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2004年5月

オンラインビジネスの成長を支えるプランニング

オンラインでのプレゼンスを高めるには、専門家の助けを借りて、成長を前提とした環境を計画、実装、管理することです。鍵となる検討事項にストレージがあります。

ストレージエリアネットワーク(storage-area network、SAN)がミッションクリティカルな企業にとって将来性のある技術であることがはっきりしてくると、priceline.comは、今度は自社の環境のためのSANの計画と構築の支援をサン・サービスに依頼しました。トランザクション負荷と可用性への要求が高いため、priceline.comは1秒あたりの出入力を最大化するソリューションを求めていました。

多くの小売業者は、オンラインでのプレゼンスを、ビジネスを増やすことのできる潜在的なチャネルととらえています。運用効率を最大化し、オンラインストアと物理的な店舗との間で統合された顧客サービスを提供したいと考えています。そのような小売業者の中には、どこから始めたら良いのか、という疑問を持つ企業もあるかもしれません。潜在的なニーズ、セキュリティー、管理の問題などに対処するために規模を拡大しなければならないのではないかと心配している企業もあるかもしれません。

そのような企業に朗報です。1つは、多くの小売業者がすでに気づいているように、プランニング面でのサポートです。業界の専門家の助けを借りて、オンライン戦略を策定します。ここでは、ある小売業者が、成長を予測し、それに備えてプランニングを行い、成功を収めた例を紹介します。

ストレージエリアネットワークとは、すべてのサーバーとクライアントを共有ストレージデバイスプールに接続したストレージ専用ネットワークです。ストレージプールには、サーバー、外部ストレージデバイス、ハブやスイッチ、およびネットワークやストレージの管理ツールが含まれます。

Priceline.comは毎日一日中膨大な量の取引を処理し、この厳しいパフォーマンス要件を満たす情報システムを必要としていました。「顧客データベースのデータ量が非常に大きなものになること、またトランザクション負荷も相当なものになることがわかっていました」とpriceline.comのCIOであるRon Roseは語っています。「しかし失望させられることはありませんでした。顧客は1,6 00万人以上にないrましたが、ピーク時には、1秒に1,000通のSQLメッセージを処理することもできます。相当なスピードです。」

SANによるキャパシティ増加

ストレージエリアネットワーク(storage-area network、SAN)がミッションクリティカルな企業にとって将来性のある技術であることがはっきりしてくると、priceline.comは、今度は自社の環境のためのSANの計画と構築の支援をサン・サービスに依頼しました(「SANとは」を参照)。トランザクション負荷と可用性への要求が高いため、priceline.comは1秒あたりの出入力を最大化するソリューションを求めていました。

「サン・サービスは、当社が必要としていた冗長性と柔軟性を備えたSANインフラを構築してくれました。その仕事のおかげで得られたメリットを今実感しています。サンのSANを利用することにより、ストレージ間の移動がはるかに容易になりました。そのため、障害からの回復が早く、平均復旧時間(mean time to recovery、MTTR)の最小化も実現しました。1つのデータベースを再構築するのにかかるMTTRが20時間から1時間に短縮されました。」

サンのSANインフラはまた、priceline.comの管理上の複雑さを低減しました。同社は、以前より少ない人数で多くのマシンを管理できるようになり、コストも削減されました。「サンのSANで管理が容易になったことで、作業負荷を5〜10パーセント削減できたと思います。」とRoseは語っています。

段階的プランニング

膨大な量のトランザクションをいかに処理するかという判断は、priceline.comの課題の一部にすぎませんでした。「安全で、絶対にダウンしない、そして4,000万人までの顧客をサポートするための拡張が可能な、トランザクションスループットの高いサイトを構築する必要がありました。」とRoseは述べています。「目標は、可用性100パーセントの達成を目指して数か月間99.999パーセント以上を記録すること、それと同時に現在のニーズをはるかに超える拡張にも対応できることでした。」

Priceline.comはまず、サン・サービスを選択して、自社のスケーラビリティー、可用性、パフォーマンス、およびセキュリティー上の目標を達成できるような戦略の策定を依頼しました。ビジネス立ち上げ後すぐに、使用しているNTアーキテクチャーでは予測される成長に対応するための拡張ができないことが判明したからです。

サン・サービスは、当初の業務では、priceline.comのすべての要件を満たすストレージ、サーバー、サポートサービス、および実装支援を組み合わせて完全なソリューションを提供することにより、同社を支援しました。「当社はまず、スケーラビリティー、そして安定性がありセキュリティー面で優れたオペレーティングシステムを求めてサンを選びました」とRoseは語っています。SANのプランニングと実装、そしてそれに伴うメリットはその後のことです。

すべての小売業者が、priceline.comが処理しているような大量のトランザクションを見込んでいるわけではありません。しかし、慎重な戦略を採用すれば、小規模にビジネスを始めて、ニーズの変化に応じて拡張していくことが可能です。オンラインのプレゼンスを高めるにあたり、小さなプランニングが長期的に活きてきます。そして、プランニングにはSANも検討対象となります。

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