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2004年5月

Virgin Mobile:顧客サービスを強化

Virgin Mobileは、顧客サービスと、ペイメントおよび番号管理アプリケーションをHPベースのシステムからSun Enterprise 10000サーバベースのソリューションへと移行し、ITインフラストラクチャーのアップグレードおよび統合プロジェクトの第1段階を完了しました。

1999年11月の設立以来、Virgin Mobileは150万人以上の顧客を獲得し、史上最速の成長を遂げた携帯電話会社です。同社は、顧客サービスと、ペイメントおよび番号管理アプリケーションをHPベースのシステムからSun Enterprise 10000サーバ(E10K)ベースのソリューションへと移行し、ITインフラストラクチャーをアップグレードおよび統合する大型プロジェクトの第1段階を完了しました。Virgin MobileのITサービス配信部門を率いるSteve Martin氏は「我々の議論の中で、今まで我々が使用してきたものとは全く異なる構成が必要であることが明らかになってきました。E10Kベースのソリューションであれば、多数のアプリケーションを単一の大容量サーバーに統合できることがわかったのです。」複数ドメイン機能により、E10Kは、単一の省スペースサーバー上で、複数のアプリケーションを独立した環境で実行することを可能とする、優れた柔軟性を提供します。E10Kはまた、負荷に応じてドメインを動的に再構成する機能を持ちます。これにより、負荷が高くなると、追加のCPUを「実行を中断せずに」個々のドメインに追加することができます。負荷が下がると取り除くこともできます。E10KはVirgin Mobileの管理サービスデータセンターの1つに配置されています。Virgin Mobileのトローブリッジにある本社のスペースはすぐに手狭になってしまうため、所外のデータセンターへの移動が必要でした。そこで、UNIXサーバーとサービスをブリストルのデータセンターに移転することを決定しました。複数の独立したUNIXサーバーを、1台のE10Kサーバーに統合することにより、Virgin Mobileは必要なデータセンターの床面積を縮小することができた上、運用コストの諸経費も著しく削減できました。

概要

今や世界で最も成功したバーチャル・ネットワーク事業者としての地位を確立したVirgin Mobileは、1999年11月の設立以来、150万人以上の顧客を獲得し、史上最速の成長を遂げた携帯電話会社です。同社は、様々な分野を最初に開拓しました。最初に高額なピーク料金を廃止し、最初に1日毎の割引料金を導入しました。また、世界で最初に統合MP3携帯電話を導入した企業であり、英国初の仮想移動体サービス事業者(MVNO)でもあります。

同社は現在、ITインフラストラクチャーをアップグレードおよび強化する大型プロジェクトの第1段階を完了しました。このプログラムでは、同社の顧客サービスと、ペイメントおよび番号管理アプリケーションを、HPベースのシステムからSun Enterprise 10000ソリューションに移行するという作業を伴いました。プログラムの一環として、Virgin MobileのUNIXベースのシステムも、Cap Gemini Ernst and Young (CGE&Y)が運営する所外のデータセンターへと移転されました。

サンが最良の展開を提供する

Virgin MobileのITサービス配信部門を率いるSteve Martin氏は、次のように述懐しています。「2000年の終わりにかけて、我々のUNIXサーバーの一部、特に顧客サービスアプリケーションを実行していたHPサーバーはその能力の限界に達しているのが明らかでした。当初はHPサーバーのみアップグレードすることを考えていましたが、この機会に他の技術代替案を調査することにしたのです。新しいデータセンターへ移転することは決まっていたので、同時に技術的にも変更することに利点があるかを検討することは、自然な流れでした。」

「我々は既に自社のUNIXと混在してサンのサーバーを利用していました。そこで、サンのテクノロジーの全体像を深く理解し、HPと比較したいと考えたのです。さらに、サーバーのインフラストラクチャーという観点から、Virgin Mobileに最適な選択は何かを知りたいと思っていました。私は、我々が検討していたプロジェクトをすべて理解しており、選択する技術プラットフォームが、これらのプロジェクトすべてをサポートし、究極的にはよりよい顧客サービスへとつながることを確実にしたいと考えていたのです。サンは、最良の展開を提供してくれると感じました。」

「我々の議論の中で、今まで我々が使用してきたものとは全く異なる構成が必要であることが明らかになってきました。Sun E10Kに基づいたソリューションであれば、複数ドメインをサポートするおかげで、多数のアプリケーションを単一の大容量サーバーに統合できることがわかったのです。」

サーバーを統合することにより、コストが削減し、システム管理が容易になりました。また、サンの専門的なサポートサービスチームのおかげで、予算内で時間どおりに実現することができました。

柔軟性の向上とコスト削減

複数ドメイン機能により、E10Kは、単一の省スペースサーバー上で、多数のアプリケーションを独立した環境で実行することを可能とする、優れた柔軟性を提供します。E10Kはまた、負荷に応じてドメインを動的に再構成する機能を持ちます。これにより、負荷が高くなると、追加のCPUを「実行を中断せずに」個々のドメインに追加することができます。負荷が下がると取り除くこともできます。

「負荷によってドメインを再構成できるのは、大変便利です。」とMartin氏は続けます。「たとえば、忙しい時間で顧客サービスドメインにさらにリソースが必要なときには、単に他のドメインからCPUを追加し、不要になればまた元に戻せばよいのです。これはまた、夜間処理のようなタスクの実行にも便利で、E10Kの能力を最大限に利用できます。まさに「we pay the money and make the box sweat!(お金を出して箱に仕事をさせる)」という表現がぴったりです。システム管理コストの削減に加えて、E10Kはキャパシティオンデマンド(Capacity On Demand、COD)を提供します。つまり、サーバーはすでに予備の基板を搭載していて、それに対しては必要になるまでは支払わなくてもよいのです。これは、我々の意思決定過程における大変重要な要素でした。」

E10KはVirgin Mobileの管理サービスデータセンターの1つに配置されています。Virgin Mobileのトローブリッジにある本社のスペースはすぐに手狭になってしまうため、所外のデータセンターへの移動が必要でした。本社には、顧客コンタクトセンターのみでなく、コンピュータインフラストラクチャーの主要部分が存在します。そこで、UNIXサーバーとサービスをブリストルのデータセンターに移転することを決定しました。複数の独立したUNIXサーバーを、1台のE10Kサーバーに統合することにより、Virgin Mobileは必要なデータセンターの床面積を縮小することができ、おかげで運用コストの諸経費も著しく削減できました。

24時間体制の顧客サービスセンターのチームが利用する、Virgin Mobileの顧客サービスアプリケーションに加え、Virgin Mobileのペイメントおよび番号管理システムもE10Kへと移植されました。

E10Kによる将来の成長への期待

「新しいシステムの最大の利点は、我々が前進するための確固たるプラットフォームをもたらしたことです。」とMartin氏は述べます。「我々は次の1年間で様々な計画を準備中で、サンと密接に作業しています。E10Kは、非常に拡張性が高く、柔軟性に優れており、我々に多重環境機能を提供してくれました。つまり、生産環境と非生産環境です。これにより我々は、統制された形で検証とトレーニングを実施することも可能になりました。プラットフォームは強固で信頼性が高く、Solaris 8オペレーティングシステムは非常に強靭です。

「また、我々はサーバーを統合することにより、管理サポートのオーバーヘッドが軽減し、コストも減少し、システム管理は容易になりました。プロジェクト全体としては、期間の要求がかなり厳しくコスト面の問題もありましたが、予算内で時間どおりに終了することができました。サンの専門的サポートサービスチームのおかげです。

サンは、プロジェクトを通して、様々な面において非常に高レベルのサポートを提供してくれました。たとえばクライアント・ソリューションは、サーバー設定および構成管理などの分野で支援してくれました。ストレージ、アプリケーション、およびデータベースの移植、アプリケーション構築、トレーニング、およびメンタリングにおいても助けられました。また、今後も継続するハードウェアとSolarisのサポートすべてに、サン・サポート・サービスが利用できます。」

新しいE10Kシステムが稼働し始め、Martin氏と彼のチームは、すでに次の開発段階に期待を寄せています。「E10Kは、将来サービスを追加する大きな余地を与えてくれました。我々はもちろんこのスケーラビリティーを最大限に活用するつもりです。」とMartin氏は続けます。「我々はすでに最も高成長を遂げた携帯電話会社の1つですが、サンとの関係を今後も強めていこうと思っています。」

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