute Ranchを利用して24時間計算処理を行うことができ、設計段階で必要となる数千兆もの計算をこなします。これは設計サイクルにどのような意味をもたらすのでしょうか。プロセッサ開発の設計、シミュレーション、検証に要する時間は「人年」で表します。シングル・プロセッサ・システムであれば171年かかる処理を、Compute Ranchのシステム性能、負荷バランス機能、98%の可用性を活用すれば、1ヶ月で完了することができます。

サンのミッドレンジ・サーバの処理速度に対応できるCPU数が増えることで、サンは競合企業に比べて極めて迅速かつ効率的なUltraSPARCプロセッサの市場投入が可能になります。

米国サンのバイスプレジデント兼プロセッサ製品部門担当ジェネラル・マネージャのDavid Yenは次のように説明します。「プロセッサの設計においては複雑な処理や作業を適切に管理しないと、逆にそうした複雑さに振り回されてしまいます。サンのCompute Ranchは一種のタイムマシンのように機能してUltraSPARCプロセッサの市場投入を加速しています。日々数千兆もの計算サイクルを巧みに管理して複雑な処理をこなすため、製品の開発期間が短縮されます。これによりUltraSPARCのユーザは競合他社に大きく先行できるだけでなく、その間に優れたスケーラビリティや信頼性、可用性、保守性(RAS)、スループットなど、高品質システムの実現に不可欠な特長を備えたシステム・アーキテクチャを構築できます。これは他のプロセッサ・アーキテクチャでは不可能です。」

すべてはお客様のために

お客様が求めているのは、より少ないコストでより高いサービス・レベルを実現するシステムとテクノロジーであると サンは考えています。UltraSPARCプロセッサから大規模システム・アーキテクチャに至るまで、サンが提供する効率的な技術設計や運用はすべて、そうした考えに基づくものであり、それがサンの競争力を強化しています。サンはエンド・ツー・エンドのシステムを提供していますが、何よりもまず、そのためのプロセッサを自らで開発しているのです。
Compute Ranchの用途はマイクロプロセッサの設計のみにとどまるものではなく、この先進的なコンピューティング形態を活用できる業種は極めて多岐にわたります。米国サンのプロセッサ製品部門コンピュータ・リソース担当ディレクター、Jim Gateleyは次のように述べています。「11年前には「ranch computing」という概念は非常に斬新なものでしたが、今や業界でも受け入れられており、コンピュート・ファームの構築方法を学びたいというお客様が絶えません。プールしたコンピューティング・パワーを活用できる「現実の」業界としては、例えば、機械工学、建築、バイオテクノロジー/ゲノミクス、土木工学、制御装置、航空宇宙、石油・ガス探査、国防、信号・画像解析、映画・ビデオ制作などが挙げられます。」

Compute Ranchが支えるRAS機能

サンが提唱するエンド・ツー・エンドのサービス・アーキテクチャにおいて、設計上の焦点となるのが現実のアプリケーションです。UltraSPARCプロセッサは、クロック速度などプロセッサの特定のコンポーネントに注力するのではなく、エンタープライズ・レベルのRAS機能、大規模なスケーラビリティ、現実的なパフォーマンスなどがバランスよく発揮できる設計となっています。
信頼性、可用性、保守性はサンのDNAです。この第3世代の64ビット・アーキテクチャと、D.H. BrownのレポートでUNIX OSのNo.1と評価されたSolarisオペレーティング環境を有するサンはUNIX市場のリーダーであり、100%バイナリ互換のSunシステムが真の投資保護を提供します。サンおよびこの新しいCompute Ranchは、現実の価値とソリューションを現実の世界にもたらすものとして期待されています。

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