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サンのメッセージング統合ソリューション

 
 

サーバーセキュリティの時代から、アカウントセキュリティの時代へ

メールサーバを自社で構築するケースとアウトソースするケースと、大きく分けて二つの状況下で、中規模以上の企業の大半は自社の状況に極力合わせられるように、前者の自社での構築を行っています。
単純なメールサーバの構築から、メールサーバーそのもののセキュリティ対策が一般的に施されるようになった近年、各企業に求められているのは、安定した稼動と運用の効率化です。運用の効率化において重要な要素は年々変化するアカウントの管理・統合であり、サンが提供するSun Java System Messaging Serverによるソリューションは、メールサーバーから各PCにいたる広い範囲での効率化を実現しています。

まず一般的に見られるメールサーバーの構成例として下図のパターンがあります。一般的に社内のシステムとは切り離された独自の環境下でメールサーバーは稼動しています。

図1
図1

図1の構成2を例にサンのソリューションの実例をご紹介します。まず安定稼動を図るためにSun Clusterによる冗長化を図ります。

図2
図2

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冗長化を図った後は、データの保護を行います。社内のユーザーが受信をする場合、メールサーバに対して"POP"で接続し、受信したデータを全てサーバーから削除しています。この場合、メールのデータ保護は常に各PCに依存してしまうため、万が一PC側で障害が発生した場合にデータは紛失してしまいます。
Sun Java System Messaging ServerではPOP以外にも"IMAP"等のプロトコルをサポートしており、例としてはIMAPによるサーバーを構成し、データの保護を図ります。

図3
図3

IMAPによりデータの保護が行われ、そのデータの定期的なバックアップによりさらに精度を高めることも可能です。さらに図3にあるように、受信だけではなく、送信するデータに関して、常に複製を一定の監査用ユーザー向けに送信して保存することで、送受信双方のデータを管理することができ、長期的には社内のコンプライアンス確立時に大きな役割を果たすことができます。

サーバー側の構成の変更に伴い、次にそのアカウントの管理が課題になります。一般的にはサーバーに対してアカウントの追加・削除等の作業を直接行っていますが、Sun Java System Messaging Serverに対してはSun Java System Directory Serverによるアカウントの管理・制御を行います。
Sun Java System Directory Server構築に伴い、社内のドメイン、各PCのアカウント管理も移行していくことで、徐々にアカウントの統合管理を進めることが可能です。

図4
図4

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社内のPCで統一したメールソフトを利用していない企業はまだ比較的多くある中でも、Microsoft Exchange ServerとOutlookを中心にした社内でのメールシステムを構築している例、あるいはExchange Serverはなくても、Outlook、Outlook Expressを単独利用しているケースは多く見受けられます。

Sun Java System Messaging Serverは、Sun Java System Connector for Microsoft Outlookにより、各ユーザーの環境にほとんど変化を及ぼすことなく、Sun Java System Messaging Serverへの接続環境へ移行することができます。移行した後には、今後のSun Java System Messaging Serverの機能拡張・改善に伴い、各グループウェア機能も徐々に移行・活用していくことが可能となっていきます。

例えば、既にSun Java System Messaging Serverと連携可能なSun Java System Calendar Serverを利用し、個人・部署単位での業務スケジュールの管理、イベントの登録、各業務イベントの期限に応じたリマインダー情報の配信などを行うことができ、Microsoft Exchange Serverでイベント、スケジュール管理していた環境やその他Web系グループウェアにてスケジュール情報の共有をしていた環境からの移行も充分に可能です。

さらにSun Java System Messaging Serverとの連携も可能なSun Java System Instant Messagingを統合して、セキュアなリアルタイムコラボレーション機能(チャット機能や在席状態確認機能)を加え、Sun Java System Calendar Serverで管理している情報の配信やファイルの送受信機能へと用途を広げていくことができます。

既にActive Directoryによる社内ドメイン管理を実現している企業においても、Sun Java System Directory ServerとActive Directoryの連携により、ドメインやアカウント管理の再構築の必要性がなく、現状の環境をほぼ移行する状態で、よりスケーラビリティがあり、かつ運用が統合されたメールサーバー、システム環境が実現できます。

図5
図5

今後の展開として、各企業にコンプライアンスの確立が求められる流れの中で、各PCに依存しないメール環境、グループウェア環境の実現とともに、各PC側に必要な業務環境だけを提供するシステムの構築、ソリューションの提供があります。

既に統合WebクライアントであるSun Java System Communications Expressの活用によって、Outlookなどのメールソフトに頼らずとも、Webブラウザだけで、メールやメッセージング、スケジューラ等の機能を活用する環境は整っており、ここでご紹介した例に加え、Sun Rayを加えたシンクライアント環境の実現により、メールから及ぼされるリスクから各PCを隔離した環境が構築され、メールサーバー、クライアントともに安全性・安定性・運用性が向上されていきます。

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